劇場公開日 2023年1月13日

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モリコーネ 映画が恋した音楽家のレビュー・感想・評価

全155件中、61~80件目を表示

3.5天才

2023年2月2日
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鑑賞方法:映画館

映画音楽って、「ゴッドファーザー愛のテーマ」の様に旋律をよく覚えている音楽を思い浮かべるけど、その情景に合わせた音楽もまた映画音楽であることを思い知らされた。
上映時間が長く、音楽+インタビューなので、眠くなるのは必至と思われたが、あまり眠くはならなかった。

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hanataro2

4.5トランペッター魂

2023年2月2日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

エンリオ・モリコーネを初めて意識したのは、モニカ・ベルッチのマレーナの少年が踊る場面の曲でした。
アカデミー作曲賞にノミネートは何回もされるも、オスカーは晩年までお預け。何度ももらっているもんだとばかり思っていました。懐の深い天才はその無尽蔵の才能を見込まれ、みんなに吸われるだけ吸われて、後回しにされてしまったのかも。
映画の日でもあり、TOHOシネマズ新宿はぎっちり満員でした。
トランペッターの父親に無理くりやらされた幼少期から始まるモリコーネの音楽史。
病気の父親に代わって務めたステージ。父親が晩年現役を退いたときには、気を遣って、サントラにトランペットのパートは封印。亡くなったあとに再開。なんて優しいんでしょう。
奥さんのマリアさんへの感謝も忘れない。頭が下がります。
RCAの編曲担当から始まった映画音楽。映画音楽は低俗なものと扱われ、長く師匠に蔑まれまれた悔しさが滲む。編曲に革命をもたらした独自の理論。その後、大衆音楽に及ぼしたインパクトは大きかった。
鍵盤を見るだけで楽譜を書きあげていてしまうすごい頭脳。科学者になっていたらノーベル賞もらっていたかも。おいらと同じなのは部屋が散らかっていることだけ。
バンドの花形であるトランペッター魂がマカロニウェスタンではいいほうに影響したに違いない。
記憶に残る名場面の印象的な音作り。ロックギタリストがカッコいいリフを弾きたいと思うのとおんなじじゃないのよなんて思ったら、終盤、モリコーネの音楽がロックミュージックへも連綿と受け継がれる展開に感激。

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カールⅢ世

5.0豊かな創造力

2023年1月31日
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こんなに愉しい話はいつ以来かなぁ。

本当に素敵な時間でした。

この方がいなかったら、映画はここまで発展してかったのでしょう。

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大粒 まろん

5.0映画好きなら見て!

2023年1月30日
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この映画は、ドキュメンタリーですが、ドキュメンタリー映画の中で!「モリコーネ」は最高、見てほしいですが、知らなとか、浅い人には、退屈
ですが、幅広く見てほしいです!

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ブッチ

4.0もっと音楽を。

2023年1月30日
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上映時間3時間になっても良いから音楽をもっと聴かせて欲しかった。

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あらじん

4.0奇跡のアーカイブ

2023年1月29日
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鑑賞方法:映画館

誰かが演じるのではなく、モリコーネさんがひたすら喋り倒すというドキュメンタリー映画でした。これがとても饒舌で、過去の出来事や音楽のことを詳細に記憶していて、「え~と、何だっけ?」みたいなことがない。口ずさむメロディーと重ねられる原曲がテンポまで完全に一致していたのが驚異的でした。ご本人は2020年にお亡くなりになってますが、それまでに5年もかけて密着取材していたそうで、映画史に残すべき貴重なアーカイブだと思いました。モリコーネさんの音楽もとても素晴らしいのですが、その人生そのものがとてもドラマチックで、まるで映画のようでした。終生変わらぬマリアさんとの夫婦愛もすばらしく、挫折や葛藤なども含めて見事な人生劇場という印象でした。70名以上ものインタビューや関わった作品の映像で綴られる157分は、至福の時間でした。たぶん半分くらいの時間にして、「ニュー・シネマ・パラダイス」や「ミッション」、「続・夕陽のガンマン」などある程度有名な映画に絞り込んだ方がわかりやすかった気もしますが、モリコーネさんの多面性をしっかり観てもらいたいというトルナトーレ監督の強い想いを感じました。

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赤ヒゲ

4.5タイトルなし

2023年1月29日
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鑑賞方法:映画館

モリコーネが関わった映画すべてを見ているわけではないので、大丈夫かしらと思いながら見に行った。
結果、とんでもなく心揺さぶられる体験となった。映画や音楽や映画音楽の映画だが、一人の人間の魂の遍歴の映画でもあった。というわけで、視聴後感は、『私は白鳥』に通ずるものでもあった。泣きました。傑作。

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ouosou

5.0マエストロよ!永遠に!

