劇場公開日 2021年9月23日

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空白のレビュー・感想・評価

全404件中、21~40件目を表示

4.5面白いけどイラつきがすごい。

2023年5月2日
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古田新太大好きなはずなのに、映画中はすごい嫌いになった気分笑
おせっかいババアは鬱陶しいしモラハラ父はもっとウザい
死んでから「理解者ヅラしちゃダメでしょ」って先生の言葉聞かせてあげたい。
被害者と加害者が入れ替わり立ち替わりですごく心が苦しかった。

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女。

4.0花音がひかれた時の効果音リアルだった。

2023年4月23日
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花音がひかれた時の効果音リアルだった。

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わか

5.0空白の意味

2023年3月24日
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人は空白になるまで一度全てのものを吐き出さねばならない。
空っぽになるにも時間がかかる。そして空っぽ(空白)になって初めて自分の弱さや苦しさや虚しさが理解できる。
そして時間をかけながらその空白を埋めていく。
そこに少しずつ人の優しさや失ったものから味わう温かさで埋めていきながら生きていく。
何度も何度も心が締め付けらる映画でした。

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快晴

4.0負の連鎖!!被害者でもあり加害者でもある

2023年3月12日
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鑑賞方法:VOD

身につまされるストーリーでした。

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美紅

4.0ふたつの「空白」

2023年3月3日
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鑑賞方法:DVD/BD

ひとつは、もちろん、青柳店長と花音の二人だけがいたスーパーアオヤギの事務所の出来事です。そこで、いったい何が…女子中学生の花音が血相を変えて走って逃げ出し、青柳店長が、これまた必死の形相で追いかけなければならない何があったのか。その空白です。
スーパーの万引犯は事務所に連れて行かれて、話を聞かれたり、店側が呼んだ警察官が到着するまで待たされることは、そう特別なことではないと思われるのですが、事務所に入る店長と花音を見て、店員の草加部は、ちょっと不審そうな表情も浮かべます。
一方で、後に草加部が別の万引犯を捕まえたときは、事務所に連れて行っていますから、こういう場合、スーパーアオヤギでも、やはり事務所に連れて行くものなのだと思います。
すると、草加部が不審そうに思ったのは、花音が事務所に連れて行かれたことではなく、店長が連れて行ったこと…店長と花音とが二人で事務所に入ったことに不審を抱いたことになると思われます。
なぜ?…それが、ひとつ目の(物理的な・時間的な)空白なのだろうと思います。

もう一つは、価値観の違う者同士の間に生まれる避けがたい(心理的な)空白だろうと思います。
(充が「他の人は、どうやって折り合いをつけているのか」と、)呟いた、その空白。

自分の価値観に固執する充と花音との間にあった(心理的な)空白も小さくはなかったろうと推認されますが、同じように、イルカの形をした雲に感動を覚えたところ(同じ感性を持っていたところ)は、さすがに血は争えず、その空白をいささかでも埋める、せめてもの救いだったと思います。

(追記)
充を演じた古田新太さんは、もともとは舞台の方から映画に入ってきた方と聞きます。彼の迫真の演技があってこその本作であったことには、多言を要しないと思います。

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talkie

4.0空白の靄

2023年1月28日
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鑑賞方法:VOD
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ペキ

4.0古田新太と松坂桃李

2022年12月17日
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鑑賞方法:VOD

主演二人の演技、流石といえばその通りなんだけど、やはり素晴らしい
監督脚本も良いが作品に深みを持たせたのは二人の演技力
田畑智子も作品に必要。それ以外の脇役のサイドストーリーのようなところもリアリティあり最高だった。事故をおこして自殺した子の母親の古田新太への対応、演技もだが人間力として良かった。古田新太が自分と向き合うきっかけになるシーン。

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WALLE

4.5鑑賞前後で全く気持ちが変わる

2022年12月6日
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Rin

3.5キレる

2022年11月28日
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タイミングが人によって違うが、怒りはみんな秘めている。カメラの監視、簡単に謝ることが出来ない環境、住みにくい状況になっている。。。

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Miya-n

5.0面白かった。

2022年10月20日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

楽しめました。文句なし。
古田新太と寺島しのぶがいい。
マスコミの切り取り感もいい。
こういう話、ありえるよね。

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khapphom

3.5浄化装置としての野木龍馬

2022年10月16日
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鑑賞方法:映画館

『由宇子の天秤』と2本立てて観たので、たいそう疲れました。

『由宇子の~』と同じく、重たい内容だけど、脚本もよく、『由宇子の~』よりはずっとストーリーに入り込みやすかったです。それぞれの立場や心情がぶつかりあい、大きなうねりとなってドラマが進んでいき、引き込まれました。

