劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデンのレビュー・感想・評価
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テレビ版も含めてネタバレ感想
やっと見たわ。ネトふりで。
映画見てる人にどこから見た方がいいか聞いたら
映画からでもいけはするって言ってたけど
公開順から時系列が圧倒的におすすめだよね。
死にネタで泣くのってさ、せやなって感じやん?
泣かせにきてるなって思うやん?
エヴァガの凄いところは登場人物の感情が溢れてそれに共感して泣けちゃうところ
多分見る人によって泣く話数とか場面違うんじゃないかな
あと毎回タイトルの入り方エモい
作画は神なんだが好きなのが涙の表現。最近って涙の作画これしかないんかって思うような
大粒の涙がダマになって流れるのばかり見てたんだけどエヴァガみててこっちの方が好きだなっておもた。
正直あの表現ってアリエッティみたいな小人だから水の玉が大きくなるとか理由あったらわかるけど
そうじゃなくても涙ちゃんと作画しようってなったらその涙しかないのが
表現のしやすさとか流行りでこっちに統一されるんかなってちょい不満だった
子供が泣きじゃくるシーンとかにはあってると思うけどさ
テレビ板では少佐に会えなくて最後の南国の扉が匂わせで終わってたけど
これリアルタイムで見てたら原作読んで追ってただろうな
映画あるって知ってたからまあ会えるやろって思ってたけど
リアタイだったら充足感と映画での待ちに待った感がリンクして一生の思い出になる作品になったろうなって感想
なんか泣き過ぎてどこで泣いたか覚えてないけど
一番印象的で泣いたのがこちらになります
しかもキャラが泣いてないのにめっちゃ泣いたから凄いなってなった
どこで泣いたか忘れそうだからここに感想書いておく
「人を結ぶ手紙を書くのか?」
のお姫様を見送る乳母?のシーン
姫に母親と慕われててでも相手の国には一緒に行けなくて
自分の育てたお嬢様が立派になって言葉少なに向こうに嫁いでいく
二人の間に言葉にできない時の積み重ねがあって
嫁いだらもう会えないかもしれない
嬉しさと切なさと寂しさで泣いた。
多分子供を見送る母親ってこんな気持ちだよね
現代だとそれで会えなくなるってことはあまりないだろうが
映画で最後のシーンの少佐に会えたヴァイオレットが何も言葉にできなくて
喋りたくても喋れなくて子供みたいに泣いたシーンは本当にリアルだなっておもた
そしてなんで社長が決めるんだよ?黙れ!ふざけんな!ヴァイオレット会いに行って!
って思いながら見てたからちゃんとヴァイオレットが会いに行ってよっしゃ!ってなって
あった上で拒絶されてええー...少佐あって思って
仕事終わったら戻ってくるよね?これで終わりじゃないよね?って思いながら
手紙読んでああ、終わった、ショウサノバカヤロガって思ったから
少佐が最後追いかけてくれてよがっだねえええええええええってなった
原作の甘さ
テレビシリーズ、外伝、劇場版と観て、原作も読んで、テレビシリーズで終えておけばよかったのにと思った。
10話が神回と言われることから分かるように、この物語の肝は、戦争で感情を失った少女が、唯一愛をくれた少佐の影を追い求めながら、命の愛の尊さを取り戻す「成長譚」にあったのだろう。
すなわち、成長しきったヴァイオレットは、もはや少佐を恋い慕う乙女以外の何者でもなく、少佐との再会物語は単なる使い古された恋愛ものだということ。
京アニの映像美とアニメ化能力はただただ素晴らしいの一言だが、申し訳ないけど長編映画となると原作のチープさをカバーしきれなかったといったところ。
そんな欠点を解消しようとしたかどうかは分からないけど、やたら象徴的なシーンを挟む割に物語の展開がかったるい。そこまでして尺を伸ばすなら、テレビシリーズの最終回をこの話にすれば良かったのに、と思った。
テレビ版から
少佐のくそーーー!!!一発殴らせろ!!!!!とはいえこの優しさゆえに弱く、この優しさゆえに一人の少女の情緒を育むことができたのは理解している…。いい話だったし切手出して下さい!!!
TVアニメ版を見ていた時はハッピーエンドであってほしいと思っていた...
