劇場のレビュー・感想・評価
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2点はキャストの顔面偏差値のみへ評価、つまらないです
クズ男とクズを甘やかす女の話し、当たり前にどちら側にも共感できないし、感動した人はどこで感動したのか教えてほしい、見ていてずっとイライラします、がキャストの顔面偏差値が高いので2点にしました。もし普通の顔面の人だったら多分途中で見るの辞めたと思います。自分以下の底辺のクズを見て安心したい人にはいいのかな…?とにかく面白さが一切わからなかった、共感もない、感動もない、学ぶことも無い、ただ主演の2人は綺麗です。
評価が良かったので期待しちゃいましたが私には正直良さが分からなかっ...
評価が良かったので期待しちゃいましたが私には正直良さが分からなかった。女は男をダメにする典型的なタイプだし男も発言がクズ過ぎて嫌いです。
7年振りの感動の作品でした‼️
久々に本当に心から感動しました。
作品を手掛けた皆さんに感謝しきれません。素敵な作品をありがとうございます。
何よりも山﨑賢人さん、過去の作品は沢山観ていますが、今回も演技が大変上手で本当に素晴らしいです。
はじめは窪塚洋介さん?瑛太さん?みたいな雰囲気もあり
でもやっぱり永田という別の人間で、雰囲気がとてつもなく恐ろしく独特な感じも今までの山﨑賢人さんとは思えません。
暗く淀んだ赤い瞳、冷たくて寒気を感じる様な恐怖もありました。
でも途中何度か永田の笑顔を見れた瞬間、やはり山﨑賢人さんにしか出せないエネルギーというか、キラキラ眩い物凄い破壊力で打ちのめされました。
その後、Amazonプライムで3回観ました。
中毒性がある、魅力的な映画だと思いました。
まさに、生涯忘れられない映画の一つになることと思います。
また、私は観ていて勇気を与えられました。
観る人の心の奥深くにまで突き刺さるような、そんな映画です。本当にありがとうございました。
面白いけど、リアリティがない。
さきは、不器用な永田が愛おしくて、自分が理解できない考えや話しができる永田のことを才能があると尊敬していた。
永田は、さき以外の人の前では、自分のプライドや存在意義を守ることに必死で、他人を否定したり、自論を言うことで自分を守る必要があったけど、さきにはそんなことをする必要もなく、さきのいる部屋は永田を守ってた。
全く違うもの同士だけど、お互いにとって、何か足りないものを補ったり、満たしてくれる関係だったんだと思う。
全然違うけど、関係が合致する2人の関係が面白かった。
けど、リアリティさは足りない部分が多々あって、演じてる役者さんもこのセリフ、演技、シーンは気持ち追いついてるのかな?きついだろうな。と思う部分がありすぎた。
さきが純粋な性格なのはわかるけど、社交性ある人間であそこまでの人はいないだろうなと思った。
あそこまで社交性があったら、もう少し怒る悲しむの感情は待ち合わせてると思う。
社交性が低くて、自分が悪いのか相手がわからないひとはいると思うけど‥。
それに、さきの怒り方にもリアリティがなかった。
女の人だったら、あれされたら、かなりの長い時間黙り込むか、出て行くか、ヒステリックになるだろうなというシーンも、簡単に口を聞いて話してたので、いくら優しい性格でもそれはないだろう‥と思った。
女優の松岡さんの演技に問題という話しでなく、脚本が中々辛いものあるな〜‥と何度も思った。
