ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバーのレビュー・感想・評価
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少女の成長譚的なストーリーが◎
※登場キャラは載せてます。その辺も知りたくない方は注意願います。
ブラックパンサーの続編決定の一報を聞いた時、チャドウィック・ボーズマン亡き後、どんなストーリーにするのか?誰がブラックパンサーを継ぐのか?ずっと気になっていました。
原作通りでいけばシュリなんだろうけど、まだまだ主役を張る程のカリスマ性は無いのでは?
そもそも日本語吹き替えが百田夏菜子。あのキャピキャピ声が違和感有りすぎて個人的には不安だらけでした。
しかし、いざ鑑賞してみれば・・・
いや、想像を遥かに超えて素晴らしかった!!
感動しました!!
単純なアメコミヒーロー作品とは一味違う、大切なものを失いもがき苦しみながらも、自分の生きる道を見つける少女の成長譚がありました。
今までシュリ演じるレティーシャ・ライトは脇役としか見ていなかったが、女優さんとして充分主役を張れるカッコ良さ存在感があり、立派に成長したなと感じました。
もちろんアメコミ作品として、魅力ある新キャラクター達も次々登場!!
いつか登場させてほしかったマーベルの古参キャラ、ネイモア・ザ・サブマリナーがヴィランとして遂に登場!!
まさかブラックパンサーで登場させるとは予想もしませんでした。フライヤーでネイモアの登場を知ったときは本当にテンション上がりました!!
あの海パン1丁のシンプルなキャラクターを現代風にどうアレンジするのかと思っていましたが、原作のイメージを崩すことなく、カッコ良さと危なさとカリスマ性を兼ねた魅力的なキャラクターになっていました。
そして、アイアンハートの登場も嬉しい限り。今作ではゲスト的な立ち位置止まりではあったものの、今後アイアンマンの後継者になっていけるのか活躍に期待ですね。すでに、シュリとリリはいいコンビって感じでした。
MCUは主要キャラクターがいなくなってから、今後の展開が全く読めなくなってましたが、徐々に役者が揃ってきてる感じがありますね。
次のアントマン&ワスプではカーンの登場も発表されていますし、いよいよ大きくストーリーが動いていきますかね?☺
期待しすぎない方がいいかも
アクションシーン、戦闘シーンは、迫力あって映画館で見た方が楽しめる。
しかし、ストーリー自体は目新しくもなく、息子の件も葬式に出なかった時点でそうゆうことだろうと勘づいてしまいました。
海の民はアバターかと思ったわ。
水中生活って、色々無理がないか?
R.I.P.チャド
ティ・チャラとチャドウィック・ボーズマンに対する哀悼と感謝が詰め込まれたマーベルスタジオからファンへの大切な贈り物。
作品的には前作『ブラックパンサー』を観ていれば分かる内容になっている。
MCU作品お馴染みのゲストキャラの登場や余計なクロスオーバー表現などなく、ブラックパンサーとティ・チャラを真摯に真っ向から描き、それはミッドクレジットシーンにも徹底している。
静と動、生と死、気高さと復讐。それぞれの面を描きながら、ヒーロー映画というより一つの国の歴史を見ている気分になった。
こうしてワカンダは続いていく。永遠に。
ワカンダ・フォーエバー。
急に
最終決戦まではすごく良かった。
オコエが橋の上で戦うシーンかっこいい。
アイアンハートが微分なんちゃらっていいながらドローンをパトカーに落とすのもかっこいい。
MARVELのロゴのとこがチャドウィック・ボーズマンづくしなのも泣いた。
ただ戦争やる気満々だったシュリが急にやめたのはハテナでした。
あとラブアンドピースでオーディンが息子のハーキュリーズを紹介し、
シー・ハルクでハルクが息子のスカーを紹介し、
今回はティ・チャラの息子のティ・チャラを紹介し…
謎のポスクレ息子紹介シリーズやめてほしい。
海パン神・降臨
映画のシュリちゃんとオコエ姉さんにやられ、アイアンハートもお目見えとあっては見に行かない選択肢はない、てことで鑑賞~
予想していたとはいえ辛い展開、王が急逝して精神的なダメージも大きく国も大変なのに国外からの圧力や、テロにも対応しなくてはいけない、政府含め非超人がクズなのはマーベルコミックあるあるだから、らしいっちゃらしいんだけど、分かっててもぐぬぬ~、、
シュリは前作の活発な妹キャラな印象が強烈だっただけに余計残された者の苦悩が際立つ
だからこそリリウィリアムズはシリアスになりすぎるのを防ぐこの映画の救い
アイアンハートのパートはアイアンマンへのオマージュも盛り沢山で嬉しい
場面転換が多いので上映時間の長さも気にならなかった(海中都市パートはちょっと長かったかなあ)
個人的にシュリがハーブを飲んで会ったのがキルモンガーなのがすごく良かった
