織田裕二「踊るファイナル」初日に日比谷を全力疾走 亀山氏は興収100億に手ごたえ
2012年9月7日 16:43
[映画.com ニュース] 国民的人気シリーズの完結編「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」が9月7日、全国452スクリーンで封切られた。1997年のドラマ放送開始から15年。日本実写映画興行収入記録を樹立し、“歴史”を動かした屈指の名タイトルが、盛大に幕を下ろした。
レインボーブリッジ封鎖ならぬ、日比谷封鎖。この日、丸の内警察署の協力により、東京・有楽町のTOHOシネマズスカラ座前の公道約100メートルを通行止めにし、約40メートルのレッドカーペットが敷き詰められた。ファイナルにふさわしいフィナーレの舞台に、主演の織田裕二は万感の面持ちを浮かべ、立っていた。青島俊作刑事に息吹を与え、キャスト陣をけん引してきた“座長”の横には、柳葉敏郎、ユースケ・サンタマリア、内田有紀、小泉孝太郎、水野美紀、北村総一朗、斉藤暁、小栗旬、香取慎吾、本広克行監督、脚本の君塚良一の姿があった。
招待客500人を含む約2000人のファンが見守るなか、感謝の気持ちをかみしめるように織田、柳葉、ユースケ……の順にレッドカーペットを全力疾走。笑顔を浮かべながらハイタッチを交わした。織田は「15年間、本当に皆さんのおかげで続けることができました。ありがとうございました」と深々と頭を下げた。
同館で行われた舞台挨拶は、平日の金曜日にもかかわらず熱気ムンムン。劇場後方から入場するキャストに「青島~!」「室井さーん!」と、ファンが続々と声をかけた。早朝からテレビ出演を続けた織田は、リクエストにこたえ舞台上で“青島コート”に袖を通した。「このコートも、そろそろ着る機会がないなと思っていたら、『踊る』を支えてくれた皆さんの前で着られることができた。15年間、本当に本当にありがとうございました」。織田はこの週末、本広監督、君塚とともに札幌、福岡、大阪、名古屋で舞台挨拶に立つという。
今作の生みの親、フジテレビの亀山千広常務は、舞台挨拶を見届け「まだ始まったばかり。僕の仕事は興行が終わるまで続く」と気を引き締める。キャスト、スタッフを集めての慰安旅行を考えているそうで、「10月くらいに計画しています」。20代の女性層が劇場に詰めかけていることに手ごたえをつかんでいる様子で、過去2度達成している興行収入100億円という大台についても「目指したいですね。一度は到達した数字ですから」と笑顔をのぞかせた。
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