シン・仮面ライダーのレビュー・感想・評価
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おやっさんがダンディすぎるので減点
藤岡弘、演じた『仮面ライダー』を現代令和版にリメイク。
変身ポーズで変身するのではなく、サイクロン号の風力によって変身する仕組みは
いわゆる「旧仮面ライダー」への敬意であり、オールドファンも納得だろう。
また、昭和ライダーのような荒唐無稽さや無骨さはそぎ落とし、平成ライダーの歴史を経た、とてもスタイリッシュな演出となっている。
その最たる例はおやっさんがある有名俳優がやっているところにあると私は思う。
豪華俳優陣と主演池松壮亮の繊細でいて肝の据わった演技は『仮面ライダー』という不朽の名作を受け継ぐにふさわしい。
新しい形に生まれ変わった「シン」仮面ライダーに人類の進歩とは何か?苦しみとどう向き合えばいいのかを考えさせる。
うーん。 他のシンシリーズは好きなのですが
シンゴジラ、ウルトラマンは3回劇場に観にいくほどでしたが、これは一回のみでした。
アクションが分かりづらいのと、総集編のようなツギハギ感で没入できませんでした。
ドラゴンボールみたいな戦闘とかやっていたのに、1番派手にやって欲しいラスボスのとこが(1つは本当だと思われなきゃ行けないといったことをドキュメンタリーで語っていた部分)リアルを追求した泥仕合だったので盛り上がりに欠けた。
終わり方は原作準拠で良かったと思う
まぁこれは世代かどうか、仮面ライダーや石ノ森章太郎作品への熱量で評価が分かれそうですね。
予定調和な映画
ゴジラ、ウルトラマンときて、仮面ライダーをやった庵野さんの実写映画で、期待する部分もあったが、もっと脚本を練ってもいいのではというのが、正直な感想だった。
ルリ子が一文字の呪縛をとく設定はいいかもしれないが、正直一緒に戦う要因まで分からず、最後の本郷の意志を一文字が引き継ぐのも、よく分からなかった。
イチローがルリ子の遺書を見たことで、本郷と共鳴するのもよく分からず、なんでお兄ちゃん、懐柔されているの??だった💧
私の見方が悪かった部分もあるかもしれないが、なんとも予定調和な流れに感じて、うーんな感想を持ってしまった…。
ちなみに、始まって直ぐにエヴァの番外編(今の期間だけかな?)が、流れたのには、驚きました。
でも、そっちはエヴァらしい話を見られたので、満足。
良いと思う
この短時間の中で、仮面ライダーを全て表現して、さらに怪人までも数体具現化した。
いろいろ評価が別れているようだが、十分な内容だと思う。
オマージュも見事だと思う。
特に仮面他ライダー本体を
奇抜に変更していないのは、
嬉しいかぎり。
素直に良い作品だと感じる。
う〜ん、旧作世代ですが残念
結論からいうとイマイチでした。ウルトラマンもそうですが、新作の場合、旧作の延長線上なのか、現代版にブラッシュアップするのか、あるいはミックスするのか、視聴者の期待もバラバラで、どれにしたって一定の視聴者からは不満が出るので難しいと思います。そういう意味で今作は古き技法やアクション、カット割などを残しつつ、CGでの現代的なシーンもミックスしているところがどうもチグハグでした。確かに旧作世代には響くシーンも沢山あったのですが、思い切って振り切った方がよかったと思わずにはいられませんでした。NHKのドキュメンタリーは面白かったですが。
滅茶苦茶つまらなかった
キャラクターは急に性格が変わるし、行動にも背景や軸がない。深く内面を描くこともしないから愛着もなく、これ見よがしな演出をされても一切心が動かない。
脚本はぶつ切りで繋がりがなく、ペラッペラな中ボス戦を連続で見せられる。ショッカーが妙な宗教サークルみたいになっていて、組織としての脅威を感じられないから倒してもカタルシスがない。
そして何よりアクションが酷すぎる。できの悪いドラゴンボールを見せられているようだった。
唯一良かったのは自律走行してついてくるサイクロン号がかわいい位。
映画ではなくて、好きなシーンを切り貼りした二次創作みたいな作品。
シリアス版キューティーハニー
