散歩する侵略者のレビュー・感想・評価

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散歩する侵略者

劇場公開日 2017年9月9日
167件中、1~20件目を表示 映画レビューを書く

「侵略者」と「散歩」。このギャップがすべてを物語る

宇宙人による地球侵略もの、と聞けば大仰なSFスペクタクルを予想しそうだが、意外にも映画の中心は会話劇。それもそのはず、原作は舞台劇の戯曲で、これをホラーの名手・黒沢清監督が映画化した作品なのだ。

特撮も爆薬も使えない舞台で、宇宙人による侵略をどう具体化するか――そんな出発点から、人間の概念を奪うという基本コンセプトが生まれたのではないかと想像する。これなら、概念を奪う行為そのものは台詞と動作の演技で表現できるし、概念を奪われた人間の変わりようも、日常に突然生まれた非日常を可視化できる。

こうした原作のアイデアに黒沢監督の演出によるショッキングな場面とほどよいユーモアが加わり、さらに映画らしい派手なアクションシーンも添えられて、邦画のスケール感で十分に説得力あるSF侵略劇と相成った。「侵略者」という非日常と、「散歩」の日常。このギャップを無理なく繋げたところが本作の肝と言えよう。

AuVis
AuVisさん / 2017年9月1日 / PCから投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  泣ける 笑える 怖い
  • 鑑賞方法:試写会
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琴線に触れた

何回見ても同じ所でじーんと来て涙が滲む。

2018年2月13日 / スマートフォンから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  泣ける 難しい
  • 鑑賞方法:映画館
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不可思議で奇妙な侵略者ムービー ネタバレ

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面白く無かったとはいわないが、手放しで絶賛出来るかはビミョー。

3人の侵略者が人の概念を奪っていくというストーリーは斬新だし、静かすぎる侵略は独特のハラハラ感を生む。

長澤松田パートはどこかライトサイド、長谷川パートはダークサイドと言ったところか。

長谷川パートは侵略者の目的ややり方等が明らかになっていくので非常にドキドキするし、侵略者と人類の戦いの部分も描かれるので迫力あるシーンも多い。
長谷川演じるジャーナリストも彼らとの奇妙な旅路の中で様々な表情を魅せる。
ゆえに、彼はどういった存在だったのかよく理解出来なかった。
ジャーナリストゆえに彼らに最後まで付いていったのか、奇妙な旅路の中での友情に似た何かなのか(最後のマシンガンのシーンとかMOZUの東にしか見えない笑)

長澤パートは要するに最終的には愛の物語である。
宇宙人と言われても性格が変わってしまっても夫を想う妻と侵略者ではあるがどこか妻への想いが出てくる夫。
最終的に妻から愛の概念を奪い、愛の儚く尊く深いものを知り、侵略を辞めるに至る夫と愛を失い抜け殻のような妻のラストシーンはどこか切なく儚い。
最終的には愛の物語として成立するストーリーだが、概念を奪われた人達がどこか奇妙になるのは分かるが、それがどういった効果として現れるのかイマイチ分からん。(分かるところもあるし、恐ろしさもわかるが。ある意味コレも狙いか?)
また最期に改善傾向にあるというのも謎であり、彼らの目的もイマイチ分からん。死にかけの時に身体を移り変えることが出来るらしいがじゃあ何年もいたのか?世界中にいたのか?それとも来たばっかり?(イマイチ常識不足なあたりとか人殺しすぎとか、最初の惨殺はなぜ?)
色々と疑問点はあるものの面白く無かった訳ではないし、物語から目を離せなくなるのはよかったのでそれなりに満足でした

テツ
テツさん / 2018年2月7日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  -
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題名がおしゃれよね。

題名で観るの決めました。おしゃれ。
長澤まさみいいよね。綺麗だけど、良い女優さんって感じ。
話の内容は惚れたら負けなのねー。みたいな?
最初は長澤まさみが、侵略後は松田龍平が。
愛ってなんじゃろな。
男の子の高校生役の子可愛かったわ!

