ケイト・ハドソン＆ジェームズ・フランコ、伝説のポルノ女優とその夫に？

写真：アフロ

［映画.com ニュース］　ハードコアポルノ「ディープ・スロート」（1972）で知られるポルノ女優リンダ・ラブレースの伝記映画に、ケイト・ハドソンがラブレース役、ジェームズ・フランコが元夫でポルノ製作者のチャック・トレイナー役として出演する可能性が出てきた。

同作は、エリック・ダンビルの評伝「The Complete Linda Lovelace」の映画化で、アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を2度受賞しているロブ・エプスタインとジェフリー・フリードマンの2人がメガホンをとる。ラブレースは、のちに反ポルノを主張するフェミニズム活動家に転身し、「ディープ・スロート」への出演はトレイナーに強要されたものだと元夫を非難した。

フランコは、エプスタインとフリードマンの劇映画デビュー作「Howl」に主演しており、その関係でオファーを受けたようだ。また、ハドソンは出演交渉中の段階で決定ではない。

なお、ラブレースの伝記映画企画はもう1本、進行中の「インフェルノ（Inferno）」（マシュー・ワイルダー監督）がある。「ウォッチメン」のマリン・アッカーマンが主演する同作には当初、リンジー・ローハンがキャスティングされていたが、刑務所やリハビリ施設への入退所を繰り返していたため、事実上解雇された。