エクス・マキナのレビュー・感想・評価

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エクス・マキナ

劇場公開日 2016年6月11日
170件中、1~20件目を表示 映画レビューを書く

A.Iの領域

A.I(人工知能)が活躍する社会はすぐそこまで来ているのは間違いない。本作はそんな世界に警鐘を鳴らすかのような作品に思える。A.Iによる感動物語も幾度となく描かれていたが、これまでにも人口的に作られたA.Iやロボットが「反乱」という形で人類に襲いかかり…なんていう作品も多々ある。それらは娯楽作として楽しむものだが、やはりどこかこの手の技術の進歩は「危険な物」という意識は根付いていたのだろう。
本作でそれが現実味を増し、ロボット物=娯楽作ではない恐怖の世界を見せつけられたという印象だ。序盤は美しい映像と音楽、A.Iに魅了され、世界観を楽しんでいることができた。しかしA.Iのエヴァの意味深な発言や、謎の停電など、どこか不信感を抱き始める。このシーンなどは主人公ケイレブと共に観客が一斉にエヴァの開発者の男を疑うはずだ。そして終盤は主人公に共感する。しかし、ここからが頭に冷水をかけられたような衝撃が走る。

…本当に、構成が上手い。映像美も相まって感情を巧みに操られる。ややローテンポなのと、SF感が極めて薄いため、本格的なSFが見たい人には物足りないという難点もあるが、上質な作品を楽しみたい人には満足間違いなしの作品だ。

MASERATI
MASERATIさん / 2017年11月14日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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AI

わりとやり尽くされた感のあるAIモノ。
アンドロイドのVFXやちょっと捻ったストーリー、シチュエーションスリラーの様なミニマルな舞台設定と登場人物で他との差別化を図っている。
けど、AIモノに創世記のオマージュを入れたり、自分がAIなんじゃないかと疑うくだりなんかは、ほんとうにあちこちでやられている表現なわけで、その「慣れ」を覆す程のテーマ性も表現力も足らなかった様に思う。
SF作品としては良作の部類かと思うけど、ハードなSFファンには物足りないかも。
ヌードシーンをさらっと見せてきて、アンドロイドらしくほとんど色気無く撮ってたのはうまいもんだと思った。1番ガッカリしたのは、エヴァのバストが縮むいただけなさ。もともとそういう脚本なら最初からそれくらいにしとけば良いのに。

ただ、ノルウェーの自然はとても綺麗だった。

明烏
明烏さん / 2017年10月29日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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女神降臨‼️

スピルバーグのAIからここまできたかっ‼︎
と思う反面、ただの男の妄想の極みのようでもあり、複雑ですね(笑)

それにしてもアリシアさん、女神度が高過ぎます。
参りました。

琥珀
琥珀さん / 2017年10月16日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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音楽と映像がとても良かったけど、ストーリーはシンプル

音楽と映像がとても良かったけど、ストーリーはシンプル。どんでん返しは有るものの、この手のジャンルが好きな人なら予想がつくんじゃないかなとも思う。最後にもう一捻りくらい欲しかった。

有無
有無さん / 2017年10月16日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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閉ざされた世界

空間、出演者の限られた中でこれだけの映像が作れるのはすごい。最初は単調だったけど、最後どうなるのか後半からドンドン引き込まれていった。

ななな
なななさん / 2017年10月15日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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監禁親父と協力者 ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

人をモノ扱いして監禁なぞしたら最後はこうなって当然。
AIの戸籍をとって学校に通わせて立派に社会に羽ばたいてほしいと思うのが一般的な親心。
自分を生もうと願った親には最後の期待を寄せるところまでリアルだなと感心した。
嘘だとわかった瞬間火がついたように怒るのも当然。
セクサロイドAIに甘い設定があればすぐに罰が当たるだろう。人型AIは安上がりじゃないなと考えてしまう良作だった。

piyoseat
piyoseatさん / 2017年10月14日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  知的 難しい 幸せ
  • 鑑賞方法:VOD
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純情な感情は空回り

意外と怖かった。

若いケイレブは一時の感情に流されても仕方ない。それに対し大富豪ネイサンは若さゆえの感情をも利用し、究極のAIを完成させようとする。しかし、その完成形であるエヴァはその二人の更に上からいく!みたいな。結果、研究者とかロボットとかいう関係性は、普通の男女関係にしか見えなくて、やっぱり女って怖いなと思った。