シンウルトラマンは樋口監督でしたが、シン仮面ライダーは脚本も監督も庵野監督という事で、本人が本当にやりたい内容を、本当にやりたい方法で、カタチにしたのが本作だと位置付けています。
言い換えれば、本作こそが、庵野さんの特撮映画監督としての実力(?)を表していると理解しています。
その前提で鑑賞しましたが、正直な処、テレビ版のマニアックな再現性(蜘蛛男戦のロケ地が同じ等)にはとことん拘られていた様ですが、ストーリー自体に斬新性はないのと、お話を端折り過ぎて、ストーリー展開自体が、悪い意味でのテレビサイズのレベルになってしまっていたという印象です。
例えば、蝙蝠男にせよ蜂女にせよ、蝶男にせよ、秘密結社の中枢部であるはずの敵のアジトに、何度でもフリーパスの様に出入り出来ているし、蝙蝠男はスタジアムを建てたのか借りたのか不明ですが、あんなに公然と利用出来るのか?とか、真面目に考えると(マンガなのだから、真面目に考えてはいけないのでしょうが。)、ツッコミどころが多過ぎて、常に冷めた目で見てしまい、最後まで波に乗る事が出来ませんでした。
本郷猛が死亡したのは驚きでしたが、石ノ森章太郎の原作を踏襲していたという事を後で知ったので、必ずしもテレビ版をなぞるだけではなく、原作マンガやスピンオフマンガ等の設定も取り込んでいたというのは、良い意味での拘りを感じました。
1番良いなと思ったのは造形で、コートを常用している姿とか、マスクは体と一体化しているのではなく、あくまで顔を隠したり、各種の機能を利用するためのデバイスという位置付けなので、頻繁に脱着したりという設定は、リアルで良かったと思います。
ただ、ロボット刑事もどきやイナズマンもどきが本当に必要だったのかな、というのには疑問を感じます。
最後に、2号が1号の遺志を引き継いで、緑色の新ライダーになるというのも、テレビ版の整合性も意識した設定で、ガチのファンにはたまらないのだろうなと感じました。
総合すると、ストーリー展開や、設定の雑さが目立つので、作品としての評価は、ニ十年前のキューティーハニーの頃から変わらないなという印象でした。
辛さと幸せ
辛さと幸せ、か。
確かに線が一本あるかないかの違いだが、両者の割合は五分、プラマイゼロなのだろうか。
一人一人の個人としては、かなり差があるような気もするが、全世界・全人類の総和としては、そうなのかもしれない。一人の人間が抱える辛さが誰かの幸せに役立っている、そう皆が思えるならいいのだが。
人間は身勝手で我儘で、でも他者への思いやりや優しさも持ち合わせていて。簡単には理解し得ない生物だからこそ、憎らしく、愛おしい。
弱く群れるこの生命体の行き着く先やいずこに。自らも群れの一員として生きながら、少しでもマシな未来を紡ぎ出していきたいものだ。
v3は見れないんやろな
出だしは血がドバッと出たらシンかと残念に思ったけど、物語をリアルに感じるストーリーの織り込みがシンやな。
ウルトラマンのおちゃらけ特撮よりは、真面目に作られたな。
ツッコミたいとこはいっぱいあるけど。
コレ、2を作るつもりやったかな。
売れてないから無いんやろけど。
シナリオ、主人公
わざわざ映画で、シンとまで付けた割にシナリオが悪いのか、展開がありきたりで、つまらなかった。主人公の坊や感、キリッとした感じもまるで無く、どうも仮面ライダーの主人公としては合っていない気がする。今時の主人公?なのかな。
追記、思ったのだが主人公を見ていると、この感じ、仮面ノリダーを思い出した。それへのオマージュもふくまれているのかもね。シリアス感が出ない。
素材はいい
役者、背景美術、風景、小道具、特にマスクやスーツの質感は最高だった。
が、やはり監督の表現したいもの、構成、ストーリー、台詞が8割位映画の内容を決めてしまう。ルリ子ゲーと言われたのも納得ではあった。淡々としたシックな表現にしたかったのかもしれないが、どこか、内容が棒読みの羅列に感じられた。
ファンメイドやショートムービーだったら3.5くらいの印象を抱いた。子供だったら戦闘メインで、「なんかかっこいいかも」と思えたかもしれないが、無駄に血みどろなので、・・・という感じ。
ただ、最後の0号のスーツやマスクは正直かっこよかった。
懐古特撮?
