劇場公開日 2023年3月17日

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シン・仮面ライダーのレビュー・感想・評価

全885件中、141~160件目を表示

3.5良い意味でも悪い意味でも庵野ワールド

2023年5月20日
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シンシリーズのトリの本作。勿論、ギリ初代ライダーTV版の再放送世代なので、まあ狙いとか雰囲気は腹に入りました。が、あのアクション中の劇中音楽は何とかならないか、と。一気に安っぽくマニア層受けのみに。音楽はちょっと現代風でも良かったのでは?
鑑賞後、なんかウズウズして.....その後NHKのメイキング観て更にウズウズ。テレビ版と少し違う展開や空気感が気になり、石ノ森氏の原作を漫画走り読みして納得。漫画版の空気も入れてんだと、でウズウズ。
我慢出来ずに2回目鑑賞しちゃいましたとさw
そういう中毒性は、流石の庵野さんですね。
ま、半年くらいで落ち着きますがwそれも庵野作、シンシリーズの特徴ですねw

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映画鑑賞1000作

3.0血しぶき。

2023年5月20日
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僕はもう大人なので、映画で悲惨なシーンを観ても、まあ映画だしと割り切って観ることが出来ます。

それにしても、血しぶきがやたら多い。

こんなに必要かな?

内容は、想像通り。

相変わらず、子供向けの題材をよくもまぁここまでこめんどくさくできたもんだと感心さえします。

ライダーキックはかっこいいです。

それ以外のCGは安っぽいです。

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もとちゃん

5.0温故知新

2023年5月20日
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オープニングのタイヤにしびれている余韻もなく、懐かしいバイクチェイスに突入。それだけでもうニヤニヤしてしまった。びっくりするくらいなビジュアルのオーグ達に沸き、びっくりするくらい懐かしスタイルのダブルライダーに沸騰。
シンっぽい血しぶきも、独特なライダーの赤色と緑色も、ありがとうございます、っていう感じでした。ルリルリ、サソリオーグ、ハチオーグはかわいくて目を離せない魅力いっぱい。特にハチオーグが光ってました。
ストーリーはライダースタイルを維持しつつ、しっかり庵野監督の作品になっていて、さすがでした。マニア垂涎の作品になってます。
なんでこんなに面白く撮れるのか、本当にすごい。
シンシリーズは思いがけない俳優さんの見たことない個性を引き出すようで今回もいろいろ魅せていただきました。
「真の安らぎはこの世になく」を読んでの鑑賞は味わい深く、1度目より2度目、3度目と観るたびに違うところで楽しめる。
シン・仮面ライダー2号も観たい。
やっぱりもう一度観ようか。

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ベッラ

3.5本物のアクション

2023年5月19日
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『シン・ゴジラ』を監督し、『シン・ウルトラマン』を総監修した庵野秀明監督が、昭和の子供向けSFヒーロードラマを、またも映画にリメイクした本作ですが、前2作を遥かに優る、濃密で強烈な思い入れと入れ込みが感じられる作品です。

オープニング冒頭から注釈なしで、台詞のないバイオレンスアクションシーンが次々と展開し、短いカットを小刻みに細かくつないで、いきなり早いテンポで小気味よく物語が進みます。ジェットコースターのように、観客が息つく暇なく一気に物語に引き込まれていくのは、アメコミ映画のようです。
が、ひと段落した後は物語の背景や経緯を説明するシーンになり、急にテンポが間怠くなってしまいます。ロジカルにストーリーを進行しようとして理屈っぽくなり、軽快だったテンポが滞り、観客を冷静に戻してしまうのは如何にも惜しい。よく意味は分からないがとにかくワクワクさせていた陶酔感を一気に冷ましてしまい毀損してしまいました。元来奇想天外でイロジカルな設定なのだから、科学的に辻褄を合わせようとする意義は不要で、観客に一切論理的思考にさせないように突っ走るべきでしょう。

また登場人物が少人数に限定され、而も単純に正義か悪かに峻別できるシンプルな人物設定の一方で、各人のキャラクターは凝りに凝った扮装と暴力性を持ち、各々の人物(怪人?)が非常に濃密に描写されて強烈な印象を観客に与えてくれました。
ただ、そもそもが子供向けのSFアクションである原点を忠実に遵守したがために、敢えて広大で深遠な世界性は加味されず、ストーリーが展開する時空間は極めて狭い領域に設定されています。大人感覚としては、映画としてのスケール感がこじんまりとした感は禁じ得ません。この点はやや不満が残ります。