TVアニメ版を見ていた時はハッピーエンドであってほしいと思っていた。けれど、こんなに安っぽい恋愛ドラマに仕上がるならハッピーエンドにならなくても良かったかも…。
当作品の内容(少佐の生存が判明してから二人が手を取り合うまで。)こそ、TVアニメでじっくりと描いてほしかった。
僕的に酷かったポイント5選
1.とりあえずエモいを狙った演出、描写が多い
序盤からエモい映画特有の葉っぱやら紙やらを風に乗せて飛ばす映像で一気に冷める。キャラのセリフの浅さをカバーするために流れる盛大なBGM。
2.無意味に殺される生き物たち
子供に死後も手紙を送り続けた母親然り、作中に出てくる病気の少年然り、観客の同情を誘うために殺されている人が多すぎて辛い。島で子供たちに殺されていたカマキリに至っては本当に何のために殺されていたのかわからなかった。(あのカマキリには何かしらの比喩表現があったのかもしれませんが、僕の読解力ではわかりませんでした。)
3.一応手紙を題材としているんですよね?
病気の少年が亡くなる際に家族以外で手紙を書きたかった子に伝えられなかった言葉を電話で伝えるシーン、この映画のテーマは手紙のはずなのに最終的に電話を使ってしまったら設定がかなり破綻してしまう気がする。次の世代に連絡手段が変わっていっているということを表す描写だとも取れますが、それなら最初から手紙をメインにする必要がなかったと思います。
4.キャラの行動原理が単純すぎる
映画の尺的な問題もあるのでしょうが、映画内に出てくるショートストーリーが多すぎてキャラの心理描写を描き切れていない。最後に出てくる序盤と最後に出てくる女の子なんて自分の大好きな祖母を大切にしてくれなかった両親に怒りを抱いていたのに、エヴァーガーデンの身の上を知ったことから、「言葉は伝えられるときに伝えなくっちゃ」っていう母親との問題と全く関係のないメッセージを読み取り手紙を書いて和解するよくわからない展開。
5.少佐がクズ過ぎる
これは本当に個人的な理由なのですが、少佐がクズ過ぎて物語終盤笑うことしかできませんでした。いくら自分の親の意向を酌むためになったとはいえ軍で少佐ともなれば多かれ少なかれ人を導き人の命を扱うということについて考えているべきだと思います。それがいきなり、身寄りがない少女が酷い扱いを受けているというだけの理由でその子を引き取り、最終的にその子のことを自分が守り切ることができなかったら「俺には無理なんだ」と責任放棄する行動が捨て猫をかわいそうだからという理由で拾ってくる小学生そのものすぎて酷かったです。
あくまで一個人の感想ですが、あまりにもこの映画を高評価している人が多すぎたためこういう意見を持つ人がいるのだということを知って貰いたかったため書かせていただきました。
濃ゆい!!
アニメ版よりテンポが速くて、長尺ながら密度が濃い。
人間ドラマが錯綜していてお腹いっぱいで処理しきれているのか不安になる。誰に感情移入するかで主観と客観が煩雑に移ろい、その思考の道すがらで取りこぼしたものがありそうで探してしまう。きっとシナリオがとてもいい証拠だ。
間も心地良い。
誰もが望んだであろうハッピーエンドへ射す光の陰に、愛ってなんなのかを捕まえられずに心理的路頭に迷うが如く、エンドロールを眼前に佇む俺がいた。俺的問題作。
アニメ見てから映画見るのがおすすめです。
本当によかった。
アニメのシリーズは最初から見ていました。劇場版感動した。本当によかった。結末は王道だけれどこのアニメはそれでいいです。この結末が見たかった。バイオレット本当によかった。何度も泣いてしまいましたが、見終わったあと幸せな気分 になれました。
美しい絵画の中の美しい話
星5つを付けたのは2作目。それは完璧な作品のための評価だと決めているから付けないのが私のポリシーだ。が、この作品は間違いなく私にとって特別な物となる。
観る前からその環境を整える必要を感じていて、なかなか観れなかった。劇場で観るべき作品であると認識していたがタイミングが合わず自宅のディスプレイで観た。
劇場で観た方が良いことは疑う余地はない。が、どこであってもこの作品を観ることの方が優先されるべきであった。
本当に観てよかった。
絵画のような美しい場面の中でいくつかの話が並行する。バラバラになりがち、感情移入に戸惑う場合もあり得る構成だが、軸がしっかりしているせいか絶妙に絡み合い、無駄が無く、より深く心を揺さぶった。