脚本の内容やバトルシーンの頻度、人物同士の掛け合いは楽しめました。
途中から合流する仮面ライダー2号の精神的なタフさは見ていて非常に心強く、また仮面ライダーが複数いることで良いバランスで「仮面ライダー」とは、「ヒーロー」とはというものの多面的な掘り下げが出来たのではないかと思います。
一方で主人公は暗く、引っ込み思案で一見ヒーローらしくはありません。
しかし劇中の過激な暴力、流血描写によって主人公が戦闘で感じた恐ろしさをしっかり伝えてくれたため、ただの甘えた男には成り下がるわけでもなく、いい塩梅に収まっていると思います。
しかし、演出面はひたすらチープでした。
良く言えば原点回帰、悪く言えば「特撮ってこの程度」です。
古典的な特撮的な演出といえば聞こえはいいですが、昔の特撮をなぞらえた古い演出や撮影技法を使ったからって、それがなんだと言うのでしょうか。
たしかに特撮というのはCGなどろくにない時代からあるものです。だから過去の名作も今見ればチープに映ってしまうことでしょう。
それは仕方のないことですし、ファンはそれすらも含めて愛しているとは思います。例え今見たらチープなものでも、その歴史に敬意を持っているからです。
長い歴史のその時々で、制作陣がその時に出来る「最高」を尽くしてきたことを知っているからです。
そもそも「特撮」という概念、ジャンル自体が、「作品をより良く見せる」為の情熱と努力の末に生まれたものだと思っています。
その上で問います。
これは今出来る「最高」を目指した特撮でしょうか?
歴史に残るべき作品でしょうか?
今の時代に相応しい作品でしょうか?
今更質の悪いセルフ(と見られかねない立場で)パロディをすることが愛でしょうか?
今の時代に出来る最高の技術でもう一度作品を輝かせることこそが愛でありリスペクトなのではないでしょうか。
正直酷評されるほどつまらないわけではありませんでした。
見どころももちろんあります。シナリオも今の時勢から来るリアリティを一定盛り込んであり、アクションをメインにした残りの少ない時間で一定の補完はされているように思います。
ただやはり全体的に「シン」ではなく「懐古」の名が相応しい。
そういう作品だと思いました。
マスク付けてボソボソ喋る日本のヒーロー
マスクを付けて喋っているので
会話パートは聞こえなすぎて面白い
『仮面ライダー』って感じのシーンは
ショッカーライダーとの戦闘だけだったのが残念
しかし、怪人のデザインは流石のカッコよさ
何かが足りない
まずは映画館で観なくて良かった。
最後までワクワクしない味気ない人間ドラマを見たような気分。
何かが足りない。
本郷猛の気弱なイメージが良くない。
血飛沫が飛ぶのも良くないと思う。
何よりCGも安っぽい感じがした。
残念だな
この映画に足りないものは
人類に危機が迫ってるという描写がないことだ。
シンゴジラではゴジラの圧倒的な破壊力の前に人間はなす術がないという描写が描かれてる。
この映画はショッカーと仮面ライダーと公安組織?しか出てこない。
それはつまらないね
あれ?サソリ女は?あれで終わり?
いやそれじゃ長澤まさみはただのカメオ出演じゃん!まあ元々は男だったしな…
ゴジラ→ウルトラマン→ライダーと回を追うごとに明らかに失速気味。荒唐無稽な設定に何とか科学的根拠をこじつけるという手法もいい加減飽きてしまった。
出てくるオーグ皆大口を叩くがボスキャラ含めすぐやられてしまうのであまり脅威に感じない。ついでに言うと緑川ルリ子も生意気な口を聞く割にはすぐ失神してしまう。まあでもオリジナルも5分程度でカタがついたわけでキチンと踏襲してると言うことなのかな。
肝心のアクションも素人の殴り合いをブレブレのカメラワークとCGで誤魔化してる感じがして今一つ身が入らず。段取り感を嫌うという庵野秀明流の拘りにより大野剣友会の殺陣を悉く排除したツケが回ってるように見えた。もう「シン」シリーズはこれで打ち止めでよろしいんじゃないですかね。
鉄の仮面に魂を定着させると言うのはもうハガレンのパクリなんかね。
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