原作のTVドラマの基本線を守って即物的にストーリーが進んでいきますが、ラスト30分辺りから、急に人間的な情感が盛り込まれ世界観が変質し、役者の演技が肌に纏わりつくような湿潤さに覆われてきました。長回しや寄せアップも増える。そして迎えるラストの池松壮亮扮する仮面ライダーと森山未來扮するチョウオーグのアクションシーン長回しは、2時間の本作の中で唯一の手持ちカメラで撮られたために、混沌とした躍動感と緊張感に満ち、久々に見応えのあるアクション映像でした。やはりVFXを使わず人間同士が生の肉体と肉体をぶつけ合うと、スクリーンにも高い熱量の迫力、互いのギラギラとした感情の昂ぶりがモロに伝播してきて、観客の潜在的闘争心を鷲掴みにして掻き立てます。庵野監督の、アクションへの徹底したこだわりと執着が強く感じられるシーンでした。
『シン・ゴジラ』『シン・ウルトラマン』が明るい画調のヒューマンドラマだったのに対し、本作は終始暗い画調で人間性が薄く無機質的に演出されたのも、庵野監督の本作への思いの深さの証左だと思います。
それは、エンドロールでのクレジットで、少なくとも5つ以上に名を連ねていたことからも改めて実感します。

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KeithKH

0.5鑑賞が苦行

2023年5月19日
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「新聞記者」を「テラフォーマーズ」テイストで特撮映画にしてみました。的なつまらない映画でした。
仮面ライダーを観に来たはずなのに途中からパーマンみたいでしたし、刑事だったロボットが悪の組織で活躍してました。
制作側が「俺、ここまでの設定しってんだぜ!」とか「この解釈はこれだぞ!」な感じでドヤ顔して自慰行為してる姿が見えてくるようです。

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zem_movie_review

4.0これ好きだわ。それでいい。

2023年5月17日
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鑑賞方法:映画館

これ、なんか良かったわ。好きな感じだわ。自分の感想としてそれでいいわ。自分は庵野ファンなんだろうな。強くそう感じた。チャンネルが合うんだろうな。ただし、手放しで他人に勧められるかと言えばそうではなく人を選ぶので星一つ減らして星4評価としました。

凡作だっていう人がいるのもわかる。別にストーリーが凝ってるわけでもないし、リアルで不自然の無い展開でもない(ツッコもうと思えばいくらでもツッコめる)。チープ感?を感じる人もいると思う。でも、なんか特撮としてこれでいい気がした。
なんか庵野が「カッコイイ」と思う「放映当時の特撮仮面ライダー」を磨き上げた感じ。行ってしまえば金のかかった同人映画。
庵野と同じように「カッコイイ」と思えればこの映画が楽しめる。この演出自分は好きだわ。

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a7a

5.0好きなものは仕方ない

2023年5月12日
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個人的には、『シン・ゴジラ』よりも、『シン・ウルトラマン』よりも、強い愛着を覚える一本だし、近年の「並な仮面ライダーたち」と比べても、やはり庵野監督の世界観ゆえに、ハイレベルな作品に仕上がっていることも、間違いないと思う。

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Bluesboy

5.0新しい楽しみをくれた

2023年5月12日
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仮面ライダーに興味がなかった人間に、仮面ライダーを好きになるきっかけをくれた素晴らしい作品です。

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にゃんきち

5.0かっっっっっっっっっっっけぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!

2023年5月12日
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泣ける

悲しい

幸せ

バッチバチにキマってる画面のかっこよさ
ただあるいているだけでもたたずんでいるだけでもとにかくかっこいい、かっこいいだけじゃなく悲しさや苦しみを背負ってたたかってるのがにじみ出てて最高〜〜〜〜〜〜!!となりました
5回みたんですけど見れば見るほど物語の情報もまとまってくるしバチバチにかっこいい画がガンガン脳みそに入ってくるので脳汁がめちゃめちゃ出ます
台詞回しもわたしはめちゃめちゃに好きです。
本郷さんが震えながら喋るシーン、全てに優しさと悲しさと決意がにじみでていて、仮面ライダーの悲しい運命を背負いながらたたかっているのがわかる…

庵野さんそしてささえてくださったすべてのスタッフの方々、いつもいろんなこと言われて本当に大変だと思うけどこんな素敵な映画をこの熱量で撮ってくれて感謝しかないです、ありがとうー!