科学者でリアリストなシュリがある部分ではキルモンガーと類似があるだろうし
キルモンガーも彼なりに故郷を思い戦っていたし、敵対して死を迎えてしまってもまだワカンダ人だという救済にも思える
兄を慕いながらもキルモンガーとも共感できる部分があるシュリのスーツは金と銀の意匠があしらわれている、女性のしなやかなラインが美しいニューパンサー格好いいですねーネイモアの羽をもぐシーンは獰猛な猫科!て感じで恐ろしいながらも見とれます
ちょっとダサくて実写には向かないネイモアの踝ウィングもあのシーンのためだけにそのまま残したのかと思えるほど
女性がメインのストーリーだからか衣装もかなり力を入れていて目にも楽しい、女王の帽子なんかいくつデザインしたんだー
しかし今回かなり世界から孤立してしまったワカンダ、ネイモアも全然反省してないし、シュリにあんまり試練を与えないでくれ~
やっぱり男性が良いと思いました(✯ᴗ✯)
チャドウィック・ボーズマンの死去だから成立していますが女王が闘うのは無理があります。敵も神というには見た目に難がありました。綺麗な画像は良いと思います。
バトルの意義を考えさせられる作品
争わないことが最善の選択と思わせつつ、
アクション映画だからバトル不可避のジレンマ。
争うことの虚しさや不毛さを
敢えて描いているように見えました。
勝敗ではなく未熟なシュリがどう決断するかを
複雑な想いで見守っていました。
続編が出来ただけで素晴らしい
主役がリアルに亡くなったため、続編は無理かと思ってましたが、うまくストーリー化させてました。
最初のマーベルのタイトルがチャドウィック一色になってたのは感動しました。
ただ映画としてはちょっと盛り上がりにかけてましたね。前半の圧倒的な強さを示すタロカンにかなうはずもないって思うんですよ。それ以外にもストーリー展開が変です。
それでも何だかんだ楽しめはしました。
国葬反対
これをもてはやす日本のアメコミファンに嫌気がさしました。長尺すぎで過剰演出、ネガティブな面を評価しないとフェアではないしアメコミ好きなだけで多様性をわかった気になるのは映画好きでもないし作品への侮辱です。
2時間以上他人の葬儀を観せられるめちゃくちゃ退屈な映画、国葬反対っ!!
亡くなった者を想い、その遺志と覚悟を継ぐヒューマンドラマ。
初代ブラックパンサーから、どの様に繋げていくか興味深かったが、綺麗に纏まっていた印象。だが、アクションやストーリーの広がりも含めて物足りなさはどうしても感じてしまった。
MCU フェーズ4のラストを飾る今作だが、【スパイダーマン】と【ドクターストレンジ】のマルチバース、【エターナルズ】と【マイティーソー】の宇宙や神という世界と比較してしまうと、【ブラックパンサー】はあくまでも国同士の戦いになってしまうのでスケールは小さく見える。
個人的には繋ぎの続編という認識。厳しめに言えばよくある展開、人間が精神的にも身体的にも成長するお話。復讐や恨みから、何が生まれるか。目新しさはない分、161分という尺の長さは冗長に感じてしまう。
だがその尺を存分に使い、ティ・チャラの葬儀〜タロカンの誕生を深掘りした事で、理解も深まりつつお互いの思いも入り、ヴィブラニウムを絡めたストーリーに深みが出たのは良かった。
ティ・チャラ亡き後のワカンダとブラックパンサーの方向性を今作でシュリが明確に示してくれたのと、リリの登場でMCUフェーズ5〜6がとても楽しみになった。
チャドウィック・ボーズマンも安心して観てくれていると思う。
ありきたり過ぎる
本当につまらないです
戦闘シーンも見応えありません
ストーリーも単純で大体予想出来ます
同日にすずめの戸締りを観ましたがそちらはクオリティが高かったです
marvelなのに残念です
というか最近はどの作品もいまいちです
チャドウィック・ボーズマンへのレクイエム映画
実際演じていた俳優が亡くなったことと
物語で唐突ブラックパンサーのティ・チャラも亡くなってしまう。
これによってなのかティ・チャラが亡くなって悲しいのか、演じていたチャドウィックが亡くなって
悲しいのか?どちらでもあるんだろうが
気持ち的に演じていたチャドウィック・ボーズマンが亡くなった悲しみのほうが強くなってしまい。
モキュメンタリーを見ているようで不思議な気持ちで映画を観ていた。
物語の世界へ没入したい人やブラックパンサーの活躍を期待して見に来た人にとっては
少しどうなんだろうと思ったものの
チャドウィック・ボーズマンがいかに慕わられ、愛された人物だったのかは節々から伝わってくる
いい映画ではあった。
ワカンダの彩色豊かな衣装や海底王国タロカンの美しさなど映像的にも素晴らしかった
しかしこれはブラックパンサーの物語というよりチャドウィック・ボーズマンの物語だったと
私はそう思った。
あとあの水爆弾強すぎませんか?