その他にも、人間はそんな感情の動きしないだろというシーンは多々。
さきのお酒の量が増えるまでの流れも違和感。
リアリティさが足りなくて、2人の関係性で描きたかったのかなと思われるものが描かれてない。
さきと比べて、永田は出演時間の割には、セリフや感情にリアリティさがあった。
それ以外にリアリティはない。
リアリティさがあったら、もう少し感情移入できたかなと思う。
エンドロールが終わるまで。
どうしようもないクズの永田の気持ちが分かってしまう。弱くて素直になれなくて無駄にプライド高くて、でも夢を追い続けたい認めてほしい。みたいな。
主演2人の演技力は凄いですね。
「感動した!」とかそんな言葉じゃ表せない、凄いものを見ちゃったって感覚で帰り道にいろんな事を考えました。
エンドロール、私達もその場所にいたような気持ちになっておしゃれでした。
心えぐられる純文学の世界
原作読み後の鑑賞。
「劇場」というよりは、「東京ラブストーリー」感が強かった。切ない気持ちに浸りたいときに見たい映画。
松岡茉優かわいすぎる。ほんと好き。
山崎賢人もほんと好き。真面目そうだしいつか本物になってほしい。
ただ、関西弁だけが。。痛い。
又吉作品には関西弁は切り離せない。
そもそも純文学の映像化は難しいのか。
次回作にも期待したい。
作品が醸し出す空気感が好き。余韻も続く。
迷いや劣等感の感じ方とか自己表現の方法とか、それぞれのキャラ設定、この辺に又吉さんっぽい繊細さ(イメージですが)や面白さが表れていると思いました。
これをベースとして作られる日常っぽさや生活感、いい意味での古さというか変わらなさ、文化度高いお洒落感、いつまでもとらわれ続けるカッコ悪さ、そんなものがない交ぜになって醸し出される空気感がいい。
そしてやはり松岡さんが最高なんですよね。味があるのに身近にいるような女性になってて、さきちゃんに感情移入してみていました。
なのでまさかの号泣で、重すぎない余韻があとまで続きました。
贔屓目ですが…
原作のファンです。
「劇場」は又吉さんの若い頃の記憶が凝縮された「東京百景」にも繋がる作品、個人的には「火花」より断然こちらが好みです。
映画として比べても、さすが行定監督、特に終盤の仕掛けは映画好きのツボを心得ていると言うか…まさに行定マジック、「火花」の板尾監督とのキャリアの差を見せつけましたね…。
贔屓目な感想ですみません。
世界観が溢れ出ていた。 途中に入ってくる感情のナレーションが又吉先...
世界観が溢れ出ていた。
途中に入ってくる感情のナレーションが又吉先生らしい詩的な文でよかった。
感情の表現が凄い分かりやすくて大袈裟に表すっていうのがこの作品らしくて味が出ていた。
舞台を小さな劇場で表現していたのは最初から最後までだったのかもしれない。
「演劇で出来ることは現実でも出来る」
この台詞は1番印象に残った。
そこからまさか映画の世界から劇場の世界にする表し方は驚かされたし圧倒させられた。
急な展開が起きてさきちゃんはひたすら涙してごめんねって、あまり状況理解できなかったけど感動した。
話は理解するのがなかなか難しい作品だったけど展開についていくのに感情が溢れ出て奥深い感想を説明しにくい作品だった。(いい意味で)
#55 なんで女性はダメ男に弱いのか
家賃も生活費も家事も全部女性に丸投げでも生きていける男がこの世にはどれだけいるんだろう?
