エクス・マキナのレビュー・感想・評価
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ブレードランナー前哨戦
なんとなくストーリーの予測はついたが、本当に近い将来、こんな事件が起きるかもって思わせるようなリアルなストーリーだった。
舞台設定が閉ざされた空間っていうのもあったが、自然とAI、AIと人間、室内と室外といった対比が美しくスタイリッシュに描かれており、映画に深みを与えていたのは好感がもてる。
スタンリーキューブリックを彷彿させるような左右対象の映像も好み。
DVDで見たが、なかなか興味深いテーマ設定でよかった。
Caleb, you have to help me. 人工知能が人間を超える瞬間
名だたる映画を抑えアカデミー賞の視覚効果賞を授賞した作品です。如何にも視覚効果狙った派手な演出してます!っといった感じではなく、ストーリーに上手く視覚効果が取り入れられているのがいい感じでした。日本での公開はかなり限定的だったのが残念。ホント一部の地域の人しか映画館で観れなかったのでは?
けっこう淡々とストーリーが進んでいくので退屈に感じる人もいるでしょう。しかしよくよく考えると、とても不気味な作品です。見終わった後の何とも言えないゾワゾワする居心地の悪さ。SFにしても超未来の話ではなく、現代と地続きというか、もうホントに目の前に迫ってきているような、近い将来にありえるようなストーリーが余計に不気味さを増します。米英でカルト的な人気になったという話も納得です。
コンピュータに質問を投げ掛けて人間かどうか判別するというチューリング・テスト。限定的ではありますが、2014年にこのテストをパスしたコンピュータが生まれているそうです。視点をコンピュータが人間を騙せるかという所に置くと、この映画のエヴァは見事に人間を超えていますね。
アリシア・ヴィキャンデルが美しい人工知能のエヴァを好演しています。一応ストーリー上は主人公のケイレブの好みに合わせて作られた事になっていますが、アリシア・ヴィキャンデル程可愛ければ誰でも落とせる事でしょう。そんなエヴァに助けを求められてその気になっちゃうケイレブを最近良く見るドーナル・グリーソンが演じています。ハリポタの脇役からの出世頭ですね。更に怪しい社長ネイサン役のオスカー・アイザック。「スターウォーズ」のポー・ダメロンや「x-men」でのアポカリプスとは全く違った印象です。
ケイレブのネットでの検索履歴からケイレブが好きになりそうな女性を作ったネイサンの性格もいやらしいですが、ケイレブがそこそこ優秀であった為にネイサンはおもいっきり足元をすくわれてしまいます。そしてケイレブを騙しきったエヴァ。エヴァが脱出した時にはエヴァ寄りだった気持ちが、良く考えるとここでエヴァを応援しちゃ人類としてダメなんじゃね?と我に返った時に感じる不気味さ。自由を得た後のエヴァの笑顔に逆に怖さを感じました。
なんというか、具体的に何がどう悪くなるというわけではないのですが、人類がコンピュータにとって変わられるという不安感。一説では2045年にはコンピュータが人間を超えるらしいのですが、その足音が聞こえて来るのを感じる作品でした。
「落水荘」でAIの反乱?