でも、店長が自殺を図るところあたりから、観ていてなんかすごくしんどくなってきた(店長さん、もうちょっとしっかりしないと。あの親父、じゅうぶん刑罰の対象になりますよ。早く警察に相談すべきです)。

けれど、この作品、あと味がめちゃくちゃ悪いということはない。刺激は強いが、ユーモアも織り込まれていて、意外とジメジメしておらず、最後に救いもあるし。

脇役もそれぞれがいい味だしてます。なんといっても藤原季節の演じる野木龍馬の存在が大きい。彼がこの物語の浄化装置になっています。彼がいなかったら、間違いなくこの映画はもっと重くて暗い作品になっていたことでしょう。

肝心の『空白』の意味するところは何なんだろう? 僕にはわかりませんでした。

それにしても、演技もそうだけど、古田新太の顔がコワすぎます。ほんまに。

あと、のり弁のシーンもかなりコワかった。誰にでも、ああいう一面は潜んでいるのかもしれませんね。

追記
こんな2本立てを観たあとは、「もう衝撃作も問題作もいらない。楽しい笑える映画が観たい」と思ってしまいます。
映画関係者の皆さん、もっと楽しい映画をつくってください。お願いします(楽しい映画をつくるほうが、むずかしいのかもしれないけれど)。

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peke

4.0久しぶりにいい映画を見た気がする

2022年10月16日
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go-chan

3.0どちらが…

2022年10月9日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、VOD
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KEI

4.0時代は自己承認欲求マックスな

2022年10月5日
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時代である。そんな時代にかなりエグい角度で斬り込んできた。そう言う映画である◎
ソーシャルで繰り広げられる誰が正しい正しくない議論も
あの情報は嘘でこっちがホンモノ情報の応酬も結局、自己承認欲求マックスの挙句起こっている騒動でしかない。
全てのモノゴトはおなじであっても見る人接する人それぞれがそれぞれの見方接し方をする訳で同じと言うことはまずないのだから。自己承認欲求を追い求め始めると空っぽで苦しい思いしか得られ無いのだろう◎
そんな問いかけをエグい表現で提示してくれた怪作

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tomokuni0714

4.0見た後に空白が生まれた

2022年9月24日
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うりー

4.5加害者がいないサスペンス

2022年8月5日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

WOWOWの放送にて。

不幸な事故が起き、被害者遺族、加害者、そしてもう一人の事故当事者が存在するという、この発想が凄い。
また、登場人物の一人ひとりのキャラクターが個性的ではあるがリアリティがあって、人物設定も見事だ。

古田新太演じる主人公の漁師 添田が、強烈な唯我独尊タイプの頑固者。お近づきになりたくないタイプだ。が、こういう人、いるのではないかと思える。
離婚して娘と二人で暮らしているのだが、妻が娘を引き取らなかった理由は明確ではない(と思う)。
見習いと二人で仕掛け網漁の漁船に乗っている。弟子の方は高圧的な添田に辟易としている様子。
もう一人の主人公である青柳を松坂桃李が演じる。父親からスーパーマーケットを相続して店長となった人物。
真面目なのだが内向的な性格で、人望が厚い訳ではない。望むも望まないもなく親から引き継いだ仕事に迷いなく取り組んではいるものの、どこか主体性に欠けた青年のようだ。
この二人を不幸にも結びつけるのが添田の高校生の一人娘 花音。

古田新太の恐ろしいまでの悪役演技は、その深層心理にある寂しさや孤独感までがにじみ出ていて、個性派俳優の中に天才的演技者を見た気がする。
松坂桃李も得体の知れない複雑な青年に成りきっていて、徐々に追い詰められていく様に息が詰まりそうだ。
この二人を置いてもベストキャスティングなのは、花音を演じた伊東蒼だ。アバンタイトルから彼女の姿をカメラは追う。朗らかに駆ける他の少女たちとは明らかに異なった雰囲気の少女だと分かる。粗暴な父との二人暮らしでも、荒れることなく大人しく生きている。離婚した母(田畑智子)を慕っているが、父にも気を遣っている。内気で今にも消えそうな儚げな少女。伊東蒼自身がそういう少女だとしか思えないような、ありのままに演じているように見える。

登場人物たちはみな、闇(病み)を持っていて、自分を追い詰めている。

唯一闇が感じられないのは加害者ドライバーの女性(野村麻純)だ。どうやら母子家庭で育ったようだが、母親から愛情をもらって明るく成長したのだろう。世間から嫌われるようなこともなかったと想像する。
その彼女が、この事故で自分を追い詰め、誰よりも深い闇に落ちてしまうのだ。

