サバイバルファミリーのレビュー・感想・評価
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根拠もなく威張り散らし、クソの役にもたたない親父に嫌悪感。それだけならまだしも・・・、
いやあ、びっくりして口が開いたまま立てなかった。
くだらねえ、と笑い飛ばすには面白いところがないし、
じゃあ泣けるかっていうと、全然切実さは伝わってこないし、
なるほど、って唸らされるかと期待したけど、なんのヒネリもない。
何カ月もかかってる割に髪が伸びてない、をはじめとしたディテールの拙さにイライラした。
設定もそう。
大阪からも高速で行けばよかったんじゃない?
須磨の水族館、ひと月近く魚は生きていたの?
てか、なんでちょうど「その」タイミングで水族館にいるの?
発煙筒の場面、川で倒れてた親父が蒸気機関車よりも先に行ってるっておかしいよね?
で、その機関車、鹿児島まで行っちゃうの?
岡山の田中さんちに御厄介になっていればよかったんじゃない?
てか、田中さん、結構かわいそうなんだけど。
キャラを含めた設定に一貫性がないし、電気がなくなったリアリティは陳腐だし、なんなんでしょう、この映画は。
今になって怒りがこみ上げてくるよ、駄作過ぎて。
せめて藤原紀香がナントカ水を勧めてきたら笑えたのに。
バッテリー液は飲めません!
補充液は精製水だから大丈夫なんだろけど
バッテリーに入っている液は硫酸だから
触るのも危険です!
バッテリーを傾けるのもやめしょう!
(誤解する人がいるかと・・・)
親と恋人の事を考えた。
何があっても助け合い
楽しく生きる人が自分にはいるのか?
アナログな世の中になった方が
そういう人が多くできるんだろうな。
震災を思い出させた。
意識高いアウトドア家族、
そもそも自給自足に近い生活をしてる人達は
インフラ止まった時に強い。
ボッタくる奴が出てきて
その後には金の価値もなくなり
マセラッティやロレックスより
お米が大事、生に直結する物が大事。
突き詰めたらそこだし、
あの震災の時には近いとこまで
行ってる場所もあったんだろうな。
SNSに追われたり、ハゲを隠そうなんて
小さな事。くだらん。
大切な事は笑顔で一緒に過ごせる相手がいる事
。
やっぱり矢口監督には青春成長物をやってほしい! 兄弟が電気が使えな...
やっぱり矢口監督には青春成長物をやってほしい!
兄弟が電気が使えなくなって、おじいちゃんのいる鹿児島まで行く、ロードムービーの方が良かったと思う。
これはこれで楽しめます。
肉がうまそう❗
竹中直人、岸部一徳出て欲しかった。
"あたりまえ"に感謝することを気付かせる震災派生ムービー
首都圏に住んでいる人にとっては、2011年の"計画停電"の記憶がよみがえるような映画だ。
直接被災とは違い、会社も学校も日常生活はそのままなのに、ライフラインの一部の消失でアンバランスが起きる漠然とした不安。ほんの6年前なのに、すでに記憶が薄れていることに愕然とさせられる。
本作は、原因不明の広域停電に巻き込まれる人々と家族の話だが、単なる停電ではなく、腕時計をはじめ、電気を動力(補助も含め)とする機械・サービスのすべてが停止すると、どうなるかという、シチュエーション・ムービーである。
「ウォーターボーイズ」(2001)、「スウィングガールズ」(2004)、「ハッピーフライト」(2008)など。いつもの矢口ワールドは実に単純で、"主人公のシロウト(未体験者・見習い)が初体験する様子をドタバタで描く。それを、観客が一緒になって疑似体験することで、妙な共感が発生して、ハッピーエンドで終わる"というもの。今回はマイナス体験に振ってきた。
当然、電灯や家電製品が使えない。ポンプの電力が止まるので、水道水や水洗トイレが使えない。ガスメーターも電力だし、近年はIHコンロが普及している。銀行も停止し、現金があってもスーパーやコンビニのレジも使えない。充電式のスマホやラジオがあったとしても、そもそも中継局や放送局が止まってしまうので、情報も滞る。
コミカルに進むので、ディザスタームービーと感じないかもしれないが、状況的にはパニック映画である。もちろん矢口ワールドなので、詳細なリアリティを求めるのはナンセンスである。
一方で、これは矢口監督解釈による震災派生ムービーである。
2011.3.11。東日本大震災をきっかけに、映画人たちは自身を通して見た"震災ムービー"を次々に世界に発信した。震災直後は、君塚良一監督「遺体 明日への十日間」(2013)や、中田秀夫監督「3.11後を生きる」(2013)などのドキュメンタリータッチの作品が多かったが、時間経過とともに様々な解釈と部分消化がなされ、震災を着想の原点にした"震災派生ムービー"があらわれた。
庵野秀明監督の「シン・ゴジラ」(2016)は、"もし首都圏に怪獣があらわれたら"とするディザスタームービーで、新海誠監督の「君の名は。」は、"もし巨大隕石が町に落ちたら"をモチーフにしたジュブナイルだが、どちらも震災的な描写が重要なエッセンスとなっている、派生ムービーでもある。
