ザ・クリエイター 創造者のレビュー・感想・評価
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人とは?創造主となった人はどう振る舞うのか?
劇中のAIの振る舞いは全く人。
彼らとどう向き合うのか
拒絶するのか
受け入れるのか。
彼らとの境界は
人とはAIとは
違いがあるのか、ないのか
劇中のあるテクノロジーで、
人の意識って何?
と感じる瞬間があり、
じゃあなんで争っているのか?
と考えてしまった。
意識の考え方で思い出すのは
攻殻機動隊の草薙素子であり
銃夢のノヴァ教授だった。
やがて実際に来るであろう
シンギュラリティの衝撃に
備える必要があるんだろうな。
映画ターミネーターから39年経って
AIと人類の未来イメージも
ずいぶん変わってきたのかも。
映画ターミネーターがやって来たのは
設定では、2029年か。
もうすぐじゃねえか。
重い雰囲気
何を描きたかったのかいまいち伝わって来なかったですね。
タイトル「創造者」とありますが、破壊と殺戮が繰り返されて、創造も希望も見なかった。
希望はアルフィなのだろうが、作中の希望ではなく今後の希望的な存在なんだろう。
空爆、破壊、制圧、殺戮、現実世界で起こっている有事が重なって思えて戦闘アクションを楽しめる気分にはなれなかった。というより圧倒的な制圧をわざと見せる作りだったように思えます。
アメリカ西欧側の言い分もかなり強引。
AI側によると核爆発はヒューマンエラーだとか?AIにぬれぎぬを着せるやり方、これも現実世界でありそうな話。
現実世界の風刺という意味で評価はできます。
でもやはり終始暗い雰囲気で、SFアクション、バトルアクションを楽しむような作風ではなかったように思います。
そういえばギャレゴジも暗い雰囲気の作品だったような?
壮大なSF寝落ち系映画
ちょっと体調が悪かったせいか冒頭から睡魔との戦いになってしまってストーリーはよくわからなかったのですがテネットの時もそうだったけどジョンデビッドワシントンさんの映画は難解だなと。でも流石ILMがVFX担当してるだけあって映画館の大スクリーンでこそのスペクタクル巨編でした。世界のケンワタナベさんもカッコよかったしチベットっぽい民族文化と景観にSF感満載のメカニカルがマッチして壮大な音楽が印象的な久しぶりの本格的SF映画だったなという感想です。
ひどかった
既視感しかない。入り込めないリアリティーのなさは主に下のが原因。
1 AIが無力すぎる。AIである意味とは···。ほぼ全能力が人間並み。人間がAIを作り出した目的は優れた計算能力や頑丈さでは。
2 双方のセキュリティーが甘すぎる。というかセキュリティーはほぼなし。戦時中では?
3 アメリカ側はもう何年も前からAI側の基地を攻撃でき、戦争終結できたのでは?なぜいま突然全面攻撃なのか
4 潜入捜査中にターゲットを妊娠させて結婚をして、それを作戦本部に報告もせずってどんだけ駄目な軍人か。おまけに双方に背反していることに対する苦悩も全くみられない
いちいち合理的な理由がなくて集中できなかった。イベントがすべて場当たり的。中学生が書いたみたいな脚本。
WANTED → 募集中 笑
ジョシュアとマヤ、そして2人の間にできた遺児の生まれ変わりとしてのAIアルフィーの愛の物語。反アメリカ的な描き方が成されている点はギャレス・エドワーズの日本愛が感じられました。
だが、ちょっと長いかな、上映時間が
日本語がちょいちょいおかしいのはわざと? 笑
人の映画かな
アバター見たとき、新しい映画の時代が来たって思った。この映画はグラフィックやスペクタクルに眼がいくけど、ある意味『ひと』の革新の映画かなって感じた。今現在進行中のAI脅威論と(ターミネーターから続く)お決まりの結果から始まるけど、根底にあるのは半世紀続くアメリカの棍棒政策の批判とその源流にある「ひと」の欺瞞、傲慢さへの憐れみ。その前提の中で生まれながらの『ひと』の愛と、『ひと』とはそうあって欲しいと言う願いを新しい『ひと』であるAIに随所に表現させる事で、「みんな仲良くしようぜ」って映画版ジャイアンな事を説いてくるアメリカ映画。おもしろかったよ。
映像はなかなか
時折出てくるシーンに日本らしき場面で、おかしな日本が再現されている感じ。龍角散ダイレクトの看板はスポンサーなんかな?とか思いながら見流してました。
映像はなかなか面白いものはありますが、まあストーリーとしては普通かな。でも親子の死に別れだけは悲しいものです。
見事なsf映画
細かいところのツッコミどころ有ですが、
全体的には、大満足の作品です。
評価の割に興行面でイマイチなのは、宣伝不足か?
