藤原竜也、探検隊の隊長に!「記憶が飛ぶくらい過酷な撮影だった」
2015年5月6日 05:00

[映画.com ニュース] 俳優の藤原竜也が、山本透監督作「探検隊の栄光」に主演していることがわかった。落ち目の俳優・杉崎役で、俳優人生をかけて新境地を開拓すべく、伝説の未確認生物(UMA)の「ヤーガ」を求め秘境の地を探検するテレビ番組の隊長という役どころ。撮影を終え、「UMA好きな自分にドンピシャな役。でも、記憶が飛ぶくらい過酷な撮影でした!」と振り返っている。
今作は、「ちょんまげぷりん」で知られる荒木源氏の同名小説が原作。探検隊の隊長になった杉崎が、番組が面白ければ何でもありのプロデューサー(ユースケ・サンタマリア)、大ざっぱなディレクター(小澤征悦)、職人気質のカメラマン(田中要次)、UMAオタクの音声・照明(川村陽介)、バラエティ番組をバカにするAD(佐野ひなこ)、適当な現地通訳(岡安章介)らバラバラな番組スタッフに振り回されながらも、いつしか隊長の自覚も芽生え真剣に番組作りに臨む姿を描く。
撮影は過酷を極めたようで、“南国のジャングル”さながら全国の秘境スポットで敢行。ガケから転落するシーンや、地中に広がる巨大風穴での長期間ロケなどが続いたそうで、危険なロケに挑む番組スタッフたちの様子は、かつて川口浩や藤岡弘、が出演していた「探検隊」シリーズを彷彿(ほうふつ)させるという。
4月29日にクランクアップした藤原は、「隊長はほぼ全てのシーンに出ていたので、途中、ユースケさんに代わってほしい…などと思っていましたが、そのユースケさん自体がクランクアップの2日前くらいまでは降板してしまいそうなほど、本当に過酷で楽しい現場でした!」と話している。一方のユースケも、「本当に降板しなくて良かった!」と安堵の様子。ディレクター役の小澤は「藤原隊長の燃えたぎる情熱で、過酷な現場の辛さも悩み事も全て吹っ飛びました!!」と座長を称えている。
メガホンをとった山本監督は、「撮影現場に放り出されたキャストの皆さんが、いかに過酷な環境だろうが芝居をしなければ帰れないと、なかばあきらめ? 腹をくくり、ヤケクソになりながらはじけた芝居をしまくってくれました」と満足げ。さらに、「最高のチームワークでした。最高にくだらなくて、最高に楽しい探検隊が誕生しました。一刻も早く完成させて、皆さんにお届けしたい!」とコメントを寄せている。
「探検隊の栄光」は、今秋に全国で公開。
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