劇場公開日 2021年5月21日

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茜色に焼かれるのレビュー・感想・評価

全178件中、41~60件目を表示

3.5極辛ホームドラマ

2022年4月18日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

主人公(尾野真千子)は夫(オダギリジョー)を、老人のアクセルとブレーキの踏み間違えで失っている。
その後のコロナで経営していたカフェが倒産、高校生の一人息子を養い、亡夫の愛人の子にも仕送りを続けている。
いろんなことがこの家族に起きるのだが、良いことなんて一つもない。
永瀬正敏がとてもいい味を出している。

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いやよセブン

3.0・開始2分くらいで事故死してしまうオダギリジョーの扱いが酷い。 ・...

2022年4月16日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

・開始2分くらいで事故死してしまうオダギリジョーの扱いが酷い。
・そのオダギリジョーの妻と愛人に下心丸出しで迫るバンド仲間が気持ち悪い。
・尾野真千子の中学の同級生の男、妻と子どもがいたことを黙っていたとはいえ、ぼこぼこにやられてヤクザに売り飛ばされるほど悪いことをしただろうか?
見ず知らずの片山友希にいきなり殴り蹴られて、「誰だよ?」ってなっているのが笑えた。
・息子をいじめ、放火までした悪ガキどもが結局最後までお咎めなしというのはすっきりしない。
・一人劇「神様」はとんだ茶番。
作品に出てきたキーワードが散りばめられているけれども、何のためにあのシーンを入れたのかさっぱり分からない。

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省二

5.0石井裕也イズムにあふれた人生賛歌

2022年4月16日
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ようやく観られた。いつものことながら、タイトルやあらすじだけでは到底判断できない、意外な展開に巻き込まれる。
単純なドラマではない。ベタなメロドラマでもお泣かせ作品でも、もちろんない。
登場人物の肩書きや状況だけを一瞥すれば、それらはとてもシリアスなものなのに、なぜか作品からは一貫してあたたかさが感じられる。
主人公の良子がつぶやく「私にもわからない」という言葉。この言葉の重みを感じた。生きていくということは、つまりそういうことなのだろう。
これが映画であり、人生の縮図。石井裕也イズムにあふれた、異色の人生讃歌だ。

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西にぃ

5.0ご立派

2022年4月16日
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尾野真知子の凄さを改めて感じた映画。監督脚本全て良かった。子役の子が味出しており、見終わった後スカとする映画。

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ken

1.5弱者に寄り添うふりをして、本当に寄り添っているの?

2022年3月13日
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鑑賞方法:DVD/BD
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マツドン

4.0融合なき分断

2022年3月12日
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泣ける

笑える

悲しい

世の不条理を受け入れて淡々と闘うヒロインが、関わる人々に触発されて感情を爆発させる。分断される彼女が分断する側にまわる事が物語に深みを与えている。中庸を行くって難しいなぁ。
尾野真千子さんの根なし草感が、茜色に焼かれるヒロインを体現している。

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アメリカの友人

3.5薄笑いはやめよう。

2022年2月25日
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大粒 まろん

3.5救われない、が。

2022年2月15日
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鑑賞方法:DVD/BD

池袋の例の事故を思い出した。絶対あれモデルだろ。まぁあっちは最後には認めて謝罪したけど。ほんと、いつ死んでもおかしくないくらい追い詰められ、怒るべき相手に怒れず、それはそれは限界だったでしょう。でもその怒りをやっとぶつけられた時、気づいたら共感してくれる人たちがいた。その人達と、何よりも息子がいたから、生きれた。最後に少しだけ救われた。息子の未来に期待。

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いつこ

4.5尾野真千子の熱演光る佳作

2022年2月6日
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鑑賞方法:DVD/BD

コロナ禍の世界になって約2年となるが、「コロナ禍の中で生活する人々を描いた映画」として記憶されるような作品だった。
まさに、コロナ禍の現代、観るべき映画にみえた。

ロケ地(渋谷など)で映る一般人を含めて出演者たちもマスクをしたり、手を消毒したりするシーンなどが、普通に切り取られている。特に、「マスクしている時の目線」を描いたシーンでは映像の下端にマスクらしきものが映っているのは斬新な演出。
石井裕也監督作品だが、やはり尾野真千子の熱演が光る。

高齢男性が運転する車が自転車に乗る男(オダギリジョー)を轢いてしまって、自転車の男は死亡。車を運転していたのは高齢男性で元高級官僚であり逮捕もされない……というのは池袋交通事故を想起させる。

交通事故から[七年後]から、夫を亡くした妻の良子(尾野真千子)と中学生の息子、良子の花屋パート先~風俗店の店長(永瀬正敏)や若い同僚(片山友季)、良子の学生時代の男友達などとのドラマが紡がれていく…。

物語の詳細は割愛するが、渋谷センター街でロケしたかと思えば、荒川の土手(戸田市側)でのロケなどが印象的。

尾野真千子が何回か言う「まぁ、頑張りましょう…」という言葉に背中を押される感じがする見事な映画であった。

<映倫No.122561>

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たいちぃ

4.0コロナ禍の夕焼け空を駆け抜ける  再送信

2022年2月6日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

前のアカウントが分からなくなったので履歴管理のため再レビュー。

1 不慮の事故で夫を亡くし、シングルマザーとなった女性の生き様を現代社会の実相を散りばめながら描いた人間ドラマ。

2 映画の前半は、事故から7年後の主人公と息子の苦しい日常生活を映す。主人公はバイトの掛け持ちで、夜は風俗嬢。見てて気が滅入ってくる。主人公は心が病んでいて、頑張れるわけないのに「まあ、がんばりましょう。」との口癖。無意識のうちに素の自分と演技している自分が入れ替わっている。息子も学校で執拗ないじめにあい、内面が悲鳴を挙げている。いじめた彼らは、悪意ある世間の目や言葉、実力行使を具現化したもの。 映画の中盤では、中学生の息子の役どころが俄然息づく。主人公の同僚とのエピソードでは抑えきれないほどの衝動を見せ、母の軽はずみな色恋沙汰の幕引きでは若さと知恵が躍動する。主人公も内面に溜まった澱を吐き出すように言葉と体が爆発する。