見てるとホント腹が立つが自分もそういう経験があるので何も言えない。
日本の男は見栄っ張りが多いからダメな自分を認めたがらない。
ラストの演出で永クンとサキちゃんのお話は全ての人の物語だということがわかった。
な~めて~た~
松岡茉優が素晴らしいのは重々承知だったが、山﨑賢人も素晴らしかった
それまで彼の存在はイケメンですねくらいの認識だったが、今回の演技は百八十度認識を変えられた
観ている間ずっと山﨑賢人の役(ダメ男)にイライラしっぱなしで、「さっさと捨てられちまえっ!」くらい思ってたが、ラスト号泣ですよ
山﨑賢人な~めて~た~(もちろん松岡茉優は最高)
今年観た邦画で語りたい度一位の作品❗(愛がなんだ級の語りたい映画)
けど、改めて若いっていいよね
これ二人がおっさん(ex板尾創路)、おばさん(ex 片岡礼子)の話だったらキツすぎて最後まで観てられないもん
いつの間にか引き込まれていく世界観
行定勲と又吉直樹の感性が融合すると、こんな素敵な映画が出来るんだ、と素直に思える作品。
ストーリーは良く言えば、片や芝居に片や恋に一途な二人の純情可憐な物語だが、悪く言えば、売れない演出家のヒモ男といつまでも夢を諦めきれないメンヘラ女の恋愛ごっこ。
それぞれが相手の幸せの妨げになっている事を自覚しつつも自分自身の心の拠り所を求めて離れられない、もどかしい関係。
そんな話は現実世界にも普通に転がっているし、大抵は不幸な結末しか招かない。本作でも二人は結局別れてしまうのだが不思議と爽やかな気分にさせてくれる。
恋愛ものなのにキスや抱き合ったりする場面はおろか、身体的接触すらほとんど無いプラトニックな展開なのが良かったのかも。
シニカルな作風で前衛的な芝居にこだわり続けてきた永田(山崎賢人)が、そんなものは置き去りにして沙希へのストレートな想いを自らが演者となって、舞台上で語り、それを観客席で観覧していた沙希(松岡茉優)が、彼の最初で最後の自分への直接的な告白に感激して涙する。
原作には無いこの場面が物語を一層心に残るものにしている。(メタフィクションという技法らしい)
本当に感傷的な気分にさせてくれる素晴らしいラストシーンだと思う。
若手きってのイケメン俳優・山崎賢人がしがない舞台演出家を演じるというので鑑賞前は違和感ありまくりだろうと思っていたけど、冒頭から変人ぶりが板についているといわんばかりの怪演(快演)。
松岡茉優も健気で朴訥とした役は本当に上手い。「蜜蜂と遠雷」よりこちらの方が断然いい。
というか男にとって、沙希みたいな彼女は理想形だろうなあ。可愛くて、甲斐甲斐しく尽くしてくれて、どんなワガママ言っても優しく受け止めてくれる。バイクで走り回る永田に構って欲しくてキャッキャッとはしゃぐ姿があまりにも可愛い過ぎる。
でも、そんな子に「あたし、お人形さんじゃないんだよ」と言われたら、精神的ショックは計り知れないんだろうな。
「ここが一番安全な場所だよ」というのも深く刺さるセリフ。
コロナ禍の影響で松竹が配給元から外れて上映館が大幅に少なくなってしまったのが本当に勿体ない。
私は映画館とAmazonプライムビデオと両方見たが、自分もそこにいるかのような没入感を味わえる映画館のスクリーンで見てこそ、あのラストシーンの感動はより伝わってくる。
本来は切ないストーリーなんだけど、見終わった後にじんわりと押し寄せる爽快感が心地良い秀作。
89点
2人とも演技が上手い。
内容は天才と過信した尖ってる劇作家と
ピュアな女優志望の田舎女子との恋模様。
ヒモのクズで性格最低男のせいで
ボロボロになっていく彼女。
優しさにもそこの幸せにもなんにも
気づかず甘えて、離れるとさみしくなって
優しくなって、、自分の都合の良い時に
都合の良いように。気づいた時には
もう遅くて。
自分もそうしてないかな。。。?
と思わされる映画。
なんせ所々分かる、恥ずかしいがそんな時ある。
のオンパレード。ワードチョイスもよかったなぁ
これは、やばい、、僕にとっては刺さる映画。
親友いいやつやったなぁ。彼女もやけど
大切な人が自分なんかの隣におってくれて
支えてくれてるのに甘えて、当たって
傷つけて。こんなにいい人達やのに
ムカついて、、変わらないと、ありがたみに
気づかないとね
結論「面白かった!」
班だった模様が少しずつ広がり最後には紙一面を覆い尽くす程、真っ黒に浸食していく。
自分に足りない物を埋めてくれる存在。
その人がいるから、なんとか立っていられる。
それが当たり前になれば、やがてその人は
身の回りを世話してくれる家政婦となり、
病んだ心を癒してくれる人形となる。
壊れたカラクリを無理やり動かした結果、
ネジがはずれ、バラバラになり、気がついた時には元には戻せない状態になっている。
才能がある人とは自分の未熟さや才能の無さを認め、努力を惜しまない人。他者の意見を尊重し、称賛できる人。
もちろん、永田はどちらにも当てはまらない。
本人にもそれは分かっていた。
だから、永田は自分のことをスゴイと言うサキの言動が信じられず、キツく当たったんだろうと容易に推し量ることは出来るが、全くもって許容できる対応とは思えない。
不器用を言い訳に自分を正当化し、多くの人の人生をむちゃくちゃにする。
全く共感出来ないが、教訓を得るには多くの学びがある作品だったと感じた。
【まとめ】
総括すると、タイトル通り「面白かった」の一言です。
136分と長めの作品ですが、体感としては90分くらいの感覚でした。
最後のシーンは見応えがあるので、最後迄見る事をお勧めします。
個人的見解が大いに含まれたレビューになってしまったが、感じ方は人それぞれなので、作品をご覧になってから批評されることを推奨致します。
"淡々とした描写"と"終盤の大仕掛け"のギャップにやられた!
