瑛太「天才、秀才、尊敬してる」初共演の松ケンを褒めちぎる
2012年2月19日 13:52

[映画.com ニュース] 昨年12月、61歳の若さで急逝した森田芳光監督の遺作となった「僕達急行 A列車で行こう」のプレミア試写会が2月19日、東京・品川プリンスシネマで行われ、主演を務める松山ケンイチと瑛太、貫地谷しほり、ピエール瀧ら出演者が舞台挨拶に登壇。森田監督の思いが詰まった本作の“出発進行”を祝った。
松山と瑛太は本作が初共演で「柔らかい空気感で助けてもらった。また一緒に何かやれたら」(松山)。一方の瑛太も以前から共演を切望していたといい、「もっとにらみ合ったり、エネルギーをぶつけ合う現場になると思ったが、松山くんと一緒にいると優しい気持ちになれて、『そういえば、自分のペースって何だっけ』と気づかせてくれた。天才、秀才、尊敬しています」と褒めちぎった。
“鉄ちゃん”と呼ばれる鉄道オタクの青年2人を主人公に描くオリジナルのコメディ。大手企業に勤めるマイペース男子・小町(松山)と、経営危機を迎えつつある実家の鉄工所勤務の小玉(瑛太)が共通の趣味である鉄道を通じて出会い、周囲に幸せの輪を広げていく姿を描いた。構想期間に10数年を費やし、劇中に登場する電車車種は20路線80型式。生前、森田監督は「これほど多くの電車が登場するのは、日本映画史上初でしょうね」とこだわりを語っていた。
松山は「森田監督の遺作になってしまったが、人は趣味を通して誰かとつながり、人生を豊かにできるという大事なメッセージがこめられている」と力説。瑛太は「亡くなられたことはすごく残念ですが、今は(映画の公開を)すごく喜んでいるはず」と思いを馳せた。また、ヒロイン役の貫地谷は「監督のおかげで、現場はほわっとした雰囲気だった」。鉄道マニアの会社社長を演じた瀧は「演じている僕らも度肝を抜かされる演出ばかりだった」と最後の“森田組”を振り返った。
「僕達急行 A列車で行こう」は3月24日から全国で公開。
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

片思い世界
【“鑑賞確定”の超期待作】広瀬すず×杉咲花×清原果耶主演×「はな恋」製作陣…そして涙腺崩壊へ
提供:リトルモア

ミッキー17
【前代未聞のオール社畜レビュー】史上最凶のブラック仕事を描いた痛快作…社畜が観たらどうなった!?
提供:ワーナー・ブラザース映画

侍タイムスリッパー
【ついに見放題“最速”配信中!!!】観たかった人も、何度も観た人も今すぐ観て!【ネタバレ厳禁】
提供:JCOM株式会社

この村の住人は、人間を喰ってる――
【衝撃の問題作】異常なクオリティで世界が熱狂…“絶対的支持”の理由を徹底解説!
提供:ディズニー

観ないとぜっったい後悔する
【ラスト5分の破壊力】そして“観たことないシーン”のゲリラ豪雨に、感動を超えてもはや放心状態――
提供:東和ピクチャーズ

映画を安く観たい人、絶対にチェックして!
【映画2000円は高すぎる!!?】知らないと損な“1250円も安く観る裏ワザ”、ここに置いときます
提供:KDDI

厳選した名作“だけ”をあなたに。
【探す時間、ゼロ】家のテレビが「あなただけの24時間シアター」に!(提供:BS10 スターチャンネル)