きゃりー
きゃりーさん / 2018年2月7日 / スマートフォンから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  悲しい 単純
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世界が終わる感を感じれない。

前半パートは文句なしに傑作だと思いました。黒沢清の『リアル』『クリーピー』と続く商業映画というか普通にシネコンにかかる大半の客が見にいく黒沢映画として物凄いアップデートされた映画だなあと思いました。とにかく黒沢作品なのに物凄くわかりやすい。にも関わらず、黒沢清の新鮮な映像の表現は物凄くキープされていて、前半は凄く見ていてワクワクした。なのに後半の侵略パートが始まるとなぜかバランスが悪くなってゆく。。

まず、問題として3箇所挙げられると思います。一つは、夫婦の物語と、長谷川博己の話のカットバックのせいで話が鈍重。二つ目は、「世界が終わる。侵略が始まる」と何回も言いつつも、あまりその終わる感を黒沢清の『回路』並みには感じれない。確かに街での長回しだったり、病院でのあの長回しも凄く迫力はあるのですが、残念にもあまりその世界が終わる感を感じれなかった。これについては一つ目の夫婦の話と長谷川博己の話の鈍重差のせいでもあるのではないかと思います。三つ目は、『リアル』で一般の客が全然テーマをわからなかったせいか、今回後半になるとキャラクターがモロテーマを大声で話始める。長谷川博己のショッピングセンターでのスピーチはもうモロすぎて見てられなかったし、しかもそのスピーチ内でわざわざ「あいつらは散歩する侵略者なんだ!」なんて言っちゃうのも凄く魅力がないし、最後の小泉今日子のセリフもモロすぎて映画の映像で語る美しさが全部殺されていて本当に残念だった。
まあでも一番足をやっぱり引っ張っているのは何度も書きますが、侵略パートが始まった以降の夫婦の話と長谷川博己の話がこの映画の魅力をぶち壊してしまったということだと思います。なぜかあのカットバックのせいでその世界が終わるどうこうが凄く小さな話のように見えてしまう。それが一番の問題だと思います。
あとラストシーンも切れ味が悪いし、なんかおしい作品だな。。と思いました。ですが黒沢清は誰もが認める日本映画の星ですし、これからも新作を楽しみにしています!

*ちょいネタバレ↓
(少し余談ですが、最後のグネグネが空から出てきた時は、白石晃士にモロインスパイアされたなー!とニヤニヤ見ることができたのも面白かったです。)

yotaro okada
yotaro okadaさん / 2017年12月28日 / PCから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  -
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何だかシュール ネタバレ

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面白そうなタイトルだったので鑑賞しましたが微妙でした・・・なんだろう?何だかシュール。愛は地球を救うということにしておきたいのかな?

終盤の銃撃戦は良くないですね。日本であんな感じでマシンガン持ってドンパチやっちゃうと、とたんにウソ臭くなっちゃって。

設定は面白かったんですけど煮込み不足な感じでした。

アキ爺
アキ爺さん / 2017年12月17日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 2.5
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高杉

真宙がなんか不思議な演技。なのに鼻につかない。日本中どこにでもありそうな地方のつまらない風景とか、エキストラとか相変わらず気になるのだけれど、今回は単純につまんなかった。首長竜は一歩間違うとスイートホームなカルトな魅力があったのだけれど。今回は長くて、つまんなかった。ゼイリブじゃなくて、MIBみたいな。なんだろうこのVFXのクオリティは、予算の話なのか、狙いなのか。女の子が轢かれるとことか。飛行機は素晴らしいんだけど。で満島真之介は相変わらずうまい俳優。

pigeyes
pigeyesさん / 2017年11月2日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 1.5
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金魚だったとは。 ネタバレ

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ゆらゆら泳ぐ冒頭の金魚から一転、民家で惨劇が起こり、
血まみれの少女がトラックの前をフラフラと散歩する…。
何だこれ?怖い~!と思いながら観ていくと冷えた夫婦
を軸にシュールで異様な日常が描かれていく。特に説明
もなく次々と侵略が進んで人々は概念を奪われるのだが、
夫婦の絆だけはどんどん満たされていくという超不思議。
宇宙人になった夫の言葉を丸ごと受け入れることからも
この妻は今もどれほど夫を愛しているかが分かり切ない。
黒沢監督お得意のホラーにちぐはぐな印象を持たせつつ、
渇いた笑いのままどうなるんだよこの先?と思わせるが
ラストはあまりにも予定調和。溢れんばかりの愛は地球
を救う(あのフレーズかしら)という強調は確かに感動的
だが、既にこうなるのを予期していた長谷川博己演じる
桜井が人々に「考えろ!」と必死に訴えていたのが印象的。

ハチコ
ハチコさん / 2017年10月22日 / PCから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  笑える 悲しい 怖い
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面白いSF

普通に面白いSFだった。
黒沢清らしい演出・不気味な雰囲気も何となく出ていたので、全体的に楽しいものだった。
ヒットした舞台劇がもとになっていると聞くと、なるほど多少これまでとは違った黒沢清作品だなと感じる。しかし、それこそが後付けでのような感想なのかもしれない。
長谷川博己、長澤まさみ、松田龍平なども非常に役柄が合っていたと思うし、内容が素直に入ってくるような作品だった。
演出が分かりやすすぎて、多少物足りなさを感じた。しかもSFっぽくない絵づくりが不完全燃焼の気持ちを助長する。まぁそれがかえってこの作品の良さとも言えるのだけれど...。

