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園子温監督「恋の罪」女性の支持得て“熱帯魚超え”見えた

2011年12月3日 05:18

2011年を振り返った園子温監督「恋の罪」

2011年を振り返った園子温監督
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[映画.com ニュース] 園子温監督の新作「恋の罪」が11月12日の封切り以来、大ヒットを続け、前作「冷たい熱帯魚」が記録した興行収入1億円を超える見込みであることがわかった。配給の日活によれば「女性層が多く足を運んでいる」といい、上映中の東京・ヒューマントラストシネマ渋谷では観客の約4割が女性だという。劇場によって客層のバランスは異なるが「『冷たい熱帯魚』の観客男女比が8:2だったことを考えると、やはり女性の支持を得ていると実感する」と分析する。

12月2日には同館で、園監督が「別冊映画秘宝」の田野辺尚人編集長とトークショーを行い、1990年代前半に主宰した路上パフォーマンス集団「東京ガガガ」にまつわる裏話を披露。今や伝説と化した、渋谷のスクランブル交差点を封鎖してのゲリラパフォーマンスを「当時はネットもないし、実行日を留守電に残してメンバーを集めた」と振り返った。くしくも「恋の罪」は、90年代に東京・渋谷区のラブホテル街で起きた殺人事件からインスパイアされており、当時を知らない若い観客は興味津々だった。

トークショー終了後、取材に応じた園監督は「こういう作品がヒットを記録しているのは、率直にうれしい。もう長い間、日本では大人の女性の心理を探る映画が存在していなかったし、こうした作品を皆、見たいと思っていたのでは」と女性ファン主導の快進撃に手応え十分だ。

冷たい熱帯魚」の興行的成功に始まり、最新作「ヒミズ」がベネチア国際映画祭で最優秀新人俳優賞にあたる「マルチェロ・マストロヤンニ賞」を受賞。そして「恋の罪」の大ヒットとまさに“園イヤー”となった2011年。「確かに自分の名前がアングラ的な位置から、広く知れ渡ることになった年。その分、プラスとマイナスがあるだろうが、新しい作品を作る“出口”は広がったし、より過激にやってみたい」(園監督)。一方で「そろそろ先祖返りしたいという気持ちもある」といい、初期作にあたる「自転車吐息」「部屋」といった静かなトーンの作品に取り組む可能性も示唆した。

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