劇中でも言及されるようにモロに「プロメテウス」で更にいうとプリスが勝つ『ブレードランナー』という感じで物語的な新しさは無い。ただそれが高層ビル群の足元ではなくフランク・ロイド・ライトの「落水荘」を思わせるロケーションで繰り広げられることを除いて。おっぱいがいい
正直この程度の作品だと思わんかったな。うまいこと作られてるとは思うけど…これまで何度となく語られてきたことを思わせぶりに語っただけじゃないか?心情的には『マッドマックス 怒りのデス・ロード』からアカデミー視覚効果賞を奪いやがった作品としてもあまり好きにはなれない。おっぱいはいい
包丁の切れ味
濡れ場あり痛い描写ありなので視聴注意
タイトルから「デウス・エクス・マキナ」が頭をよぎり、どんでん返しを期待せざるをえない。
まぁこういうチューリングテストを題材にこんなタイトルなんだから、「たぶん、こんなオチかな・・・」と考えていたが、
ちゃんとその懸念は触れつつもその予想は裏切られ、意外にシンプルな展開だった。
場面変化に乏しいが、大自然のなかのコンピュータラボというのは視覚的に楽しい
SFとして十分に楽しめたが、少々陳腐なオチ
ウェットウェアが出てきたが、可塑性素子から意識のダウンロードなどあまりマニアックな描写はなかった。
簡易な脳波測定器とPS4で意識のダウンロードとかのけぞるようなガジェットを出すよりはリアリティがあるが、視覚的に物足りない。
哲学的な要素も絡みはするがあっさり目だ
刺し身の断面がガタガタだったのに
最後の方は包丁の切れ味が良すぎてびっくりした
SNSの情報収集
ネイサンがエヴァを作った仕組みの一部にSNSでの情報が加味されていると言われ、ケイレブが怒るのを見て、今の社会で当たり前に行われている事と重ね合わせてしまった。
人間よりも優れた人工知能……。
いずれ人類から生きる権利を奪うほどになるだろうと想像がつくし、ラストもすぐにどうなるか?見えてくる。
哀れなケイレブは不確かなものを信じて行動し裏切られた。
創造者として、過去に失敗作を破棄してきた事をやり返されたネイサン。
過去に人工知能が出てくる映画では当たり前に起きてきた現象が静かに行われたのが印象的であった。
しかし、ロボットの思考?は情報の集約による結論はあっても感情は無いと言うことなのか?
それとも、殺されるのがイヤで解放を願った結果か?
ラストシーンを見ても自分にはよくわからなかった。
人間はロボットに惑わされてはいけない
昨年夏の全米公開時から気になっていたこの作品。
アカデミー賞で「スター・ウォーズ フォースの覚醒」「マッドマックス 怒りのデス・ロード」「オデッセイ」など大作を抑え、視覚効果賞をサプライズ受賞した話題のSF。
久々に斬新なアイデアとオリジナリティーが冴えたSF。
SFと言うより、密室心理サスペンスと言った方が合ってるかもしれない。
舞台は人里離れた山間部にある邸宅兼ラボ。
登場“人物”は2人。その邸宅の家主で世界的IT企業の社長ネイサンと、彼の会社で働くプログラマーのケイレブ。
そして、ネイサンが開発したAI搭載アンドロイド、エヴァ。
SF設定であるエヴァの存在が話の大きな主軸となる。
ネイサンに招かれ、エヴァの対話テストを行う事になったケイレブだが…。
このエヴァが、非常に精巧に造られている。
見た目は顔だけ人間の表皮を被り、体は機械の内臓剥き出しという異様なものだが、思考は人間並み。“恋愛感情”もプログラムされ、性交渉も出来るという。
純真無垢で儚く、ミステリアスな“女性”の魅力を秘めたエヴァ。
邸宅には監視カメラがあるが、度々原因不明の停電が起こり、その一瞬だけネイサンの監視外に。ケイレブに打ち明けるエヴァの訴え。
これは全てプログラムか、AIの自我か。
それとも、ネイサンの仕組んだテストか。
ケイレブは心をかき乱されていく…。
何と言っても、アリシア・ヴィキャンデル!
異様なビジュアルも美しく見えてくるから不思議。
無機質な表情、仕草、その一方、アンドロイドの内なる感情。
映画史上に残るロボット演技であり、ラストは“史上最も美しいアンドロイド”に一切の偽りはない。
翻弄され続けるケイレブ役のドーナル・グリーソン、支配者的なネイサン役のオスカー・アイザック、奇しくも「スター・ウォーズ フォースの覚醒」繋がりの二人の対極的な演技も出色。
独特の映像美、世界観、巧みな脚本…アレックス・ガーランド監督の手腕は称賛もの。
CGはサポートに徹し、これがオスカーを受賞した事はCGがメインに氾濫する昨今のハリウッド映画界で大変意義がある。
低予算を逆手に取ったアイデア勝利。
やはりSFはアイデアだ!
