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【国内映画ランキング】「シンデレラ」初登場第1位、「寄生獣 完結編」6位に新作3本が続く

2015年4月28日 12:45

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初登場1位を飾った「シンデレラ」
初登場1位を飾った「シンデレラ」
(C)2015 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

[映画.com ニュース] 4月25~26日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。ゴールデンウィーク興行に合わせ続々と新作が公開され、ディズニーの名作アニメを実写化した最新作「シンデレラ」が初登場で1位を獲得した。全国521スクリーンで公開され、オープニング2日間で動員41万9796人、興収5億5610万8800円を記録し、今年公開された洋画のオープニング成績でNo.1となる大ヒットスタートを切った。

公開初日から満席の劇場が続出し、大人から子どもまで幅広い層が詰め掛けた。特に女性客が中心だが、ファミリーの姿も多く見られたほか、デートムービーとしてカップルも目立った。昨年大ヒットを記録した「アナと雪の女王」のその後を描いた短編アニメ「アナと雪の女王 エルサのサプライズ」の同時上映も動員に拍車をかけている模様。「ベイマックス」「イントゥ・ザ・ウッズ」と続くディズニー作品の好調を引き継ぎ、35億円超えが見込まれる期待どおりの出足となった。

その他の新作では、前編が興収約20億円を記録した2部作の後編「寄生獣 完結編」が初登場6位のスタートを切った。全国422スクリーンで公開され、オープニング2日間で動員20万4691人、興収2億7071万2500円の成績。これは前編のオープニング2日間興収対比79.5%であることから、最終興収は16億円あたりが見込まれる。

興収14.5億円を記録した前作「アウトレイジ ビヨンド」から3年ぶりとなる北野武監督の最新作「龍三と七人の子分たち」は、全国246スクリーンで公開され、オープニング2日間で動員14万6590人、興収1億8465万8300円を記録し、7位に初登場した。最終で10億円を超えてくるか連休の興行にかかっている。

8位スタートとなったのは、全国258スクリーンで公開された水谷豊主演の「王妃の館」。オープニング2日間で動員4万0440人、興収5050万8500円の成績。浅田次郎の同名小説を原作に、人気作「相棒」のイメージを一新するおかっぱ頭の個性的なキャラクターに扮した意欲作だったが、最終興収は3~5億円あたりか。

一方、全国31スクリーンで公開された人気アニメの最新作「劇場版 境界の彼方 I'LL BE HERE 未来篇」は9位にランクイン。オープニング2日間で動員3万1587人、興収4659万2100円をあげ、高い稼働率をみせている。

前週1位の大ヒットスタートを切った「ドラゴンボールZ 復活の『F』」は3位に後退し、「名探偵コナン 業火の向日葵」が2位を堅守。「ワイルド・スピード SKY MISSION」と「映画クレヨンしんちゃん オラの引越し物語 サボテン大襲撃」がワンランクずつ順位を下げるも、新作を抑えて上位をキープした。今週末からの連休でランキングがどう変動するか注目される。

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