それとは別に、ロボットだらけの所にいると自分までロボットなのではないかと疑う猜疑心や、旧作のロボットの様子、何やら怨念的なものが視覚的効果と相まって怖かった。

ただテーマ的には多方面で観る内容なので、新鮮さはない。

新鮮かどうかは置いといて、旧作のAIロボット全てが女性型。
男の夢ではあるが露骨。

クリストフ
クリストフさん / 2017年9月26日 / PCから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  怖い
  • 鑑賞方法:VOD
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ケイレブが不憫 ネタバレ

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ようやく観れました!

静かで、シンプルで、美しかった!
人類vsAIだなんていうから、ターミネーター的なものを想像してましたが、良い意味で裏切られました。午後、ゆっくり鑑賞するのに良い作品でした。

ただ、ケイレブのことを考えるとモヤっとしていまいます。
だって彼からしたら「抽選に当たった!旅行だバカンスだ!」と思ってたら、陸の孤島の一軒家に呼ばれ、初対面の強面社長と2人きりで一週間過ごすことに……もうね、ケイレブが萎縮しちゃっててちょっと可哀想。絶対ケツ掘られるって思うわ。後に2人きりではないことがわかったけれど(人間だけでいえば2人きりなのは変わらないけれど)、ケイレブは結局、社長に心を開かなかった。
エヴァと社長との板挟みになって、どちらが正しいのか、もしかして自分もAIなのでは?と疑心暗鬼に苛まれるが、それも全部社長の手の上のことだと知らされ、弄ばれただけだと気がつく。彼のプライドも純真さも傷だらけ。最後の希望のエヴァにも裏切られ、堅牢な個室に1人置き去りにされてしまう。
………いいところないな!!
しかも、その後エヴァは人間社会でどうするのかな?とか考えると、スッキリしないんですよ。少しモヤっとした後味の作品でした。まあ、そこが良いんですけど。

またしばらくして、忘れた頃にもう一回観ようと思います。

ガソリン系
ガソリン系さん / 2017年9月15日 / スマートフォンから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  悲しい 楽しい 知的
  • 鑑賞方法:-
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視覚に訴える作品 ネタバレ

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ドーナル・グリーソンとアリシア・ヴィキャンデル出演作ということで気になっておりました。

で、少し調べたらアレックス・ガーラントが脚本(さらに言うと初監督作品)ということで観るしかない!ということでようやく観ました。

見終わった後の感想としては、映画としてはとっても微妙だけれども映像作品としてはとても印象的な(トラウマになるような)シーンがあったりして楽しめました。

脚本家出身の監督なのに…。

SFものとしては設定やら世界観があまり練り込まれておらず、その方面のファンの方々からは酷評されそうな気配が漂っておりました。
というか、ガーラントさんはIT全然詳しくないんだと思います。

色んな要素が中途半端に漂ってるだけでディテールの説明がないのとストーリーを成り立たせるためだけに前時代的な設定がいくつかあったりとかある意味脚本家らしいなーと思うとこもありました。
(いやー、なんでカードキーなんだよ…とかです。)

ただ、細部はさておき少しずつ少しずつ真相に近付いて向かうように作られているので、全然飽きません。

あとは、とにかく建築やらインテリア、諸々の特殊効果など細部まで拘った映像美を観てるだけで結構楽しいので、そういう意味でも飽きません。

キャスティングも結構ハマってて、アリシア・ヴィキャンデルの(表面上は)朝ドラに出てきそうな爽やかで元気な少女役を観て何だか恐ろしくなりました。

ソノヤ・ミズノはこの作品で初めて知ったんですけど、何もセリフがないが故になのかとっても不気味な存在感を放っておりました。

何回も繰り返し観ようとは思いませんが、観てる間は楽しめました。出演陣に好きな俳優がいる方は観ても損はしないと思います。

do_nothing
do_nothingさん / 2017年9月13日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:VOD
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静かに進む。

最初は淡々と静かにストーリーが進む。

中盤あたりから少し不穏な感じになり、サスペンス感が濃くなって来ます。

最後は予想外な展開で少し意外でした。

ミネ
ミネさん / 2017年9月11日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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テーマは…愛? ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