完全オリジナルなので、原作ありの作品に比べ、上映まで、情報がないと客足が伸びないのでは。
それとも、この手の作品は飽きられたのか?
AIの人間化については、機械が飲食するとか、寝るとか、違和感を感じる面もありますが、その辺は、
同時期にNetflix配信中の「PLUTO」でもよく描かれています。(AIが人間に近付くほど、人間と同じ動作を行う様になるようで、映画の中では既にあたり前の世界なのでしょう。)
ビジュアル面では、この手の作品好きな私は文句なしの出来で、映画館で観るべきと思います。
子役がなんと愛らしいことか
やはり、はなから期待しすぎずに臨むのがよかったのか、設定などの事前情報からハードルー下げての鑑賞でした。
不安的中の部分もありましたが、特撮映像には感心させられました。とりわけメカ類のデザインは素晴らしかったですね。(ただし、自爆型ランニングロボは除く)トータルで既視感ありありなのを差し引いても、AI少女と孫とが重なりラストでは涙してしまうということに。
子役と動物には敵わないと申しますが、まんまとそれを証明してしまいました。
AIとどのように共存をしていくのか?
【あらすじ】
AIによる核爆発が起き、西側諸国とアメリカはAI狩りを始める。アメリカ軍は巨額の資金を投資し、NOMAD(ノマド)を創り出した。一方でニューアジアはまだAIと共存している人々が多く、世界の対立が始まっていた。AIの開発に関わるニルマータと呼ばれる創造者を暗殺することを決めジョシュアとマヤが暮らしていた村を襲撃する。幸せに暮らしていた二人であったが、ジョシュアはマヤを裏切った結果マヤを失う。数年後アメリカのミッションに参加するジョシュアがクリエイターと出会い、クリエイターとの行動でマヤの秘密を知る。
【考察】
・人間がAIを創り出し、AIを滅ぼすのも人間
・作中もですが、多くの人はAIについて理解できていない。ただの機械だと思っている。
・AIがこのようなミスをするのか?
・AIが伝えた真実はあなたは信じますか?
・いつかの未来AIは戦争ビジネスに使われるではないか(警鐘を鳴らしている映画)
【よかったところ】
渡辺謙さんの演技が素晴らしかったです。ニューアジアのリーダー的存在のハルンは日本語で指示を出したりしていますが、日本語でも言葉にしっかり重みの表現があり、英語圏でハルンの一部の言葉が字幕であっても、しっかり伝わります。
【いまいちなところ】
AIに恨みを持っているみなさんがなぜAIに恨みを持っているのかの情報が少なく、上手く活かされてない。
【学び】
AIは決してただの機械ではありません。資源や科学技術の進化は世の中をより良くするために創られますが人間の欲望でそれを奪う戦争となってしまいます。AIは人間の友達となるのか、それとも凶器となるのか。世界がより良くなるのか?それとも今よりも悪夢な世界かは一人一人の行動次第です。AIに罪を擦り付ける未来ははっきりと予想できると思います。
俺的には⭐︎3つの映画だな
映像は文句なし
映画館で見るべき迫力と映像美、CG。
ストーリーは??でした。
決して難しい話ではない。
とりあえず、最後のほう眠くなりました。
あと、何があってもAI最高!とはならんよ。わしは。
頑固おやじの感想でした。
映画最高!
