劇場公開日 2017年1月21日

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沈黙 サイレンスのレビュー・感想・評価

全320件中、181~200件目を表示

4.0弱きものへの迫害は今なおつづく

2017年2月4日
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迫害の中でいかに信仰を貫くか、いかに生き抜くのか。どんなに迫害が厳しくとも神は沈黙し、命をさらして生き方を問われるのは人間だ。

結局、生きることと信仰を貫くことを両立させるために必要なことは、心すら閉ざして沈黙することだった。

為政者が弱きものへ求める服従は、声をあげることを奪った。そして沈黙することすらも奪おうとする。

あの拷問は、"進化"して特高警察に引き継がれた。弱きものに服従を求める為政者の欲望は、今もなお姿を変えてこの国を覆う。

弱きものへの迫害は、今なおつづく。基地被害地を見よ。被災地を見よ。過労死を生む企業社会を見よ。民族や信仰を理由に差別するものを許容する為政者を見よ。

本質的には"進化"していない、弱きものが多数を占める我が国ニッポンだ。本当に困ったもんだ!なんて、なっ。

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Pablo Neruda

3.5サイレンス

2017年2月4日
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悲しい

難しい

BGM殆ど聞こえず、叫びだったり呻きだったりが余計に響く。
気持ちの良い話ではない。
何気に日本人キャストが豪華。
特にイッセー尾形が見事に嫌な役を演じていた。

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toosumi

4.0ごくたまに凄いものを観たなぁと思う映画があるけど、沈黙はソレだった。

2017年2月4日
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鑑賞方法:映画館

ごくたまに凄いものを観たなぁと思う映画があるけど、沈黙はソレだった。

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ryota27

3.5考えさせられた

2017年2月4日
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鑑賞方法:映画館

死と信教の天秤。言葉で感想を書くのが難しい映画だった

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totte

5.0素晴らしい

2017年2月4日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

幸せ

原作も読みました。篠田版も見ました。心揺さぶられる映画です。もう一度、改めてリピート鑑賞します。素晴らしい映画です。スコセッシ監督はじめ、スタッフ、役者さんに感謝です。

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ランクルおー

4.5神の存在を問う

2017年2月4日
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最初から最後まで幕府のキリスト教信者への弾圧やあらゆる拷問にそれでも神を信じ続ける信徒たちのいわば我慢くらべのような映画です。
特筆すべきはやはり現代にも通じる外国人から見た日本人の様々な特徴を細かく捉えた正直な描写です。
主役の外国人神父の視点で映画は進むので出てくる日本人が良い人も悪い人もとにかく不気味でキモいです。それでも今までの日本を扱う作品なら主人公と恋に落ちる若い邦人女性が出てきたりしましたがこの映画にはそんな甘ったれた展開はなし!最初から最後まで脱線せずにひとつのテーマを追い続けるので長時間ですが目が離せません。
日本の俳優陣も予想をはるかに超えた素晴らしい演技で特に浅野忠信さんはこんなに存在感のある俳優だったのかと再認識させられます。
信徒への拷問が見るに耐えないものもあるので要注意です。そしてこの作品独特の雰囲気は映画館じゃないと味わえないような気がします。
余談ですが映画が終わった後のエンドロールはありませんのでエンドロール中に帰る方はタイミングが難しいでしょう

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kumashan

3.5期待したほどでも

2017年2月4日
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鑑賞方法:映画館

監督が一流の外人で、どのような作品になるか興味が有って見たが
息苦しい様な緊迫感を期待したが
この作品に関しては日本人監督ならもっと緊迫感を出せたのでは無いかと思います。
見て損をしたとは思いませんが
それほどの感動的な物では無かったです。

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makotoda

2.5字幕が難し過ぎた。

2017年2月4日
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鑑賞方法:映画館

良い映画かとは思いますが、字幕が難し過ぎたて感動までいたりませんでした。

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落合春彦

5.0日本人俳優達の素晴らしい演技

2017年2月3日
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鑑賞方法:映画館

面白い映画だった。
原作は何十年も前に読んでいるが、遠藤周作の作品はどの作品も暗いイメージあり、この作品もそのイメージの中に埋もれていた。

マーティン・スコセッシが監督するだけあって、キャスティングば中々の白眉だった。窪塚洋介とイッセー尾形はとても素晴らしい。主役を喰ってしまった感がある。

日本人俳優も国際的な映画に出演しても、十分にやれる力量があると確信した。

信仰に関しては、キチジローの態度こそが、信じるものは何かを問わず、本来あるべき信仰の姿ではないだろうか。

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shanti

3.0終わった後、暫く立ち上がれなかったです。 深い内容で、心に残りまし...

2017年2月2日
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終わった後、暫く立ち上がれなかったです。
深い内容で、心に残りました。
前日にキセキを見たときは、あまり心に残らなかったのですが。

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ゆう

4.0よくぞ映画化してくれた

2017年2月2日
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鑑賞方法:映画館

 娯楽性の評価は別として、原作者の意図を追求するという意味では、成功したと思う。この原作は、私にとって最も印象に残る作品の一つであり、映画化は困難と思えたが、核心に迫ろうとした姿勢には敬服する。我々の多くは、踏み絵をあっさり踏める「お調子者」でもないし、躊躇なく拒んで死ねる「聖者」でもない。主人公たちの姿は、我々自身の姿でもある。それがうまく描けたと思う。
 なお、イッセー尾形の演技は、ある意味リアルである。軽妙に振る舞う奉行の眼は怖い。