2023年1月29日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

ボンジョルノ!

はい。よく私のやんちゃレビューを覗きに来て頂きました。ありがとうございます。さてと・・・

映画とは関係ない話しをさせて貰います。10年程前の事です。テレビを見ていたんですね。どうやら一匹狼の女医の話しです。するといきなり、テーマソングが信じられない。哀愁を帯びた口笛なんですよ。口笛だよ。

ははーん やってるな、テレビ朝日さん。

内容は白い巨塔とブラックジャック、テイストがマカロニウェスタン。味付けにプロジェクトX,。

でも面白いんですね。スパゲッティウェスタン(日本だとマカロニウェスタン 命名は淀川長治氏)の様式美ってあるでしょ。例えば拳銃を撃ったあと、銃口をフッとしたり。その女医は激烈に難しい手術後に患者の肩に手を当てて、手袋を外し捨てます。それがね・・・

かっこいいのかっこ良くないのって・・・どっちだよ?

いえね、もちろんかっこいいんですよ。昭和的な言い回しだと、しびれるー いかすー

さてこのドラマの主題歌の元ネタなんですが、もちろん荒野の用心棒のさすらいの口笛。もうね作曲を超えた発明だよ。基本的に口笛とギターのみ。そこにムチや鐘の音を入れてね。当時はもちろんサンプリングマシンとかシンセサイザーもない。スタジオに持ち込んだんだね。
いやねスタジオにムチとか・・・

ちなみに口笛はギタリストの人が吹きました。後半にほんの少しずれてます。

荒野の用心棒の話しなんですが、本編中にちょっと触れられてますが、元ネタは黒澤明の用心棒。監督のセルジオ・レオーネは甚く感銘を受けました。それで小学生の時の同級生、エンリオ・モリコーネを呼んで一緒に観たんですね。

この映画めっちゃ面白いんだぜ!

上映後、二人はめっちゃ、マンマ・ミーア‼️

セルジオは映画を観ながらセリフを書き写しています。それで荒野の用心棒を作りました。
さて主役はどうする?

【イタリア】人が【アメリカ】の西部劇を【日本】の時代劇を元に【スペイン】で撮影する。

もう胡散臭さしかねえ!バッタもん感満載!色々当たったが断られ続けました。しゃあない、世界的には無名のアメリカのタレントに依頼。名前は・・・

クリント・イーストウッド

言い忘れましたが1964年の話しですからね。

ところがセルジオは致命的なミスを犯したんです。完全に無許可!

まあ極東の島国だし、映画も大して売れないだろうし、黙っててもわからねえよ。奴らは所詮、平たい顔族だからね。しかし・・・

あにはからんや売れた!そして黒澤明にバレた!アキラは激怒!アキラ100%

裁判沙汰になり負けた!まあエンリオは悪くないが。セルジオのせい!

多分だがメロディとして一番日本人に認知されているのは、さすらいの口笛。だってね「出川哲朗の充電させて貰えませんか?」とか「迷宮グルメ 異郷の駅前食堂」とかね。すぐ使われる。タイトルは分からなくても。シネフィルだと「ニュー シネマ パラダイス」かもしれんが。

ちなみに一匹狼の女医の話しのタイトルは・・・

誰でも知ってるわ‼️

音楽ってね小さな世界。メロディもリズムもアレンジもね。出尽くしてる。

その昔、中村あゆみの「翼の折れたエンジェル」がTOMCATの「ふられ気分でRock'n R oll」に似てるって言われたことがあったんですよ。でもね・・・

TOM CATの曲は佐野元春の「アンジェリーナ」さらに「アンジェリーナ」はブルース・スプリングスティーンの「BONE TO RUN」

パクリって言うかインスパイアとかオマージュ。そんなもんだよ。まあ目くじら立てるのは、どうかと。

私が一番好きなパクリと言うか、オマージュは大瀧詠一の「さらばシベリア鉄道」の元ネタ、ジョン・レイトンの「霧の中のジョニー」時間がある方は検索して下さい。笑えるよ。されど・・・大瀧詠一に対する敬愛の情に一片の曇りなし!

