「銀英伝」再アニメ化へ香川から気勢!本広監督は仕事そっちのけ
2016年2月14日 21:30

[映画.com ニュース] 香川県で開催中の「さぬき映画祭2016」で2月14日、往年の劇場用アニメ「銀河英雄伝説 わが征くは星の大海」がリバイバル上映された。また来年の「銀英伝」再アニメ化へ向け、制作を手がけるプロダクションI.G企画本部長の郡司幹雄氏と、さぬき映画祭のディレクターを務める本広克行監督が気勢を上げた。
上映されたのは、1980年代から現在まで高い人気を誇るスペースオペラにあって、1988年公開の記念すべき劇場版第1弾。会場となったイオンシネマ綾川には熱い「銀英伝」ファンが続々。貴重な35ミリフィルム版で、仕掛け人の郡司氏は「こんなことやれるのはさぬき映画祭だけ!」と大興奮だ。
トークショーでは、郡司氏と本広監督の作品愛が爆発。本広監督は、「踊る大捜査線」のスピンオフ映画「交渉人 真下正義」の音楽演出に「銀英伝」の影響があったと明かした。ネタは尽きず、大忙しの仕事スケジュールそっちのけで「もっとしゃべらせろ!」。
田中芳樹氏の原作小説にはじまり、銀河帝国VS自由惑星同盟、英雄ラインハルトVSヤンなど、語りどころ満載のアニメを再び。プロダクションI.Gは、2017年から「新アニメプロジェクト」を開始予定。郡司氏は「ここで新しい情報は出せないが、こうしている間にもパソコンにはいろんなメールが届いているので安心してほしい」と期待を持たせた。
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