劇場公開日 2021年5月14日

  • 予告編を見る

ファーザーのレビュー・感想・評価

全328件中、61~80件目を表示

3.0途中幻なのか、現実なのか、朝なのか、夜なのか、よくわからなくなって...

2022年6月24日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

途中幻なのか、現実なのか、朝なのか、夜なのか、よくわからなくなってくる。
きっと認知症は自分でも困惑するほど、わからなくなるんじゃないかと思うと、観ていて老いる将来が怖くなってきた。
アンソニー・ホプキンズの演技がすごくて、なおさらリアルに感じられました。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
よっしー

4.0ファーザー

2022年6月22日
Androidアプリから投稿

一生かけて集めた欠片がポロポロと落ちてゆく

誰か側にいてほしい

コメントする (0件)
共感した! 4件)
iamm

5.0自己の崩壊を明晰に演じるアンソニー・ホプキンス

2022年6月22日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 2件)
共感した! 30件)
琥珀糖

4.0認知症の世界を見る

2022年6月18日
iPhoneアプリから投稿

認知症当事者とその周囲の人々、どちらの感覚も疑似体験できる凄い映画でした。

セットや衣装、役者陣を突然ガラリと変えることで、場所・時間・他人、そして自分の変化に追いつけなくなる認知症患者の不安を感じることができる(感じざるを得ない)内容です。

認知症の祖母を持つ自分としては、主人公の娘やヘルパーの女性に感情移入してしまい辛いシーンも多かったです。
ただ、同時に主人公が直面する恐怖にも共感し、自分の祖母が見て生きている世界を理解出来たようにも思いました。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
870

5.0見応えたっぷりの名作

2022年6月15日
iPhoneアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 7件)
Raspberry

4.0疑似体験

2022年6月12日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

呆けたら、こういう世界に見えるようになるんだろうと思った。
本人に罪はなく、
本人が辛いというのが分った。

コメントする (0件)
共感した! 6件)
April

3.0何が怖いって(^_^;

2022年6月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

Netflixで観よーとしてたら嫁さんが「あんた、それ、前観てたやん」…んなことあるかい!と観続けたら、確かに…観た!ホプキンスさんごめんなさい!枯渇してゆくあなたの演技がナチュラルでつい…怖わ〜〜。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
えがたろう

3.0可視化の手法

2022年6月7日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ううむ。主人公の主観と劇の外側からの客観がごっちゃに映像化されているという趣向。観客をだますテクニックが映画の手法としては面白いのかもしれないけど、なんか認知を巡るシリアスなテーマを扱うのにふさわしいと思えないんだよなあ(サスペンスとかスリラーの手法だろうよ)。トリックに引っかかって真面目にストーリーに向き合えないのだ。認識があいまいなのでドンピシャこういう手法が使えると言えばそうなんだけど。
クラシック音楽の趣味は良かった。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
arlecchino

5.0ブルーの世界

2022年6月5日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

アンソニー・ホプキンスだからこその説得力と可愛らしさと矜持と悲しさ、オリビア・コールマンの美しい眼が娘の思いをよく表していた。脚本も構成も映像も良かった。

ブルーがあちこちで使われている。アンのクリアな青のブラウス、キッチンの壁の水色タイル、青のセブンチェア(クリニックにあったと思ったらフラットにも)、絵画の中のブルー、リビングの椅子やソファやクッション、寝室の壁紙、花瓶、レジ袋、ベッドリネン、タオル。どの時がどの会話が現実なのか、もやの中でわからなくなってくる。ブルーはとりとめのなさでもあれば、恐れや怒りでもあるし憂鬱でもあるんだろう。アンソニーが自分には「象の記憶力」があるんだ!という自慢が悲しかった。アンソニーの最後の台詞:葉っぱも枝もなくなっていく・・・、ママに会いたい、はとても辛かった。

アンソニーがよく聞いていたオペラのアリアもエンドロールで流れる控え目で静かなメロディーもまさにEinaudiで、優しく背中を撫でてくれた。

コメントする 7件)
共感した! 31件)
talisman

4.0アンソニー・ホプキンスはやはり名優!