2作目となるピース又吉の小説映画化は、
劇作家として成功を目指す若者の恋と葛藤を描いた青春映画でした!
東京の片隅で出会った一組の男女が共依存に陥り、次第に関係を崩壊させていく様子を描きます。
淡々とした描写と主人公のモノローグを中心に展開するストーリーは、
過剰な演出を排除してるにも関わらず、終始心を捉えて離しません。
また、主人公2人がボロボロになっていく様子を見守るしかできない中盤以降は、
ひらすらに辛くなるシーンのオンパレード。
才能の無さを自覚してるが故に、沙希の優しさを拒絶してしまう永田の気持ちも、
自分と向き合わない永田に冷めていく沙希の気持ちも痛いほど理解できるからこそ、
もう今すぐ別れてくれ…と感じずにはいられませんでした。
でも、自分に自信を持てない2人は依存し合うしかなかったんだろうなあ…と思うと余計切なくなる。
沙希を爆笑させていたネタがもはや通用しなくなる悲しさ、
酒に溺れないと顔を合わすこともできなくなる二人の不和など、
関係の修復は不可能だとしか思えないシーンが連続しますが、
極め付けは、永田が沙希を自転車に乗せて夜道を走る長回しのショット。
詳しくは伏せますが、あんなに痛々しく感じるチャリの2人乗りは見たことありません…
舞台挨拶で山崎賢人が「一番見てほしいシーン」と語るこの場面、ぜひ注目してご覧ください。
彼については、漫画の実写化をコンスタントにこなす俳優というイメージが強かったのですが、
今作での渾身の演技を見せられたら、認識を改めなければいけません。
これからも素晴らしい演技を沢山見せてくれると思うと今からワクワクしています。
松岡茉優に関しては演技力を今更褒める必要もないと思うので、個人的にたまらなかったポイントを幾つか。
悲しみを取り繕った時の乾いた笑い声、
胸中を明かす時の、力のこもった低い声、
泥酔した状態で繰り出すエセ関西弁など、
ストーリーに関係なく、彼女の演技そのものを堪能したくなる場面にあふれていました。
最後に言及したいのは、終盤のあの「劇場」シーン。
メタ構造を使って過去との訣別を表現する一連の演出には心底驚きました。
タイトルの意味がここで活きてくるのか!と感心させられること間違いなし。
衝突を繰り返した過去を乗り越え、未来に向けて進み出した2人の今後に幸あれ、
と願わずにはいられませんでした。
終盤のメタ構造を最大限楽しむためには、映画館での鑑賞がベスト。
自分はアマプラで見たことを少し後悔してます…
劇団仲間として永田を支える寛一郎(佐藤浩市の息子とは知らなかった!)や、天才肌のチョイ役を演じるKing Gnu井口理も要チェック!
下北沢舞台が良いね!
下北沢を舞台背景に
劇場の知らない様子が観れて
私には、"昭和"を感じられた。
音楽LIVEを観に行く機会があったけど、
私には、当時劇場を観に行く発想がなかった。
こんな暗くて、泥くさい『LOVE STORY』も
アリだね。
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