それ以外の文明兵器はほぼ無いのにアレだけ他の文明を超す破壊力っていうの
都合が良すぎるのでは?
トップガンに対するマーベルスタジオの答えがここにある
チャドウィック・ボーズマン亡き後のブラック・パンサー。結論から言うと第三次世界大戦の端緒の見える2022年にマーベルが出した「文化としての映画」の主張がみごとに結実した傑作となった。
今年もたくさんの戦争が映画の中に描かれた。しかし実際に飛び交い続けるミサイルの下で、どうフィルムが抗うのか。ワカンダ族の闘いの最後に、主人公の彼女は剣を置く。ディランの風に吹かれてが流れたような気がしたのは僕だけだろうか。
西側のネオリベラリズム膨張に対する自己反省もこの映画の副題でもある。敵役の水の民はロヒンギャやクルド民を始めとする周辺国の象徴なのだ。
やはり、アメリカは捨てたものではない。今年、エンターテイメントの仮面の元に、これほどまでに世界平和を語り切った映画はあっただろうか。かたやトップガンはブッシュ時代のイラク侵攻を今更なぞった。天と地以上の差がある。浅いようで、限りなく深い一本。
期待し過ぎ
予告編から数ヶ月、今年の大本命はこれ!と思い一日千秋の思いだった。
何なら普段は観ない吹き替え版も3Dで観ようかという勢いだった。
だが、その思いは観賞中に急速に萎み、霧散した。
期待し過ぎたかな。
国連での女王の啖呵にはスッキリしたが、なぜアメリカとフランス?
国際社会から途上国と見做されているアフリカからのヒーロー誕生には快哉を叫んだ。
だから、先進国と互角以上に凛として対峙する姿は小気味良い。
だけどそこは少なくとも堕落した常任理事国が全ていなければならない。
特にロシアと中国抜きなのは政治的裏を勘ぐってしまう。
中国資本なの?
結果、本来手を取り合うべき相手との言わば内輪揉め。
全くもって納得いかないし、心からは入り込めない。
それでも、ほぼお約束とは言えブラックパンサーの復活は素直に嬉しい。
今作は言わばプロローグ。
次作からのワカンダの凛とした姿に期待したい。
新たなヒーロー誕生の物語。いかにしてティ・チャラの死を乗り越えるのか。
チャドウィックボーズマンが亡くなり、ブラックパンサーをどうしていくのかは気になっていました。今作ではCGなどでティ・チャラを描くようなことはなく、あくまでティ・チャラは思い出の中だけにあり、偉大な王で守護者であったティ・チャラの死をシュリが受け入れるまでを描きます。
冒頭のティ・チャラのマーベルイントロではボーズマンのイラストが多用され、それだけでも涙がポロリしますが、アフリカらしい明るい葬儀シーンなどが余計に寂しさを演出します。
シュリがあまりに可哀想じゃないかと思うところもありますが、王族に生まれたものとして乗り越えなくてはいけないことなのでしょう。
アクションはありますが満載ではなく、あくまでシュリがティ・チャラの死を受け入れ、新たな指導者になるまでの話です。
ミッドナイトエンジェルやアイアンハートなど新ヒーローもありつつですが、脇役に徹していて邪魔になりません。
ラストシーンでのシュリの涙はロケーションの美しさ以上に美しく、ボーズマンへの花向けになったと思います。
最後のティ・チャラの息子とのシーンですが、王位に関わらないようにと言いつつ自分が王子であることを教えているという点に引っかかってるレビューがあったのですが、あれはキルモンガーのような存在を作り出さないためのティ・チャラの優しさだったと個人的には解釈しました。
以下あらすじ
ティ・チャラが病死し、喪に服すワカンダ。ティ・チャラの母ラモンダが即位しヴィブラニウムを狙う列強諸国から守りながらも、分配をしないために列強からは批判を浴び、世界からの孤立していった。