うーん、映画以外の話しが、長いなあ。ごめんなさいね。名前を出した方はみんな好きだからね。

セルジオ・レオーネとエンリオ・モリコーネの関係って密接不可分。出来上がった映画に曲を付けるんじゃないんですよ。逆です。先に音楽。そして映像。なにしろ小学生からの盟友だからね。

なんかねスピルバーグとジョン・ウィリアムズみたいな関係だよね。でもキューブリックに貸してやれよなーエンリオを!盟友を超えてるんじゃないの。いわば・・・

めっちゃアモーレ‼️

この映画を観たあとはもっとイタリアをもっとエンリオ・モリコーネが好きになるね。私はそうだよ。

どこかの頭のおかしい劇場館主様、「用心棒」と「荒野の用心棒」の一括上映とかやってくんないかな。一週間づつでもOK❗️私失敗・・・するかもしれん・・・

あとね手掛けた作品をチラ見せしてくれたのが嬉しいね。3本くらい観た気になれたもん。とにかくね、シネフィルは必須だよ。本作を観て下さい。

御意‼️

・・・と言って欲しい。

そして観たら伝えて欲しい・・・

12月の旅人に・・・じゃなくて別の誰かへ。さて・・・

無名の俳優、クリント・イーストウッドはその後・・・

説明すな!誰でも知ってるわ‼️

この作品の監督、ジュゼッペ・トルナーレも頑張ったね。大御所にインタビューしたり過去作の映像許可を取ったり苦労したね。ジュゼッペよ・・・

めっちゃマンマミーア‼️

お前は何様だよ‼️

テレビネタが多くてごめんなさい。
音楽の話しも多くてごめんなさい。

お付き合い頂き・・・

グラッチェ‼️

PS スピルバーグは今、ジョン・ウィリアムズのドキュメンタリーを企画しているらしい。いい話だ。この映画の影響かな?

スピルバーグも頑張れよ‼️

だからお前は何様だ‼️

そして最後に・・・

マエストロよ!永遠に‼️

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masami

4.0映画音楽の発明

2023年1月27日
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SP_Hitoshi

4.0もう一度、観たい聴きたいたくさんのあの映画。

2023年1月27日
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すごい、手放しのモリコーネ賛歌。
西部劇から、ニューシネマパラダイス。ジョンウイリアムスもハンスジマーもかなわない存在。
あとは、ニーノロータ。

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kubonbich

4.5【映画音楽の足跡そのもの】

2023年1月27日
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楽しい

興奮

幸せ

映画好きには堪らない恍惚の157分、年始早々いきなり今年のBest5入り確定。現在の映画音楽を牽引するジョン・ウィリアムズ、ハンス・ジマーの双璧に、モリコーネ音楽に惚れ込んだベルナルド・ベルトルッチ、オリバー・ストーン、テレンス・マリック、クエンティン・タランティーノ、ウォン・カーウァイ等の巨匠監督、モリコーネ映画音楽初期のマカロニ・ウエスタン作品『荒野の用心棒』『夕陽のガンマン』主演のクリント・イーストウッドに加えて、クインシー・ジョーンズ、ジョーン・バエズ、ブルース・スプリングスティーン…と世界中の錚々たる映画関係者に音楽家のレジェンド達がモリコーネを熱っぽく語る姿に自然と気持ちが昂る。

父親の影響でトランペット奏者として始まった音楽家としての道程と、サンタ・チェチーリア音楽院での師と仰ぐゴッフレド・ペトラッシとの出会いと終生に渡る関係性に、絶対音楽至上主義の時代から今に繋がる"映画音楽“の確固たる地位を築くに至る既成概念に捉われない挑戦的姿勢に感銘。晩年の御年90にして背筋曲がらず眼光鋭い哲学者の如き風体へ凄みを感じるのと裏腹な愛妻家としての一面も垣間見れるエピソードも。

後半立て続けに登場する、『ミッション』『アンタッチャブル』『ニュー・シネマ・パラダイス』『海の上のピアニスト』『ヘイトフル・エイト』のエピソードに鳥肌立ち、とりわけ『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』で胸一杯に。モリコーネ映画音楽の草創期からタッグを組み小学校の同級生でもあるセルジオ・レオーネ監督作品てのがまた感慨深い。