テレビシリーズの中でも特に印象深い第10話の後日談を導入にした点も心を掴まれた。時折差し込まれるパートも良い説明になっていてすんなりと理解を深める。
第10話は心温まる悲しい話。そこで芽生える感情、多くの経験を経て成長したヴァイオレットが結末を迎えるこの作品。シリーズ通してのエンディングに相応しい爽やかな感動であった。
最後に困難の中、この作品を世に出した方々に感謝を述べます。素晴らしい作品をありがとう。
安定の涙
劇場版単体の作品かと思ってたんですが、過去のストーリーも絡んだお話でしたね。
おそらくヴァイオレットがもう居ない世界からの始まりだったので少し寂しく感じました。
少佐が生きていたのは可能性としてはあるかなとは思っていたけど、ちょっと少佐のキャラが思ってたのと違いましたね。
ヴァイオレットの想いを考えると出会えて良かったねと思うんだけど、これで結ばれるの?みたいな思いもありました。
それでも、やっぱり泣けてくる物語だったけど個人的には永遠と自動手記人形の方が好きだったかな。
完結ぽい終わり方でしたが、まだまだヴァイオレットのドールとしての物語をみてみたいですね。
泣けるアニメ
戦争によって両腕を失った女の子
その時に一緒にいた長官
2人は、戦争によって自分の運命が大きく変わってしまった。
それから手紙を代筆するという自動書記人形として主人公は、働く事になる。
この映画は、テレビシリーズ、映画の中でも新しいものになります。
この映画で登場する男の子の所が僕の中では、ぐっとする部分だった。
自分の人生が残りわずかと知っているから自分の両親も気を遣って接してくる。
弟に対しては、自分の親の愛情を奪われてしまった嫉妬心を抱いてしまう。
それでも自分の家族に自分がいなくなった世界で幸せになってほしいなと願い、自分の思いを手紙に託した。
ヴァイオレットが自分の好きな人に会えたという情報を聞いて、「よかったね!」という男の子がいった所がなんとも切なかったな。
自分の死に際にあんなに笑えていれるかなぁって考えてしまった。
長官と再開しても、自分の事を受けいられないでいる所も切なかった。
全体を通して、とても感度する話でした。
思わず涙が出てきました。
良かったんだけど………… 最後の終わり方にかなり違和感。 私は2人...
良かったんだけど…………
最後の終わり方にかなり違和感。
私は2人の関係に恋愛感情はないと思ってました。恋愛よりも家族愛?のようなとても強い愛というイメージだったので。
正直、、、残念です。
ただ、最後の2人画再開するときの水の描写が綺麗すぎてとても記憶に残りました。
感無量
ある事件をうけて、外伝は事の後に出来上がり
劇場版は何度も何度も延期になりやっと落ち着いた頃劇場版が公開されましたね
とても言葉にできません
そして劇場版も、もう文句どころかぐうの音も出ません
改めて京アニ作品として素晴らしく思いますし、作家様の暁佳奈様へ感謝の言葉を申します、ありがとう
ただそれだけです
そして亡くなられたスタッフ様クリエイターの方々へ
改めて心からほんとにご冥福をお祈りします
最高のアニメ映画。
これでいい。
ギルベルトが無理矢理生きてる設定?
ストーリー展開がイマイチ?
ありきたり?王道?
これでいいんです。
最期にギルベルトと結ばれる
これ以上はない展開です
物語にのめり込める人なら
理屈を第一に考える人だとご都合主義が気になるかもしれないです。映像や音響はとても良いと思います。TV版でこうなればいいのになぁって心残りが劇場版で解決できてとてもよかった。ストーリー自体はもう少し深堀りして欲しかった感はありますが概ね満足できる作品だと思います。TVアニメ版の事前視聴は必須だと感じました。
劇場版から入ったせいか?
ものすごく話題になり、ものすごく高評価なアニメ作品。期待して観たものの、自分にはぴんとこなかった。
すれ違う互いの感情、それを修復してくれる手紙というコミュニケーション。内容はよいのだけど、感情移入できなかった。
アニメを見てなくても理解できるようにつくられていたけど、アニメからじゃないとヴァイオレットに気持ちを入れられないかも……。
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