そんな中、アメリカはヴィブラニウムの探知機を開発し海底にヴィブラニウムを発見するが、正体不明の敵に襲われ多くの命を失う。アメリカを疑う。一方ワカンダには鉄壁の国境警備にも関わらず謎の種族が現れ、ワカンダの存在暴露により自分たちのヴィブラニウムが狙われているとしてワカンダに探知機の開発者を引き渡すように協力するか対立かを迫る。
オコエとシュリは探知機の開発者が黒人の女子学生リリであることを突き止め、ワカンダでの保護を申し出るが同時にFBIがリリの確保に動き、逃走劇に。逃走成功の瞬間に謎の種族の襲撃を受け、リリとシュリが拐われてしまう。
シュリは謎の種族の神であるネイモアが自分たちの海底帝国を守っていく使命があることに共感するが、リリを渡すことはできないと伝える。ネイモアは残念がるが、危害は加えない。
ラモンダはティ・チャラの恋人でスパイのナキア
を頼りシュリの救出を依頼。手段は問わないと伝える。ナキアはシュリの救出に成功するが、シュリの世話をしていた海底種族を殺してしまう。
激怒したネイモアはワカンダを急襲。ラモンダたちは対抗するが力及ばず、ワカンダは大きな被害を受け、ラモンダはリリを救うために死んでしまう。ネイモアは一週間後に地上壊滅のためにワカンダを再度襲うと伝え撤退する。
王となったシュリのはリリの協力を得てハート型のハーブ(ブラックパンサーの力を得る薬草)の再生に成功し、自ら実験台となる。深層意識の中でシュリはラモンダとの再開を期待していたが現れたのはキルモンガーだった。キルモンガーはティ・チャラのように気高く生きるか、自分のように指名をやり遂げるか、とシュリに問いかける。シュリはキルモンガーに戸惑い答えを出せないが、ブラックパンサーの力を得て新たな守護者となる。復讐に燃えるシュリをエムバクは諭すが、シュリは聞き入れない。
ワカンダは空母を引き連れタロカン帝国へ先制攻撃を行うが徐々に劣勢に。シュリはネイモアとタイマンで戦い、辛くも勝利する。とどめを刺そうとした瞬間、ラモンダの声が響きシュリは今成すべきことを再考しネイモアに同盟を投げかけ、対立は終わる。
リリを無事に返したシュリはナキアのいるハイチを訪れる。美しい海岸で喪服を燃やし喪が明ける儀式をし、一定の区切りとしたシュリ。そこにナキアはティ・チャラとの子どもを紹介する。
決めゼリフが英語
ちょくちょく字幕が必要な現地言葉を使うのに、なんで「ワカンダ『フォーエバー』」なのさ。前作からずっと違和感だったよ。
以下つらつらと
チャドウィックが不慮に亡くなったのは悲しいけれど、それに便乗したと云うか、免罪符にしていると云うか…。
作品を叩いちゃいけない雰囲気があって、それだけでマイナス。
不自然なほど黒人と女性しか活躍しない。これがポリコレ配慮ってやつかい。
なのに敵対する海底人は肌が青く交渉の通じない蛮族の様に描かれている。…ポリコレは?
アイアンハートはスタークの後釜を作ろうとするMCUの必死さが伝わってくる。ヴィヴラニウムねえ…アークリアクターで良いよね。
2代目ブラックパンサーは…地味よね。
元々のブラックパンサーも地味だったから仕方ないよね。
キャップにもスパイディにも確実に勝てない。
ホークアイやブラックウィドウでもワンチャン出来そうな塩梅。
多分ミッドナイトエンジェル(笑)の方が強い。
上映時間長すぎ。ほぼ3時間拘束。
エンタメとして優しくない。
総評:エンドロール後の「ブラックパンサーは帰ってくる」
に驚き。マジかよ?なんでさ?いいよ別に。
追記:吹き替えのシュリの声がとんでもなく能天気なので
超必殺技「ワカンダフォーエバー」がヤバイ。
台無し通り越して腹筋崩壊するレベル。
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