2022年6月2日
iPhoneアプリから投稿

 アンソニーは認知症の為に記憶が曖昧。娘のアンがパリに行く、と言っていたのに、物語はアンがまだ夫と暮らしていた時に遡っている。
 アンが認知症の父の介護を必死にしてきたこれまでの過程を見せながら、アンソニーが記憶を辿りながら今の状況を理解しようと頑張っている様子が交錯して観せられる。まるで映画を観ているこちら側まで、認知症を疑似体験しているような感覚になる。
 とてもよく考えられた構成だと思う。
アンとしたら辛い決断をしたんだろうが、フランスに連れては行けない、というかアンソニーはいかないだろうし、あの選択しかないだろうな。
 色々と考えさせられる映画です。

コメントする (0件)
共感した! 18件)
アンディぴっと

4.5認知の正誤

2022年5月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 3件)
れお

3.0見始めたら引き込まれる

2022年5月15日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

眠たいな。。昼寝でもしようかなと思いつつ、レンタルしたDVD『ファーザー』を見なければと思い、再生したら、眠気もどこかへ、、ぐいぐい引き込まれていった。
誰?さっきの人はどの人?これはいつの出来事?時間や人の顔、普段何も気にしていない事が混濁していく。認知症の人から見る世界を再現してみたのか、、最後まで見てようやく納得した。アンソニー・ホプキンスはもちろん、アン役のオリヴィア・コールマンも細かな心理表現がすばらしい。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
bukya

5.0祖父母だったりこれからの父母だったり自分だったり

2022年5月7日
iPhoneアプリから投稿

止めどなく涙が溢れました
あまり予備知識無しに観たので
最初は何がどうなっているのか

それもそのはず、認知症の主人公からの視点

ホントにこんなふうに毎日が
スリリングで悲しくて戸惑いながら心細いのだろうか?

実のところは分からないけれど
アンソニーポプキンズの名演で
ホントに認知症とはこういうものかもしれないって
思えました

そうなると泣けて泣けて

私の祖父母は?
もっと違った接し方があったかもしれない

私の父母は?
これから私が介護する時が来たら?

私が自分をわからなくなった時は?

全部がただひたすら悲しく愛おしい

こんな映画に出会えてよかった

アンソニーホプキンスすごかったです

コメントする (0件)
共感した! 3件)
shutokigo

4.5混乱の共有

2022年5月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

知的

認知症目線のストーリーだとは思っておらず、
純粋に混乱し続けてしまいました

途中で絶望しました、
ありきたりな感想ですが、
認知症ってこういうことなのかと思いました。

周りが騙してるのではないか?
なんでそんなことするの?
という気持ちが自然と出てきました。

最後の落とし所も素晴らしいです。

部屋の配色、洋服の色で時系列や
環境の変化を暗示しているところ、
シンプルかつ伝えたいことが明確な
ストーリーが本当に美しい映画でした。

あえて触れる必要もないほど
感動的な演技でした。

何となく辛そうと思って避けてましたが、
本当に見て良かったです。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
まりも

4.01枚1枚と落ちていく

2022年4月29日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

生い茂った葉は1枚1枚と落ちていく。
それはもう始まっているかもしれない。
悲しいかな落ちた葉は2度と戻ることは無い。
そしていずれ最後の1枚が落ちる時が来る。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
上みちる

4.5現実とは

2022年4月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

知的

幸せ

彼の中で起きていることは、彼自身には現実ですべてを体験している
私たちも、眠りの中で夢を見るでしょ
その時感じた感情は実体験ではなくても現実に感じた感情なのだと思うのです
喜びや悲しみ、緊張感、恐怖心、その時の感情は確かにあったホントの心の動きなのでしょうね

彼のように、現実が曖昧になるとその時々で感情が揺れてしまう
出来れば心穏やかな事が多ければいいのでしょうが、不安や迷いが多くなるのは必然なのだとも思います
もしも、元から新しい環境が好きな人なら毎日が新鮮で毎日新しい人と出会えて楽しいのかもしれません
大切な家、大切な時計、それは失いたくない記憶そのもので手放してしまったら何をどうしていいかわからなくなってしまう
そんな人に私たちはこれから多く関わることになるのでしょう、彼に不安を与えないように接したらいいのでしょうか
現実を突きつけてもその事自体が消えて無くなってしまったらまた振り出しです
私も変わらなければならないでしょうね
互いに今を受け入れて
悲しい事実を何度も思い出すよりも今の方が幸せなのかもしれませんね。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
カルヴェロ

4.0素晴らしい表現

2022年4月25日
Androidアプリから投稿

認知症を患った主人公視点で進むため、"認知症の人の見えている世界"というのが分かりやすく描かれている。

本人の見る空想と現実の世界、他者から見る現実の世界が入り交じり、主人公の混乱を追体験しているかのようになれる良い映像作品。

認知症によって生じる本人の不安や葛藤、世界の見え方が理解しやすく、
周囲の人達の悲しみや不安、ストレスや家族に対する愛の表現の仕方が素晴らしい。
これぞ映画だからこそ表現出来るやり方。

アンソニー・ホプキンスもやはり名優。泣きました。

認知症状(見当識障害、失行、幻視などなど)が徐々に生じる様と本人・周囲の戸惑いを丁寧に描き非常に認知症に対しての勉強にもなります。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
赤垣

