ダルビッシュ実弟「悪の教典」に出演 FLOWERリーダーら次世代スターずらり
2012年9月17日 07:00

[映画.com ニュース] 米大リーグ、テキサス・レンジャーズで活躍するダルビッシュ有投手の実弟で、俳優のKENTAが、伊藤英明主演作「悪の教典」(三池崇史監督)に生徒役として出演していることがわかった。今作には、KENTAだけでなく次世代スター候補がずらり勢ぞろい。伊藤扮する“ハスミン”に追い詰められていく40人の生徒ひとりひとりから、目が離せない。
今作は、目的のためにはためらうことなく犯罪に手を染める高校教師の姿を描いた、貴志祐介氏のベストセラー小説が原作。主演の伊藤は、主人公の教師で“ハスミン”こと蓮実聖司役で初の悪役に挑み、人望の厚い人気教師という表の顔と、冷酷なサイコパスの顔を持つ男を演じ分ける。
ハスミンに支配される学校の生徒役は、すでに二階堂ふみ、染谷将太、林遣都が発表済みだが、今後話題を呼びそうな顔ぶれが結集した。物語のキーとなる重要な生徒、夏越雄一郎役に抜擢されたのは、「桐島、部活やめるってよ」で注目を集めた浅香航大。ハスミンが、二階堂演じる片桐怜花、染谷扮する早水圭介とともに要注意人物としてピックアップする役どころだ。
KENTAは、暴力的な傾向が強い問題児・蓼沼将大役を担う。バラエティ番組での活躍が目立っていたが、オーディションで三池監督から役者として見出され、撮影中も熱心な指導を受けていた。今後も、武井咲と松坂桃李が共演する「今日、恋をはじめます」への出演が決まっている。また、EXILEの妹分「FLOWER」のリーダー・水野絵梨奈は、ハスミンと深い関係になる安原美彌に息吹を与える。
さらに、中島哲也監督作「告白」で松たか子演じる教師の娘を殺害した少年A、少年B役だった西井幸人、藤原薫が、再びクラスメートとして登場。ほかにも田原俊彦の長女・綾乃美花、元プロ野球選手・工藤公康氏の長男である工藤阿須加、「鈴木先生」の松岡茉優、「書道ガールズ」の小島藤子らが出演している。
「悪の教典」は、11月10日から全国で公開。
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