3 主人公の夢はコロナ禍で破綻したカフェ経営の再開と息子の成功を祈ること。ラストシーンにかけて、この親子が夕焼けの川べりを幸せそうに自転車で駆けていく。とても心温まる場面であるが、彼らの生活が好転する要素が見当たらないことが引っかかる。どうかこの場面は、明日の希望につながることの暗示であって、決して主人公の脳内で膨らんだ単なる妄想でないことを祈る。

4 風俗の場面では、底抜けな欲望を誇張した描写はやり過ぎ。また映画の所々で世間の耳目を集めたスキャンダラスな出来事を取り入れていてあざとい。石井の演出はオ−ソドックスな映画づくりからはみ出ている。しかし、近年の邦画は漫画や原作を映画化した口当たりが良いだけのやわなものが増えている中で、ヤンチャでもオリジナル脚本で演出まで行った企みは良しとしたい。

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コショワイ

4.0茜色の「頑張って」

2022年2月2日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

幸せ

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近大

4.0常に生きる理由を問われる

2022年1月29日
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鑑賞方法:VOD

石井監督作の独特の台詞回しの感じが少々苦手ですが、登場人物以外の存在がふっと消える映画的な演出なんか好みでした。あの弁護士の胸糞悪いこと。。見てて貧乏ゆすりが止まりませんでした。
生きる理由なんてわかりますか?からの一筋見えた生きる唯一無二の理由 そのためにまあがんばりましょう

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UNDO08

3.0雑な描き方もあるが

2022年1月27日
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鑑賞方法:VOD

テーマはよかったし尾野真千子もよかった。ただ加害者側が全員不自然で滑稽なのはなんでだろう。「加害者だから何をやってもいいわけではない」と言う鶴見辰吾から始まっているその違和感。なぜかええ感じの頼れる兄貴みたいにいつのまにか立っている永瀬正敏も都合良すぎる。都合の良い男感はあの不自然でしかないかたちで再会するスケコマシ同級生を優に上回ってる!
ベストシーンは息子の床シコリと前田亜紀に迫ろうとするあの気持ち悪いおっさんの身体寄せシーン。いやあヘンリー塚本のポルノはじまんのかとハラハラしましたね。

尾野真千子の最後のわけわからん演技は全く凄みがなく「昔はすごかった」てアレかよ!と思わざるを得ないが、それを息子が顔芸で表現していてよほどあの子の方が出来がいい。

尾野真千子は何やっても生真面目で少し頭が悪い感じの女性にみえるのでカーネションて感じが抜けませんが、笑って黙ってる前半の時はまさに、般若て感じで最初だけ迫力ありましたね。怒ると駄々こねてるようにみえて迫力が剥落してしまう。

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filmpelonpa

3.0生い立ちが不幸で、今も不幸で、最終的には報われず理解者にお金を残し...

2022年1月24日
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鑑賞方法:VOD
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zzzzz

1.5もうええわ

2022年1月16日
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peke

3.0いろんな舞台装置を愚弄する様に使う罪❓‼️

2022年1月10日
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最初、交通事故被害を真面目に取り扱っていると好意的に解釈していた、自分自身が高齢者のプリウスの無謀運転で死にかけたから。
展開を追うごとに、風俗嬢や病人の扱いがデフォルメされていて、過剰に差別されていると意図的に残酷さを演出してることに気づく。
ああ、この監督や製作者が偏見の塊であることに気づく、例えば、税金、公営住宅の下りが、特にムカつく。
ああ、アーチストにはサラリーマンの心情は死ぬまでわかるまい。
ただ、少年と糖尿病の風俗嬢は、素晴らしい演技でした。
余談ですが、少年が自転車を漕ぐ時、車に轢かれるんじゃないかと、心配して、ヒヤヒヤしました。

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アサシン5

5.02021年日本映画ベストワン作品

2022年1月8日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

幸せ

2021年に公開された日本映画の中でベストワンの作品。5万円払っても惜しく無い大傑作。高齢者ドライバー事故、上級国民問題、コロナ禍の女性の貧困、介護、シングルマザー、いじめ。様々な今の日本を照らす奇跡の作品。尾野真知子には今後5年分のアカデミー賞主演女優賞を全て差し上げたい。4回、劇場で観ました。素晴らしい、素晴らしい、素晴らしい。石井裕也監督はじめ、スタッフの全員にスタンディングオベーションを送りたい。

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po.bacardi

3.0不器用すぎる

2021年11月29日
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めちゃくちゃ不器用な親子の話
開幕早々、旦那(オダジョ)が逝ったので彼の性格がよく分からなかったのですが
多分この性格の良い息子さんが親父の遺伝子全部継いでる気がします

心配です

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BONNA

3.5生きる

2021年11月21日
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泣ける

悲しい

生きていれば
多かれ少なかれ
理不尽なことには出くわす。
納得いかないことが
度重なることもある。
良子さん達のように
その連続の人生になる可能性は誰しもある。

それでも生きていこうとする良子さんの原動力は
息子や夫への強い愛と
自分の夢に対する
小さな灯りのような希望を持ち続けたから。
自分にとっての神様を見つけようと
それを、守ろうとして人は生きていく。

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アツコ

2.0茜色で生焼け

2021年10月31日
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またぞう