4.0凄い映画。自分が歳をとって認知症になったらこう言う経験をするのかと思うと怖くなった

2022年4月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

アンソニーホプキンスの真に迫った演技?は鳥肌もの

コメントする (0件)
共感した! 3件)
あっちゃんのパパと

4.0悪戯な演出を駆使した演劇を楽しみ、認知症の怖さを演じたアンソニー・ホプキンスの名演を堪能できる趣味の良い映画

2022年4月14日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

認知症の父とそれを受け入れる娘の心の内を描いた演劇映画。自作の戯曲を演出したフランス人監督フローリアン・ゼレールと、イギリス映画「キャリントン」の脚本・監督と「つぐない」の脚本のクリストファー・ハンプトンの共同脚色が非常に高度な演劇趣味を映画で再現している。これを純粋なフランス映画にせずイギリスを舞台に変更した理由が、名優アンソニー・ホプキンスを主役にするためにあったのが納得の、一人芝居の大名演を生む。1937年12月31日生まれと劇中で語るアンソニーは、そのままホプキンスの誕生日ではないか。ここまで俳優個人の生涯を前面に出して良質の演劇を見せることは稀であると思う。それも老いて枯れて人生の最終地点にある認知症の病に罹った老人の哀れで悲しい姿を正面から残酷に描き切っている。

この映画の観方には、二つの視点がある。一つは、その名優の名を恣にするアンソニー・ホプキンスの見事な演技を堪能すること。介護人アンジェラに暴力を振るい娘の家に引き取られても、自分のフラット(ワンフロワー)と言い張り、娘アンと恋人ポールを老人ホームの介護士のキャサリンとビルと見間違い、若い介護人ローラに事故で亡くした娘ルーシーを重ねるアンソニー。老獪な顔を見せたり、タップが得意と自慢する愉悦の表情や施設に入れようとする話に激高する様子など、喜怒哀楽の激しい認知症の症状をリアルに演じている。圧巻は、ここは何処、私は誰?の状況に陥った最後の場面で、アンソニーを名付けた母を想い出し、ママを呼んでくれと泣く子供のような仕草のホプキンスの上手すぎる芝居だ。
もう一つは、舞台の幕を模した場面構成の巧さとその舞台美術のハイセンスな色調の統一性。アンの家とされる舞台が、徐々に変化して行きながら最後老人ホームに辿り着く。つまりは、老人ホームにいたアンソニーの幻覚と思わせる演出の真剣な遊びがある。冒頭から青と赤を際立たせても、実に落ち着いた色調で最後の場面に自然に繋げている。アンソニーのベットルームのインテリアの配置や途中ルーシーの描いたピルエットの少女の絵が消えるところなど、伏線も考え尽くされている。特に前半は鮮やかな青色が目立ち、これはフェルメールの絵のような映像美を狙ったのかと思われた。演出では、最初のキャサリンがアンソニーと同時にベットに腰掛けるカットがいい。最後の場面でもキャサリンは、アンソニーと一緒に腰かけている。

アンソニーの視点から描かれた人物の謎と舞台変化の混乱が、映画的な面白さを誘発していることが先ず挙げられる。その上で主演アンソニー・ホプキンスの演技を味わう贅沢な演劇映画であった。個人的には、娘アンを演じたオリヴィア・コールマンも素晴らしいし、介護士キャサリンのオリヴィア・ウィリアムズの優しさに満ちた眼差しもいい。それと音楽の選択も渋い。パーセルやベッリーニの音楽は詳しくないが、ビゼーの『耳に残るは君の歌声』は久し振りに聴く。テナーの張り上げた高音のオペラ風ではなく、しっとりと切なく歌い上げた歌唱が映画の世界観にマッチしていた。調べると、シリア・デュボアというフランスのまだ若いテノール歌手と知る。このビゼーの名曲は、プラシド・ドミンゴやカルーソーも素晴らしいが、個人的にはアルフレード・クラウスが好み。でもやはり、この作品に合っているのは、このデュボアの情感を込めて落ち着いた歌い方であると思う。

ラストにアンソニーが、記憶を無くす自分を“すべての葉を失っていくようだ”と表現した。ラストカットは、陽光に照らされた新緑の木々がしなやかに風になびいて、一つひとつの葉が生き生きとそよいでいる。これは未だ10代か20代前半の人間の姿であろう。もう自分は半分以上の葉を失った年齢になった。それを想うと、もうその姿には戻れない怖さにゾットしてしまった。

コメントする (0件)
共感した! 7件)
Gustav

4.0すべての葉

2022年4月9日
iPhoneアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 3件)
GAB I