SH
SHさん / 2017年10月19日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 3.5
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設定はおもしろいんだけど・・・ ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

タイトルのつけ方がうまいですね。つい気になって見てしまいました。そして,その「侵略者」である松田龍平さんの宇宙人っぷりもおみごとでした。かなりハマっていたと思います。妻役の長澤まさみさんも,イライラを募らせながらも夫を想う健気さが感じられ,とてもかわいかったです。

本作の肝は,VFXによる派手な侵略ではなく,概念を奪うという地味な侵略という設定だと思います。特定の概念を奪われた人間にさまざまな変化が起きるのがおもしろかったです。ただ,変化の理由を観客自身が考えなければならず,少々腑に落ちないものもありました。

また,侵略者は乗っ取った人間の「知識と記憶を引き継いでいる」ということらしいですが,それを聞いてからはちょっと興ざめしてしまいました。そもそも概念というものは,知識と経験の積み重ねで形成されていくものではないでしょうか。それなら,概念を奪う必要もないのでは…。さらに,教会シーンではオチも予想できてしまい,これまたテンションが下がりました。

おもしろくなりそうな要素はあるのですが,映像そのものに魅力があるわけではないので,映画館で見なければならない理由はありません。DVDかテレビで見ればよいと思います。そんなことを考えつつ席を立つと,後ろの席に大口を開けて微動だにしないおじさんが,場内に一人取り残されていました。どうやら彼は概念ではなく意識を奪われたようでした。(笑)

おじゃる
おじゃるさん / 2017年10月17日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  -
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良い映画

愛を吸い取られた彼女が切ない…。

stoneage
stoneageさん / 2017年10月17日 / スマートフォンから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  -
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残念な気がする

概念を奪い取るという着想は斬新だと思う。…が、これは舞台劇が原作だとのこと。オリジナルではない。
舞台は未観賞だけれど、映画が進むに連れ、舞台を観てみたい思いが増す一方だった。

松田龍平は得意分野の演技で本領発揮。

長澤まさみも、すっかり変わってしまった夫に愛情を取り戻し始める変化を、ナチュラルに好演している。
ただ、夫や夫婦関係の“以前”が描かれておらず、夫への思いを変化させるポイントも示さないまま、全部長澤一人の演技で補おうとしている。これでは、折角の好演も共感させられない。

首長竜のなんとか…も、ナンチャラの隣人もそうだったが、前半では“異変”を印象づける素晴らしいショットが随所に見られるのに、後半から物語りが破綻しはじめると、後はどんどん転げ落ちてしまうのが、最新の黒沢清ではないだろうか。
とても残念な気がする。

WOWOWで放送中のスピンオフドラマの方が黒沢清得意の不気味感が出ていて面白いように思う。
まだ半分しか放送されていないが。

kazz
kazzさん / 2017年10月14日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 2.0
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期待しすぎた

CMみてストーリー把握して出演者確認してこれは面白そうと上映が遅れながらもようやく観に行けたんが期待しすぎたようだ。
出演陣は申し分なかった。
ただ面白くない。盛り上がりがない。観てて気分が上がらない。ツッコミどころも多々あるがそれ以前に面白くない。
なんだろう。言葉にできないんだがもっと面白くなりそうなのに残念だ。

ぱぴこ
ぱぴこさん / 2017年10月14日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 2.0
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演技が素晴らしい ネタバレ

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主演2人の演技が素晴らしかった。
長澤まさみが旦那さん(侵略者)のことを少しずつ愛していく様子が切なかった。

愛は地球を救う、というテーマで最後に愛という概念をしった旦那さんが侵略するのをやめたのも愛という大きいテーマに沿っていてよかった。

kanaa
kanaaさん / 2017年10月9日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.5
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不協和音の魅力 ネタバレ

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演技がどうとかいう以前の、画面にただよう不思議、不条理、不協和音、チグハグさが面白かったです。
設定もストーリーもその奇妙さを引き立てているだけかな。
だから当然、ありきたりに終わる。

Momoko
Momokoさん / 2017年10月5日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  -
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深い

とても抽象的で深い作品でした。
今の世の中を表していて、作者スゲーとしか言いようがない。
侵略者は私達人間で、不必要で無駄な概念や欲ばかりで平和を壊している。
何が足りない?って愛情が欠如してるから。
でも愛情でしか世の中を平和にはできない。
そんなふうに感じた作品でした!