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Chang Koh

4.0彼こそが音楽だ

2023年1月27日
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楽しい

めっちゃ多数の映画関係者、音楽関係者が次々と出てきては巨匠を褒めちぎるモリコーネ、ブラボー!な一作。監督のトルナトーレは、駆け出しの頃のニュー・シネマ・パラダイスでモリコーネが作曲してくれ、同作の大ヒットで一躍メジャー監督の仲間入りを果たせたことに恩義を感じているがゆえの本作、自らも証言者として巨匠を礼賛し、原題は親しみを込めたファーストネームのエンニオで、邦題より距離感が近い。モリコーネ本人が自分が作った曲を口ずさみながらその時々のことをしゃべりまくるため、モリコーネ自伝と言えなくもない。

チケット買うまで気づかなかったがまさかの157分と長尺で、自分の知らない作品が続く箇所では多少集中が途切れるものの、数々の有名スパゲッティ・ウェスタンや80年代後半以降の馴染みある作品をモリコーネ音楽を解説されながら観ると、その楽曲がなければシーンが成り立たないとまで思え、楽しめた。

モリコーネ・アモーレでヘイトフル・エイトの楽曲を頼んだタランティーノとは真逆に、とても巨匠とうまくやれなさそうなオリバー・ストーンと組んだことがあったのはちょっと驚き。ついでに一瞬出てくる元フェイスノーモア、マイク・パットンもどこで繋がってたのかびっくり。最近音楽活動してんの?

いきなり譜面に音符を書きつけて曲を生み出す姿は、作曲能力ゼロの自分から見るとただの天才としか思えないが、ラストシーンで、任されたらまずはどうすべきかを思考すると語っていたことから、音楽に対するさまざまなアイデアを持っていて、それを実践していった人なのだろうと思った。

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ジョンスペ

4.5ただただ、リスペクトです。

2023年1月26日
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モリコーネ本人の仕事ぶりもさることながら、映画音楽そのものの素晴らしさに浸れます。酔いしれます。モリコーネの音楽が鳴る作品をまた見たくなりました。それほどに彼の非凡な才能や知識、情熱、プライドが全ての曲の一音一音に含まれていたんだなぁ〜と、噛み締めることができる一本でした。

本作を観ることで、長く密度が濃かったであろう・・・でもあまり知られていない?・・・人生を少しでも追体験できたことはイチ映画ファンの端くれである僕にはとっても有意義でした。映画への興味と理解が1段深まった気さえします。

かなりダイジェスト感がある作品ではありますし、モリコーネ自身を深ーく掘り下げるというよりも、映画音楽(の立ち位置や価値)のこれまでとこれからをしっかり見せてくれるので、若干肩透かし気味かな?って感じはあるかもしれませんが、それらの映画音楽の歩みこそがモリコーネの人生だったんだなぁって思いますから、これは良きドキュメンタリー作品ではないのかなぁ?って思います。本作を入り口にして過去の作品を見るきっかけになればと思いますし、映画音楽の素晴らしさを知ることができればとも思います。それが偉大なる芸術家でありパイオニアへの感謝ではないか?とさえ思います。

晩年のモリコーネをよくぞ撮っていたなー!って。それだけでも大きな意味があると思います。映画好き、音楽好きの方はぜひ!!!

なかなかレアな映像もあります。同じ映像に違う音楽を充てる比較描写がとんでもなく面白かったし、デ・ニーロの撮影風景なんざぁ痺れちゃいましたぜ!あるんだ!映像が!僕はニンマリですよ、嬉しくて。

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バリカタ

3.0エンタメではなくアカデミック

2023年1月25日
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大変失礼ながら人物、代表作を知らずに本作品をみました
そんな私でも知ってる曲が多く、さらにその曲に関わるコメントも良く、映画音楽に疎い私でも理解できる分かりやすかった

ただ良くも悪くも、ずっとインタビューだけで
構成されているので
映画を見たというよりは近代映画音楽史の講義を受けた気分になりました。

本作品は他のドキュメンタリー映画以上にある程度知っててかつ好きであることが前提な気がします。
2:30の講義は素人には少し長かったです。

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しーく

4.0情熱を追求すること

2023年1月25日
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自分の情熱が永遠に拡大していくようなライフスタイルが送れたら、その人は成功している。モリコーネは音楽を通して、人生を貫く情熱を追求し続けた。
彼には引退はないし、暇潰しも不要だろう。

それは人によって「ラーメン」かもしれないし、「テニス」かもしれないし、「量子力学」かもしれない。
死ぬまで探求の終わらないテーマに出会えた人は幸せだ。

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CR7

4.0人間臭い天才

2023年1月23日
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噂には聞いていましたがこんなに本人が語るドキュメンタリー、初めてでしたw