AIと人間の成長
アルフィー役のマデリン・ユナ・ボイルズの演技がとてもよかった。
ジョシュアによって研究所から連れ出され、何も話さないときの機械っぽい不思議な雰囲気。逃避行を続けるうちに笑顔を見せるようになり、人間らしさが徐々に現れていく過程。
演技に説得力を感じ、アルフィーを好きになることができた。
なぜマヤは自分の子供の情報を使ってアルフィーを創り出したのだろうか。
戦争を終わらせる役割を、機械ではあるものの自分の子供に担わせることに抵抗はなかったのだろうか。それとも、マヤはどこかで自分の子供が生まれてこれないことを予感してジョシュアのためにアルフィーを創り出したのだろうか。あるいは、AIと人間の共存を望んでいたマヤは、自分の子供とアルフィーを兄弟のように育てていきたかったのかもしれないとも考えられる。
マヤは何を思って、生まれてくるはずの自分の子供の情報をわざわざ兵器に使ったのかが気になった。
軍曹ハウエルの残虐性は非常に不快に映っており、アリソン・ジャネイの演技は素晴らしかった。
どこかアバターの大佐を思い出すキャラクター性だった。主人公と初めは好意的だが、最終的には一番の敵になるという点で。
ただ、ストーリーとしてハウエルの残虐性に理由があればなお良かったように思う。
理由が、子供を核爆発で殺されたという口頭の説明でしか語られなかったので、あまりに躊躇なく冷徹過ぎる姿に共感できなさがあった。
それなりに楽しめた。
SF映画と言うよりもむしろ戦争映画。テーマで見ると複数の友人から指摘のあった📖鉄腕アトム「青騎士の巻」をベースにしているとも言えると言えば言えるが、かなり無理があるかも。ただ手塚漫画や大友克洋、それも📖童夢や📖AKIRAと言ったメジャーなやつではなく、📖FireBall、出来れば読むべきはBIGGOLD掲載時の未完成版等のかなりマイナーな作品、それとエヴァ・・その辺はそうとマニアックに舐めてる感じがしましたね、この監督。
ただじっくり漫画版📖青騎士の巻を読み返すと、あの時代にAIの持つ問題点を人種、国家、宗教問題と見た立てて子供漫画に潜ませる手塚治虫と言う作家の偉大さは益々増すばかりです。この映画に足りない点は宗教性の昇華。諸星大二郎の📖生命の木を読んでいてほしかった・・大きくその壮大さが増加したことでしょう。惜しい・・・。
伝わらなかったです
チケットの有効期限の関係で鑑賞しました。
Xで面白そうな感想を拝見していたので楽しみにしていましたが私にはあいませんでした。
最後のシーンも感動的なのかも知れませんが、私的には「何も解決していないよね?また何年かかけてアレを作って同じ事の繰り返しになるのでは?」と。
AIは戦いは望んでなかった
AIと人間との戦い、AIと人間との心の交流、とややおきまりなストーリー感はありましたが、AIが現実のものになった今だからこそのリアル、西側とアジアに住む人間の差といった設定で面白く観られました。
人間はやっぱりAIには勝てないのかなと思わされました。
また、争いの無意味さも考えさせられました。
お祈りするAI
ギャレエド監督が影響を受けた?いろんな映画のオマージュというかマネっこというかがごちゃ混ぜになってる印象。ノマドが地上をスキャンする様子をはじめさまざまなメカの造形など見応えある映像は、IMAXで観たほうがよかったかと後悔。
傲慢で横暴な米国vs.異質な他者を受け入れ融和するアジアという構図はわかりやすい世界観だけど、展開やディテールには納得感があまりない。同じAIなのにアルフィーが子どもでハルンが渡辺謙の姿形をしているのはなんで? AIがこんだけ活躍してて今さら端末で暗証打ち込むような操作が要る? 終盤マヤのクローン?が綾波風にたくさん置いてあったのはなに?
オレの理解力・共感力不足もあるけど、それっぽいものを詰め込むだけで、AIと人との交流にも感動がない気がした。まあ、監督はとにかくドッカーンちゅどーんが描きたい人なのだと思う。
上映国で替えてるんだろうけど、各章タイトルとエンドロールの勘亭流のフォントは欧米人が好みそうな日本イメージ。来日したハリウッド俳優がうれしそうにハッピ着せられ樽酒の鏡割りをしている感じがあって笑えた。
デジャヴ的名作
感動的なSF大作なのは間違いないのですが、観たことのあるようなシーンや設定が満載で、どう解釈して良いのか分からない面があります。
夏への扉、スターウォーズ、ブレードランナー、アバター、ジオストーム、マトリクス、etc.・・・。
監督がローグワンの人なので、スターウォーズは良いとしても、少しやりすぎの印象も。SFの小ネタが尽きたので、開き直ってオマージュ的に使いまくったのでしょうか?
それはさておき、白人国家は有色人種を滅ぼそうとする悪の権化、というステレオタイプな設定は、インディアン迫害に始まって、黒人を奴隷にし、ベトナム戦争で苦杯を舐めた帝国主義アメリカの自虐史観なのかもしれません。
近年のハリウッド映画は、そういう「リベラル」な政治思想の宣伝媒体と化しているようにも思えて、私は食傷気味です。
本作の、人権思想をロボットまで拡張したメッセージは理解出来ますし、共感しない訳でもないのですが、そういう「西側先進国」的価値観で地球を支配しようとするのも、かえって世界を分断に追い込んでいるように見えて仕方がないのです。
他民族分断国家アメリカの宿痾を、偽善的人権思想を広めて贖罪しようとするのは、プロパガンダぽくて、押し付けがましく感じるのです。
本作は、SFアクション映画としては、133分の長尺を一気に観せてくれる面白さに満ちていて、単なるドンパチではない大作とは言えます。
ただ、真面目な作りだけに、かえって現代のハリウッドの偏向を浮き彫りにしてしまっているように感じられてなりません。
何も考えずに手に汗握って観られたら、かえって高く評価出来たような気がします。
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