りー
りーさん / 2017年10月5日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 4.0
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予告を見ただけでは・・・。 ネタバレ

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予告を見ただけではどんな映画かわからなかったが、ボディスナッチャーものだった。記者と宇宙人たちは行動が読めず面白いが、夫婦のパートは予定調和であまり面白くない。愛の概念を奪ってどうのというのもありきたりすぎる。しかい、全体的にジャンル分けできない映画になってるところが魅力だと思う。

robbins j
robbins jさん / 2017年10月3日 / PCから投稿
  • 評価: 3.5
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いつもの黒沢 ネタバレ

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なるほど、これは舞台映えしそう。
宇宙人との淡白でちぐはぐなやりとりはシュールで笑えた。黒沢清の真骨頂だと思う。
自分とは何か、仕事とは何か、真顔での問いかけも面白くてすごく良い設定だと思うんだけど、物語の根幹に関わるアイディアなだけに、ここはもっと掘り下げてほしかった。でも黒沢清なので仕方なし。
にしても人類を救ったのが愛って、陳腐過ぎやしないか。タモリも「愛があるから争いがある」って言ってんのに。実際何も起こりませんでしたくらいの、もっとしょうもない終わり方なら良かったのに、終わりががっかりで大減点。

hitsuj
hitsujさん / 2017年10月1日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 2.0
  • 印象:  -
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盛り上がりに欠ける ネタバレ

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以前の夫婦関係も、描かれてなく、最初から最後まで盛り上がりにかけた映画だった。

yoshi
yoshiさん / 2017年10月1日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 1.5
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内容は面白いが終盤キテレツ? ネタバレ

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長澤まさみ役の妻がリアルで、そこを頼りに宇宙人の侵略をドキドキ楽しむ事が出来た。所々黒沢監督のシュールな不協和音的演出も笑えた。大真面目なのかもだが。元はイキウメの舞台だったとの事で、発想が非常に面白いだけに、映画化するなら力の入れようが別なんじゃないか?という箇所が散見された。

観ていくうちに夫婦愛はちゃんと描いて欲しいなぁ、そこが肝かなと思っていたのだが、最後は尻切れトンボで突き放されるように感じられた。

一番気になったのはラストで、宇宙人は人類から概念を抜き取るだけなのに何故「愛」だけ感情まで宇宙人へ導入されてるんだ?って点。
理屈だけ貰うのなら論理的にインストールされて理解して終わりなんじゃ?失うのは人間だけなはず。そこが腑に落ちない上に、妻を障害のあるものにしておきながら「ずっとそばに」なんて急に言ってるのが「は?」って感じ。絵空事のように白々しくついて行けなかった。この宇宙人は何がしたかったのか。結局、「愛」が大事なのにこのラスト。人間の浅はかさとか、結末では何かしらを感じたいものだが落ちのロジックが弱過ぎて軸のズレを感じた。つまり、描いていいものと描かなくていいものを理解していないんではないか。大事な台詞、客が見たいシーンが抜け落ちている。そういう人が撮ってるのか?と疑いたくなる。他には無いものを目指しすぎるとこうなるのか。
難解??理解しようなんて思わなくてよし。崩壊してるんだから。

最後のラブホのあたりは山場なので、もう少し照明とかもちゃんと入れて高画質で撮って欲しかった。映画だよ?!
小泉今日子役も説明セリフばかりで正直要らない。長谷川さんの記者も宇宙人が子供の年と同じ年くらいと言ってる割に彼が死んでもあっけなく悲しみもしない無味乾燥な人物設定。そこの乗り移りシーンあたりも簡略化し雑で、滑稽なだけのものになっていてついて行けない。

スケールが大きな内容の作品だけに、後に残るものの重要さにポイントがもっと絞られていれば嘘っぽい侵略のクライマックスの後味が引き立つのに残念。

そして謎は宇宙人。
人類側は「全人類を相手にするのか?」なんて捲し立ててるのに、宇宙人打破のためにやってくるのはトラックと小型飛行機だけとか…。普段ニュース見てる?って思った。無理ならもっと別の台詞設定にすればいいのに。100歩譲って、この作品の宇宙人ならこんなモタモタ時間をかけて侵略しなくても一瞬でできるのに、愛がネックなのだったのなら、概念論含め松田さん役のリアクションなど別のものになったのでは?そのはもっと丁寧にして欲しかった。宇宙人すぐ死ぬし。そのバランスが黒沢監督的に(シュールにしたくてテレが入るのか?)突き放し過ぎてお客に理解出来ないという失速感に繋がっている。
この奇妙さが好きというファンも多いとは思うがこの作品が海外で評価されていないのはつまり…

ヴィアンカ
ヴィアンカさん / 2017年10月1日 / スマートフォンから投稿
  • 評価: 2.0
  • 印象:  笑える
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