あたりまえが、あたりまえでなくなること。本作は災害警告や防災が目的なのではなく、"電気のありがたみ"はもちろんのこと、人力、自然エネルギー、食物連鎖、アナログ、アウトドア生活など、"電気以外"への無関心を関心に変え、"あたりまえ"に感謝することを気付かせる。
(2017/2/11 /TOHOシネマズ日本橋/ビスタ)
中国地方って
なんなんでしょうこの映画のスタッフの方々は中国地方に行ったことがないんでしょうか。
地図を見ながらまっすぐ鹿児島を目指すならあんな田舎道しかないところをずっと通るはずがないんですが。未開の地とでも思っているのかな。3日移動して橋が見つからない川ってどんな秘境なんでしょう。
前半の街のあたりは良かったですが、大阪を越えて岡山の家を出たあたりから、いい加減な設定と展開になにやってんだこの人たちって感じでついていけませんでした。
自然体の造りが良かった
さすがという構成に満足しました。
暗闇の大都会に瞬く星空に天の川。電気が復活し夜景が瞬く大都会に消えた星空。そのコントラストがこの物語の象徴だと思います。
不自然な仕掛けが一切ない家族の絆。
是非映画館で。
日本産ディストピア
ありとあらゆる電子機器が止まり家族が右往左往するお話 日本産のディストピア映画としてとても楽しめた
若干型にハマりすぎ感のある家族のキャラ造形とか、恐ろしく不自然なリズムで進むマンションの住人たちの話し合いとか最初はすこーし乗れない要素があったけどディストピア映画の型にわりとどストレートにハマった家族の物語が進んでいくと安心して楽しめた
少しづつ家族の関係が変化していったり、道中で出会う人たちとか色々と楽しい要素がキチンとやってあって、ジャンル映画としても優秀と感じた
クライマックスの伏線もわりと効果的だった
深津絵里のお母さん感も良し
あと監督お決まりの動物シーンも良かった
満足
何を表現したかった?
矢口監督ということで期待していたが、
コメディ感を入れるサバイバル物という
ストーリーに問題があったのかもしれない
矢口監督の、なんだろう、寄席を見ているような
コメディ感は好きで、クスッときてしまうのは
よかったけれど、
サバイバル物を期待して見に行く人にとっては
ほかの同様の映画よりは劣る
コメディとサバイバル要素の比率を
いろいろと考えられたと思うが、
とても中途半端な映画になってしまった印象
ただ、仕事柄、こういう状況に陥る可能性があるという
警鐘としてはいい映画だと思った。
どう受け止めるか
26本目。
うーん、リアルかどうか受け止めるには個人差があるけど、だろうね位な作品かな。
ツッコミ所多々あるし、回復した所で簡単に日常を取り戻せるか?
治安、通貨価値、仕事・・・。
震災を乗り越えた日本人の強さ!と言いたい所なんだろうけど世界規模でしょ?
どうなんだ?
設定が甘い
いや、映画なんだから設定が甘いのは仕方ない・・・・んですけど、あまりにもつっこみどころが多い。
・治安がもっと悪いはず
・動かなくなった車が街中にもっと止まっているはず
・病院だとか電力が必要な場所の悲惨な光景が一切無い
・水族館の魚が電力なしでは数日も持たない
・動物園の動物はどうしたのか
・蒸気機関車になぜ無料で乗れるのか
・蒸気機関車が鹿児島までトンネルもあるし、軌道も違うのにどうしていけるのか
・蒸気機関車の制動距離が一切無視されている
などなど、あげればキリがありません。
電力がなくなる・・・のに、劇中に明らかに亡くなったと分かるのは1名だけ。
ちょっと、優しすぎるサバイバルドラマです。
かなりよかった!
完成披露試写会にて
こんな家族って本当にありそうなんだけど、サバイバルな生活をして再生する話
サバイバル生活でボロボロになって、ある家庭に世話になってから家族が変わりだした。救われたのは奇跡みたいだけど、あるかもっても思った
非現実的だけど、起こりうるかも知れない。変わった世界観だったけど、勇気がリアルに出る
最初と最後の対比はよかった
電気の大切さ
普段何気なく使っている電気。
ある日突然、電気が全て止まってしまったらどうなってしまうのでしょう。
人間がいかに電気に頼っているか、そして人間は生活力がいかに弱いかを目の当たりにしました。
会社でいかに頼りにされても、普段の生活力で頼りになるのはやっぱり母親。
娘息子が父親にどんどん幻滅してゆく姿が悲しい共に、現実的でした。
そんな頼りない父親を小日向文世さん、頼りになる母親役を深津絵里さんが演じています。
災害に弱い都心の生活に、いかに生き抜く力をつけてゆくのか…。
東日本大震災の都心を再び思い出すと共に、備蓄の大切さ、家族の団結力の重要性を考えさせられる映画でした!
最後のエンドロールに映る都心の映像が、ジーンと胸に迫ります。
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