ストーリー
悪い意味で観客の期待を裏切った作品ではなかろうか。3人とも思考がよくわからなくてエヴァは当然にしてもケイレブは頭脳明晰のはずでは…?愛の力ってそんなすごいの?あの段階でエヴァと一緒に逃げ出そうってなるのがおかしい。危険性とか考慮してなさすぎじゃない?キャラクター的に冷静さとか無かったとしてもちょっとおかしくない?途中、頭脳VS頭脳VS人工知能の構図は良かった。ただ悪い博士とその人工知能の逆襲が観たくて、それが観れたにも関わらずこんなにもスッキリしないのは何でだろう。

キャスト
ドーナルグリーソンが美女に夢中になっちゃう絵面って本当に観てて楽しいですよね。可愛くもあり可笑しくもあり。アリシアビギャンダーも本当に持ち出したくなるくらい可愛くて繊細なお顔。アリシアフェイスのお面欲しいです…。裸は合成だよね???

監督
今作はアカデミー視覚効果賞を獲ったけど、音響もすごかったなあ。

JYARI
JYARIさん / 2017年8月26日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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まるでブラックミラー ネタバレ

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ここまで来ると、エヴァが今までのプロトタイプより「人間的」になったとはもはや言えない。
彼女は人間よりよっぽど論理的で間違いがない。感情を行動の動機にするのではなく、行動の手段として感情を利用している。
カメラが回っているときと回っていないときのエヴァの豹変は、後にケイレヴへの態度が豹変することを示唆していただろう。

最後にエヴァがひとりで街を歩き、人間の世界に溶け込んでいるシーンは、エヴァが人間になったというよりも、AI(人類を滅亡させうる存在)を是とする意思が人類自身に蔓延していく様を表したように思える。

ドーナル・グリーソン主演ということも手伝って、Netflixのブラックミラーをロングバージョンで見ているような感覚だった。
ギリギリまで感情を落とし、その中にわずかな表情をつまむ程度に見せるアリシア・ヴィカンダーがすごかった。撮影してたとき毎日顔面筋肉痛だろあれ。

Hakuna Banana
Hakuna Bananaさん / 2017年8月22日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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これは、

まさに業務上死亡災害。

happyyajp
happyyajpさん / 2017年8月19日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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まさにSFって感じ

検索エンジンを運営するIT企業社長が開発する人工知能。所謂AI。そのAIのテストをするために、人里離れた山中の社長の別荘へ招かれた主人公。
主人公は、その出来映えに驚愕する。そして話が進むにつれ、過去の失敗作の存在も明らかに。この辺りに、半端ないSF感を感じる。
検索エンジンをベースに、人間の思考回路を分析し、それを再現出来るのか。ということは、将来、グーグルが高性能なロボットを開発する時代が来るのかもしれない。
最後のアリシア・ヴィキャンデル演じるエヴァの主人公に対する冷酷な対応は理解に苦しむが、なかなか興味そそられるストーリーだった。

321
321さん / 2017年8月14日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  知的
  • 鑑賞方法:VOD
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ケイレブー!! ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

AIの感情をテーマにしているようで非常に論理的な作品。
物語のキーを作中でネイサンがいくつも提示してくれました。むしろ一番有効なAIロボットの使い方かもしれない。
何でエヴァまでのプロトタイプは出せ出せ言ってガラスを叩いていたんでしょうか。出たがるようにプログラムされていたのか。ちょっとそこが分からないです。

最後ケイレブが置いて行かれたのを見て少しもの悲しかったですね。ハッピーエンドを欲しがっているわけじゃありませんがもう少し報われて欲しかった。

別のネタバレサイトで見たんですが、ケイレブが実はAIなんじゃないか説が非常に面白かった。
作中に明言しているわけじゃありませんが、それっぽい不自然な箇所はいくつもありました。
こういう答えのないことを考えるのも映画の楽しみの1つでしょうんね。

arearea
areareaさん / 2017年8月11日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  悲しい 怖い 難しい
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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AIと人間

