松本人志監督デビュー作「大日本人」米リメイク決定!
2011年6月6日 05:00

米コロンビア・ピクチャーズが製作
(C)2007 吉本興業
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[映画.com ニュース] 「ダウンタウン」の松本人志の映画監督デビュー作「大日本人」(2007)が、米大手スタジオであるコロンビア・ピクチャーズによってリメイクされることが決定した。松本は、6月3日にNHKの情報番組「あさイチ」のトークコーナー「プレミアムトーク」に出演。「今、ハリウッドからすごい話が来ていて……。すべてを3日後に発表します」とコメントし、マネージャーらが慌てて止めに入るひと幕も見られた。吉本興業によれば、コロンビア側がオリジナリティあふれる作家性を高く評価していることを伝え聞いた松本は、非常に喜んでいるという。
英語版リメイクのプロデューサーを務めるのは、「ワイルド・スピード MEGA MAX」「アイ・アム・レジェンド」など多くのハリウッド大作を多く手がけてきたニール・H・モリッツ。米製作会社オリジナル・フィルムの創設者で、深作欣二監督作「バトル・ロワイアル」のリメイク権も獲得している。また、「タイタンの戦い」の脚本を担当したフィル・ヘイとマット・マンフレイディが、脚本を執筆することになった。
「大日本人」は、日本で観客動員約90万人、興行収入12億円を記録。公開に先駆けてカンヌ映画祭の監督週間で初披露されたほか、トロント国際映画祭、ロッテルダム国際映画祭、釜山国際映画祭など20もの映画祭で上映された。08年4月には、「Big Man Japan」というタイトルでニューヨーク、ロサンゼルス、シカゴ、ボストンなど全米26都市の劇場で順次公開され、約1年7カ月にわたるロングラン上映を成功させた。
公開当時からメジャー数社よりオファーが寄せられ、コロンビアとは今春に合意した。脚本執筆までにはいたっておらず、アメリカでの公開時期は未定。松本が監督をすることはなく、脚本に関する権限をもつアドバイザリー契約を結ぶ予定だという。松本は6月6日、ロカルノ国際映画祭への出品が決定している監督作第3弾「さや侍」の完成披露試写会に登壇予定で、どのようなコメントが飛び出すのか、その一挙手一投足に大きな注目が集まる。
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