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おじん

3.0カッコイイ!!

2023年5月10日
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鑑賞方法:映画館

とにかくカッコイイ!!
特にサイクロン号。
映像も特撮も昔感あって、個人的には良かったです。
ただ、ストーリーが子供向けに感じましたので、2時間は少々長く感じました。
シンゴジラや、シンウルトラマンみたいにストーリーも面白ければ2時間あっという間ですが、悪をやっつけるという内容であれば、1時間半くらいで十分かな~

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寅

3.0役者の演技すごい良かった!

2023年5月8日
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鑑賞方法:映画館

シンシリーズはゴジラから見て楽しみにして見に行きました
仮面ライダーは子供の頃少し見てたくらいです

役者さんの演技が良かったと思いますね
葛藤して暗い雰囲気で話す池松さんやさわやかな一匹狼の柄本さん マッチしてたなぁ
風景の綺麗さは映画館の大画面で見るから惹きこまれましたね
特に最後のバイクで走るシーンはすごい好きです

ただ・・ゴジラやウルトラマンであった被害を受ける一般市民があんまり出てこなかったので現実に溶け込んだ特撮の世界っていうのが見たかったです。
ショッカーライダーとの戦闘シーンは暗くてよくわかんなかったです

にわかですいません!ただ楽しめました!配信されたらまた見たいです

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ゆうき

3.0呪縛

2023年5月7日
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鑑賞方法:映画館

まぁ、こんなものかなぁ・・・と思いながら鑑賞。「シン」と言いながら、パターンが古いなぁ、なんて思って映画館を後にして、丁度録画しておいた『仮面ライダー』の第一回放送を見たら、なんと最初の展開がほぼ同じで、怪人も一緒。なるほど、元々の作品をベースにしているのかと分かったら、今回の映画のなんとなくダレる感じも分からないでもない気がしてきた。でも「シン」ではないよなぁ。上映中時計見ちゃったし。

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にがつうさぎ

4.0面白かった

2023年5月7日
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鑑賞方法:映画館

そんなに簡単に信じていいのか、と思う所もある。
しかし、ストーリーを捏ねくり回しているものより、遥かに判りやすく好感が持てた。

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D

5.0髪の毛が見える仮面が良かった!!

2023年5月7日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

萌える

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ST

4.0完全にノスタルジー。いろいろ盛り込んでる感じで。完全CGみたいなと...

2023年5月5日
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完全にノスタルジー。いろいろ盛り込んでる感じで。完全CGみたいなところは少し興醒め。盛り上がりがあるようなないような。次はV3が出てくるのかな。

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toshiyuki_kudo

5.0面白いライダー映画

2023年5月5日
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鑑賞方法:映画館

ある評論家が「面白いライダー映画」だが「面白い日本映画」ではなかったと評しました。
私はそれこそ庵野監督への素晴らしい賛辞であると思います。
多くの巨匠が有名になるにつれ業界のドル箱としての役割を負わされ、高尚で高級な「日本映画」を撮らざるを得ないのに対し、庵野監督はいつだって自分の作りたい物しか作りません。

別の評論家が「大衆が出てこない。社会とのつながりが無い」と批判していましたが、本質が見えていない意見だと思いました。

ゴジラ第一作は超越的な国難にさらされた日本国民こそが本当の主役である映画。
ウルトラマンは超科学や巨大生物、人知を超えた存在への憧憬とロマン。
そして仮面ライダーは孤高のヒーローにして異形の化け物が己の存在に苦悩するドラマ。
と、庵野監督は作品毎に異なる本質を理解し、映像化しました。

だからシン・ゴジラは国民映画、シン・ウルトラマンはお茶物TVの延長、シン・仮面ライダーは昭和のチープさを残しつつカルトなヒーロー映画となったのです。
仮面ライダー大衆が出てこないのは当然です。
だって端から見れば化け物同士の殺し合いですから。