多分インタビュー時間も、そうとうだったと思うのですが終始目が輝いてたのと表情がすごく正直だった。凄い天才です。

よく知る有名な方々のインタビューもモリコーネのことならいくらでも話したいという感じでしたが、ここはもう少し絞って映画のシーン増やして欲しかったところもあります。の

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persimmon orange

4.5素晴らしい映画讃歌

2023年1月23日
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興奮

知的

幸せ

2年半前に91歳で亡くなった作曲家(映画音楽の巨匠)モリコーネの業績を辿るドキュメントです。彼の映画音楽に対する思い(ネガティブな思いも明かされる)や一つ一つの映画に対しての監督や作品との関わり、そして作曲方法、秘話などたくさんエピソードが語られます。そのすべてが興味深く、また映画監督を始めとする多くの関係者の証言からモリコーネの音楽の素晴らしさ、さらに人柄にも触れることができます。
僕が実際に観た(映画館で自宅で、そして子供の頃、学生の頃、あるいはつい最近観たものも)多くの映画の中で彼の音楽が流れていました。
荒野の用心棒、夕陽のガンマン、死刑台のメロディー(悲劇的かつ感動的なジョーン・バエズの歌、中学生の時にレコードを買いました)、ワンスアポンアタイムインウエスト、ワンスアポンアタイムインアメリカ、1900年、アンタッチャブル、ニューシネマパラダイス、海の上のピアニスト…、懐かしい大好きな映画が次々とスクリーンに現れ、あっという間の3時間でした。
映画も音楽も大好きなのに、実は映画音楽を特に意識することがなかったということに気付かされました。言うまでもなく映画にとって、音楽の力は偉大なり、モリコーネは偉大なりです。
サントラ盤、改めて聴いてみたいと思いました。
※追記/冤罪で処刑されたイタリア移民の実話「死刑台のメロディー」、モリコーネはイタリア人としてこの映画に関わったのだと思います。ジョーン・バエズの歌う「勝利への讃歌」、処刑されたのになぜ勝利と言えるのか。悲しくも感動的な歌です。

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ゆみあり

5.0気がついたら、自分を鼓舞してました

2023年1月23日
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鑑賞方法:映画館

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ
アンタッチャブル
ニュー・シネマ・パラダイス
海の上のピアニスト

私が見たことあるのは、この4本だけでした。
なのに、音楽と共に流れる映像だけで自然と涙が出てくるのです。

エンニオ本人だけでなく、引退した監督たちまでが、タ・タン・タ〜、とかラ・ラ・ラ〜とメロディーを再現し記憶を辿りながら高揚感に包まれたままエンニオについて語る。
複数の才能が刺激し合い、意見の相違を乗り越えて結実した作品が、結果として、時代を超えて多くの人を感動させ続ける。
映画という至高の芸術が、こういう人たちによって生み出されることの凄さ、素晴らしさをあらためて認識させられました。

何の才能もない自分ですが、せっせとマイルを貯めながら映画館で見て、感動して、少しでも多くの人に見てもらいたい、そう思って友人に勧めたり、レビューを書いてみたり…
電子顕微鏡でも見えないくらいささやかですが、映画産業に少しでも貢献できるように継続して頑張っていこう、と大きな感動と引き換えに、小さく拳を固めて自分を奮い立たせるのでした。

セトリ代わりにとなるかなと思い、売店に寄ったのですが、パンフレットは完売で購入できず。

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グレシャムの法則

4.5映画音楽の鬼才のドキュメンタリー映画です

2023年1月22日
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映画音楽を作成する過程での、インスピレーションや閃きなどが、モリコーネさん本人や、モリコーネさんの作品に関わった映画監督、俳優、歌手、エンジニアなどのインタビューから伺い知ることが出来ます。

映画には音楽が欠かせないので、映画好きなら、観た方が良いでしょう。

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The_Winnie

4.5偉大な作曲家の人生

2023年1月22日
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鑑賞方法:映画館

私が小さい頃毎日テレビで映画が放映されていた。映画が切ってもきれない日常になった要因でもあったと思います。そした映画には音楽がある。No music No lifeになったのも映画のおかげかも知れない。クラッシック、ロック様々なジャンルが何でも。そして幼少期には西部劇が流行っていて、エンニオの音楽に最初に触れたのは「荒野の用心棒」かも知れない。
その後彼の音楽でサントラを購入したのは「Once Upon a Time in America」や「Nuovo Cinema Paradiso」。この映画でもこの2作品の逸話は泣きそうになった。

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ランナー