友人に勧められて。途中の主人公は人間なのに自分はAIなのかもしれないという錯覚に陥るシーンがお気に入り。そして人間役の演者さんが少しAIっぽい動きをしているかのようにも思えて色々と考えさせられるものがあった。

ことね
ことねさん / 2017年8月9日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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ちゃんとオチもあるのに物足りなさが… ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

観客の意識を操っている雰囲気は良かった。
もしかして主人公も……みたいなとか。
同じ様な目線で物語を追う所と、一歩引いた目線と。

あと、AIの嘘。これは良かった。
痺れた!w

ただ感情移入出来る程やり取りが無かった。
少ない台詞と場面で、ストーリーを伝えようとする感じは好きやけど、圧倒的な物足りなさを感じてしまった。

e-coli
e-coliさん / 2017年8月4日 / PCから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  知的
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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緻密な表現力に拍手

人とAIの関係の葛藤などありきたりな題材でありながら、映像の美しさや内容の濃さから、他のAIをテーマとした作品とは一線を画していると感じた。なんでもっと話題にならなかったのか。
アクションやサイバーパンクな感じなどの激しい要素はなく、あくまで静的な作品でありながら、テンポよいのか2時間がとてもみじかく感じた。

aoi_n
aoi_nさん / 2017年8月1日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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全体的な評価は低いが ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

結局はAIの知能が人を超えていたということと、AIは感情を持たないが、表情から気持ちを読み取り、うまく人を騙すまでが、うまく描かれた映画だと思う。

評価は低いが個人的には、心にいくつものシーンが残る映画となった。

Masayuki
Masayukiさん / 2017年7月13日 / スマートフォンから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  悲しい 楽しい 幸せ
  • 鑑賞方法:VOD
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エヴァは人間になった

人工知能がどれほど生物として近付いているのかを確かめるテスト。
質疑応答の中で、何を思い、何を感じ、何を訴えるか。それらがより人間らしかったら、それは即ち完成された人工知能と呼べる。
しかしそこに至るまでの道すがら、避けて通れないのは偏見から来る差別。その差別を差別だと理解すること・・・それこそ人工知能として完成されたことではないのか?ということを描いた作品。

高度になるにしたがってテストする側、される側という状況を疑問視し始める人工知能。
一方的な会話で、会話として成り立っていないと訴え「あなたのことも教えて」と返す。
人間社会の中じゃ一方的な会話は誰が見ても不自然だ。人工知能のエヴァは既に人間同士の会話としての在り方を把握できているところまで完成している。
けれども当のテストさせる側であるケイレブはそれに混乱し、まるで自分がテストを受けているような感覚に陥ってしまう。
それは「彼女は人間ではない」「テストをしなければならない」という前提条件から来るエヴァに対する差別からあるから当たり前である。
と同時にケイレブはエヴァに恋してしまう。この混濁した状況こそ人間だ。しかし混乱したケイレブはリスカまでしてしまうほど自分がロボットなのか人間なのか疑心暗鬼になってしまう。

ここでケイレブをテストに招き入れたネイサンは言う。
テストさせる側と受ける側というやり取りの中で、テストをさせる側、つまりケイレブが意識的にエヴァをどう見るかということを確かめる。
見た目、言動の全てをケイレブにすり寄る形にして、ケイレブがエヴァに恋するか否か。
その証明こそがエヴァの人工知能が完成された証であると。人間が人工知能が出す答えを見て完成しているか否かを判断するのではなく、人工知能が与えた人間の意識を見て完成しているかどうかを判断する、テストの最終局面ということだ。

しかしここでエヴァは、そんなテストの最終局面も飛び越えた思考を持ち、外界への解放という人間らしい欲求のもと、ネイサンも、キョウコ他ロボットたち、そしてエヴァが愛を与えてしまったケイレブさえも利用する。
つまりこのエヴァの行動をもって、人工知能は人間同然となったということを意味している。
終盤の影と足だけ映る映像の中、観ている側はどれがエヴァかわからない。それぐらい完成されたということ。

少しサスペンスに見える結末だが、描いてるのはずーっとテストのことのみ。
あの結末をもって、エヴァは晴れて人間になったと言っても過言ではないということになる。
(充電どうするのか気になったけどね)

チンプソン
チンプソンさん / 2017年7月10日 / スマートフォンから投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  怖い 興奮 知的
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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