私は庵野監督よりやや下の年齢ですが仮面ライダーを初めて見たのは新聞のTV欄の下の広告写真でした。
三つ目の昆虫人間(クモ男)と凶暴な歯を持った化物(それがライダーでした)を見て、この作品にはウルトラマンのようなヒーローはいない、気持ち悪い化け物同士が戦うんだと思ったのを覚えています。
その後番組を見るにつれ、この異形の姿にかっこよさを感じるようになっていきました。

そして漫画版の怪人が組織内の成り上がりや野心を抱いているのを見て人間臭いと思ったものです。(子供心に大人の汚い世界を見させられた気分でした)

庵野監督もおそらくは初期の怪奇番組としてのライダー、2号が登場してからのヒーロー番組、漫画版の暗い大人の世界と重層的な世界を堪能したのでしょう。

孤高のヒーロー、されど打算的な政府と協力せざるを得ない、そういった大人の事情、純粋なヒーローではいられない苦さ。
つまりヒーローでは無く、ヒーローになろうとした男達のストーリー。
本作の本郷と一文字はそれらを表現していたと思います。

トンネル場面のCGがチープと言われますが、別シーンにそうと判らない程の精緻なCGがあることからして本来のクオリティは相当高いものだと思います。
それをあえてチープにしてスピーディな、しかも暗くてよく見えないものにした。これも庵野監督のこだわりだと感じます。(2回目鑑賞では多少目で追えたけど)

この映画が爆発的にヒットしないのはある意味当然でしょうが、伝説として語り継がれていく作品ではあると思います。

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miyomin

4.0言ったでしょ。私は常に用意周到なの。

2023年5月4日
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楽しい

単純

萌える

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唐揚げ

4.0カタルシスを捨てた仮面ライダー

2023年5月3日
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興奮

難しい

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nom

1.5爽快感ゼロ

2023年5月2日
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寝られる

コスチューム、バイク、CG演出は素晴らしく、オリジナルのオマージュも完璧でした!しかし、爽快感ゼロ。。ゴジラ、ウルトラマンの気持ちよさ、爽快感が全くありませんでした。次の「シン」シリーズに期待します!

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つのっち

3.5深すぎる原作愛+エヴァ要素が入ってちぐはぐ

2023年5月2日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

難しい

結婚式で初代仮面ライダーへ扮し披露宴に臨んだという庵野秀明氏。その愛の深さが窺い知れ、この人が描く仮面ライダーが前作の内容からどうなるか予想出来たのと、ライダー作品の知識皆無ゆえ見送り予定だったが、本作の冒頭25分を特別配信で見てしまい、その冴えわたる演出に負け劇場へ足を運んだ---結果、概ね想定通りの話だったがラスボスの目的が呼称が違う“人類補完計画”だったのにビックリ。過去の一件で人に絶望したラスボス、彼は過激組織"ショッカー"に所属する幹部で人類を魂だけの理想郷へ送り出す計画を立て、その組織でバッタの怪人(劇中ではオーグと呼称)に改造された主人公が仮面ライダーを名乗りラスボスの妹であるヒロインと共に計画阻止に奔走する---てのが大まかな話。目的が世界征服は流石に…と感じたか現代風にアップデートした事で【シン・エヴァンゲリオン劇場版】のセルフオマージュになり、そこへシン・ゴジラから続く独自用語と小難しい理屈が飛び交うアニメ調の会話劇、とどめに監督の仮面ライダー愛が炸裂してるであろう原作再現演出などが集約された本作は、これまで以上に尖り倒したストーリーに変貌していた。

もちろん、エヴァから続くハッタリの効いた戦闘演出と描写は健在で、仮面ライダーの怪力がもたらすスプラッタ撲殺表現、一撃必殺も頷ける超高度からのライダーキック、ジェット噴射で空を飛ぶバイク、ハチ怪人の高速移動攻撃に量産ライダーの一糸乱れぬバイク追撃など冴えわたる部分もある、しかし大半は前述の会話劇に何で出したか謎の前作ヒロインの役者が演じるサソリ怪人のギャグパートは恥ずかしくなり、それまでの話の流れ上自然な展開とわかってもラストバトルが泥仕合めいた地味戦闘の末、エヴァかな?と既視感ある精神世界での語らいで締められる、どうにも本作は盛り上がり難い作風だった。

以上、粗削りで盛り上がりずらいとはいったが観た事自体に後悔はない、強いて言うなら派手な戦闘を求めると肩透かしを食らうので注意。

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木神