添田は娘が万引きしたことを信じられず、青柳に迫る。娘の高校の教諭にも迫る。
娘が命を落とした原因を追求している反面で、それは自分を追い詰めることになるのだ。青柳がどんなに謝っても、求めているのは自分が想像する真実を青柳が認めることだ。たが、青柳が語ることが真実なのかもしれないという不安もあるはずで、青柳に迫れば迫るほど自分を追い詰めることになる。

青柳の方は、添田にしつこく迫られ、世間からも責められるに至って崩壊寸前だったはずだが、添田の妄想を受け入れる妥協はしない。
ここに、青柳の壮絶なまでの戦いがある。そして彼は誰にも助けを求めない。そういうことができない人間なのだが、それによって自らを追い詰めるのだ。パートの麻子(寺島しのぶ)が必死にあなたは悪くないと擁護するのを、逆に重圧に感じている。
遂に辛抱の糸が切れてしまい、弁当屋に電話で悪態をつく。そして気を取り直す松坂桃李の演技が秀逸で、それがきっかけのように次の行動に移るという物語展開と、その演出が上手い。

パートの麻子も、花音の担任教諭(趣里)も、自分が信じていた行いに疑問符が突きつけられる。
麻子はそのギャップに崩壊していまい、教諭は正しい道に歩を進めた様子。

この物語は、狂気に近い添田の怒りがいかにして収まるのかが、結末のポイントとなる。エスカレートする破滅的な結末もあるだろうが、それでは救いが無さすぎる。
たが、添田の改心は一筋縄ではいかない。
彼に決定打を浴びせるのが、加害者ドライバーの母親(片岡礼子)だという意表を突く展開には、涙腺が崩壊した。
この一撃を添田がどのように受け止めたのかを直接的に見せないところも上手い。
そして、娘の隠し事を知り、別れた妻や漁業の弟子(藤原季節)の言葉で徐々に自分の無理解に気づいていく。
が、青柳をハッキリ赦すのではないところもきめ細かい。
その青柳にも光は指す。それは添田との和解ではない。この極短いエピソードのアイデアが素晴らしい。
いわゆる大団円でみんなハッピーな終わりではないく、心の闇(病み)を残しつつも暗くない未来を感じさせる幕引きへと進んでいく脚本と演出は実に見事。

添田が娘の画材で絵を描きはじめるエピソードは、殺伐とした物語に息継ぎの時間を持たせたのかと思えたが、これが最後に父と娘の絆を示すアイテムとなるのだから、唸らざるを得ない。
そして、とうとう我々が添田に愛らしさすら感じるに至るのだから、古田新太も天晴れだ。

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kazz

4.0極端な設定が訴えるなにか

2022年8月1日
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にこにこどり

5.0誰もが当事者になりうる物語

2022年7月22日
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悲しい

怖い

難しい

たぶん、
人は、誰でもちょっとづつ、嘘をついたり自分を偽ったりしている

良かれと思って言ってしまったり

怖くて本当の事が言えなかったり

人を攻撃するためだったり

正義のふりをして真実を捻じ曲げたり

嘘も言えない人は、ただただ黙り込んでしまう

私も同じです
何かが起きた時に、自分は悪くないと思いたい
そんな事、最初に思う事じゃないのに

人との繋がりに、いくらでもある「空白」
自分の心の中にもわからない部分がたくさんある
身近な人のことをもっと知りたくなりました
その為にはどうしたらいいのか
まず、私が本心で話さなければなりませんね

辛い作品でしたが、とても良かった

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カルヴェロ

5.0本当にしんどいんだけど

2022年7月11日
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ここまで心抉れるかーと思わされるくらいに人間の心情を描いた映画だと思う。

また役者が全部正解と言えるくらいに凄い。

人の心の移り変わりや時間の経過。めちゃくちゃに人間臭い。

どれだけしんどいねーんと思っていた最後にほんの少しの救いが全然割に合わないんですが、ほのかな心の解放としてほっとさせられます。

古田さんの表情一つ一つがえぐいくらいに芸術です。

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ボタもち

4.02本立て1本目。 女子中学生万引きに端を発す。この少女がなんとも絶...

2022年6月26日
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2本立て1本目。
女子中学生万引きに端を発す。この少女がなんとも絶妙に可哀想なのだ。事故シーンは衝撃、思わず声をあげかけた。
そしてそこから始まる大人たちの人格崩壊。とにかく親父(古田新太)がクズ過ぎる。お節介おばさん(寺島しのぶ)なんかが絡んできてもう目が離せない。私ならきっと店長(松坂桃李)みたいになると思う。
解せないのはどうして最も罪が重そうなトラック運ちゃんには絡まない。そんなちょっと納得いかない部分もあったが、そこも含めて非常に面白かった。見る価値大いにあり、良い作品だった。

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はむひろみ