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ただのオッチャン

4.0みんなが知らない日本の歴史

2017年2月2日
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鑑賞方法:映画館

難しい

海外の監督から学ぶとは。
これが事実だとは思いたくないけど。
宗教っていったいなんだろう。
と考えさせられた。
海(波)が人間の不安や残酷などを表現していて、最近の日本映画ではこういうシーンは見てないな。
野村芳太郎監督作品を思い出しました。
皆さんが言うようにおすすめはしません。自分が見たいと思ったら見にいくべき作品ではあります。

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まる

3.0ひたすら沈黙を続ける神への信仰

2017年2月2日
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悲しい

難しい

 舞台は天草の乱後のためある程度は落ち着いているが、キリスタンへの弾圧が続いている日本である。なぜこれほどにまで弾圧を受け続ける中で信仰を保ち続けることができたのかが不思議でならない。
 そのような状況下で信仰によって神が助けてくれるというのであればまだ話はわかるが、神はひたすら沈黙を続けるのみである。
 なぜ神は沈黙を続けるのか神への信仰とは何であるのか? そのようなことを考えさせられる映画であった。

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BingoAkikaze

1.0沈黙 -サイレンス-

2017年2月2日
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悲しい

何を伝えたいのか全くわからなかった。

感じたことと言えば、宣教師は多くの人に幸せになってもらうために宣教活動をしていたと思うのですが、自分たちがその活動をすることによって多くの命が奪われている時点で、活動のあり方を考えるべきだったのではないかと感じました。
このようなことから、キリスト教弾圧政策が悪いのか?その中でも宣教活動をひろめた宣教師が悪いのか?そう考えたときに、私はより多くの被害を出したのは、後者なのではないかと感じた。

以上のことから、そのような状況下にあっても多くの人に教えを広め、多くの人々を犠牲にしたキリスト教に対して悪い印象を結果的に持つ事になった映画でした。

追伸
キリスト教徒の方々から見れば、このような方々がいたから現状があるという風に感じることができるとおもいます。あくまでも無宗教の私から見た感想でした。

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satoru

4.0今、映画化の意義

2017年2月2日
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監督は「沈黙」を今になって映画化したのはなぜだろう…
理由は無いかもしれないけど。
近年の世界的な状況からいえば、キリスト教や日本だけでなく、多様性に対する考え方として寧ろイスラム世界で観てもらい影響を与えて欲しいと思った。

個人的には、もう少し沈黙との対峙に時間を使っても良かったかな…。

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ドテ珍

5.0今までの人生で一番心掻き乱された映画

2017年2月2日
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鑑賞方法:映画館

安藤忠信の「形だけだよ。」っていうセリフがすごく心に残った。
本当の心は神様にしか分からないということなんですが、
私には、物凄く残酷な星の王子さまみたいな話に感じました。
BGMが無い。
うまく文章にできないのですが、息ができないくらい胸が締め付けられる映画で、何回も観たいとは思わないけど、
DVDじゃなくて絶対にスクリーンで観て欲しい最高の映画なので、
わざわざアカウントを作って感想を書きました。
そのくらいできるだけ多くの人に見て欲しい映画です。

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ゆいちゃん

1.0日本人カトリック信者

2017年2月2日
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悲しい

怖い

知的

大変期待していた映画だけに残念な映画でした。こんなカトリック信者もいるんだと、聞き流して下さい。
まず映像が日本ではなく、アジアのどこですか?と言いたくなるほどだらしない映像。ただ汚く貧しいだけの農民。日本には古来より侘び寂びの美学有りますよ。日本人は昔から、辛く厳しい生活の中にも美を追求してきました。この映画では農民の姿、生活に生と死を感じられない。ただの役でしか無い。汚い農民。役者に演技力が有るのは当たり前。プロの歌手に歌が上手いですねと言ったら失礼でしょ。
風が吹いていても、日向で扇子を扇ぐ侍。侍ってアホ?私は真田と祖先が共通ですが、侍をバカにしているとしか思えない。
原作も読みましたが、終始一人の頭の中での葛藤だと、随所に感じました。
あの時代と場所は、個人主義と全体主義が衝突した所だと思います。
水と油が混じり合う、それが愛では?

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Raphael

3.0原作に忠実だが・・・。

2017年2月2日
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怖い

原作は随分昔に読んだ。遠藤周作はクリスチャンで、彼自身も日本人としてキリスト教の教えに対する葛藤があったのでしょう。他の作品にもそれは見られます。これはどの宗教にも通じるもので、テーマとしては逸材かと思うし、遠藤先生がそのテーマを素晴らしい作品に作り上げています。
原作は衝撃的で、本作もほぼ忠実に作られていますが、最後は余計な時計だったように思えます。
ただ気になるのは、この史実の前後を描かずに、この部分だけを切り取ってしまっては、日本が異宗教を何故弾圧したかが分からない。キリスト教の教えは素晴らしいが、これほど政治に利用され、結果的に人々の争いの道具になった宗教も珍しい。当時の日本のキリスト教の排除は正解だと思うし、あれが太平洋戦争の序章になったことは教科書には載っていないが周知の事実なのだから。

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堂島先生

4.5宗教とは信仰とは何なのか

2017年2月1日
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宗教、信仰の対象が人々とってなぜそこまで彼らの中の面積の大部分を担っているのか、わたしには分からなかったが、それが自分にとっての親や子の存在のようなものであったなら、それを踏み、唾を吐き、奪われる事の辛さ、そしてそれに対する心の中の強い思いは至極当然の事のように感じた。

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reeeco

4.0布教

2017年2月1日
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鑑賞方法:映画館

日本人ってこういうところあるよなーっていうのを見せてもらった。

宗教って難しいものであると改めて感じた。

棄教させるための手段とか汚いんだけどそこがまたよかった。

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そとやま