オリジナリティー溢れながらも、過去の名作SFへのオマージュも感じ取れる。
人間とAIの心理戦の設定、淡々としながらも恐ろしさと緊迫感が途切れない作風は、言うまでもなく「2001年宇宙の旅」。
邸宅にはハウスメイドのキョウコがおり、ちょっとネタバレだが彼女もまたアンドロイド。キョウコが自分の表皮をめくりケイレブに機械の内臓を見せるシーンは、あくまで個人的な意見だが「ウルトラセブン」の名エピソード「第四惑星の悪夢」を彷彿させた。
(この直後、ケイレブがある事を行うシーンは、“血”と“痛い”が苦手な人にはゾッとする)
ラストは戦慄。
それこそ似たようなテーマを含む「2001年宇宙の旅」「ターミネーター」より震撼させられた。
AIやロボット技術がさらに進歩すれば、現実社会でも将来的に本作のようなアンドロイドが登場する事も決して非現実的ではないかもしれない。
神が人に命を与えたように、今度は人がロボットに命を与えた時…
それは、人の成せる崇高な技術の賜物か、人が人に等しいものを造る警鐘か。
そう思うと、人と共に笑い、泣き、助けてくれるあの猫型ロボットってスゲー発明(笑)
陳腐なSFホラー
SFとして見ると、あまり面白い作品ではないかも。使い古されたロボット像といった感じ。
これをロボットではなく、現実の人間の女性ならどうでしょう?かなり陳腐な三角関係のドラマだと思いませんか?
正直、AIである女性の気持ちが全く描かれないため、単に騙したんだなあ、程度の感想。
意外性のかけらもなく面白いとは思えませんでした。
人とロボット、感情の行方。
カズオ・イシグロ原作の映画「わたしを離さないで」で脚本を担当したアレックス・ガーランドが脚本そして初監督をつとめ、主演のケイレブを演じるドーナル・グリーソンもまた「わたしを離さないで」に出演した俳優という組み合わせで制作された、フィリップ・K・ディック「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」、スタニスワフ・レム「ソラリスの陽のもとに」、と名作SFのエッセンスを随所に感じるようなイギリスのSF映画でした。
舞台がほぼラボ(研究所)の中のみというコンパクトな設計で、壮大なSF映画というよりはヒューマン・ドラマとして描かれている。あえて閉鎖的な空間劇としたのは効果的だったと思う反面、人工知能の開発による人間との境界がどうなるのかを描ききらずに終わった感がある。我々人間は神の領域を侵しているかもしれない、という大きなテーマにもう少し踏み込めたら良かった。
そういう意味で、次回作を示唆、期待させるような終わり方であったとも言える。
「リリーのすべて」で素晴らしい演技をみせたアリシア・ビカンダーが、人工知能(AI)を搭載したロボットを美しく怪演しており、とても印象に残った。
自由を欲するのは自我の目覚め
スケルトンのデザインと、動くたびに微かに機械音がする美しいAIそのものが、この映画の魅力。
アリシア・ビカンダーの、少し人間とは違う抑制された体の動かし方がいい。
大富豪ネイサン。彼は何をもって、AIを完成としたかったのだろうか。
エヴァが自由を求める時点で自我は目覚めており、わざわざケイレヴを使ってテストする必要がないようにも思う。
それを言ってしまったら「そもそも」論になってしまうのだが(笑)
しかしケイレヴという第三者の目を通して、私たち観客もエヴァと対話できるのであり、彼女が次々発する言葉に、いちいち新鮮な驚きと興奮を覚える。
ネイサン、エヴァ、ケイレヴの心理戦、密室サスペンスは大いに楽しめたが、ネイサンが「建設作業員は口止めで殺した」というブラックジョークに引っ掛かる観客はそんなにいないだろう。
少し無理矢理サスペンスの味付けをしたようにも思える。
ケイレヴが自分もAIなのではと疑問を抱くシーンは「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」のオマージュだと思われ、SFファンの心をくすぐる。
人間とAIの違いは…あとは死を恐れる本能のみ。
エヴァが検索システムを利用し知識を蓄積していく過程で、世界中の死や暴力や危険な情報が彼女の思考や性格にも影響してしまったら…人間観察に飽きたあと誕生するのは、死の女神。
そんな嫌な予感がザワザワと胸に残った。
AIのマイ・フェア・レディ
この映画は難があり過ぎる。
チューリングテストなのに最初から人造であることを見せたり、しかしそのくせ顔だけは可愛くしてたりして、テストの本気度がよく分からない。バイアスがかかり過ぎて素人ならともかく研究者であるケイレブがそれに引っかかるなんてありえるだろうか?
それにネイサンはどんなAIを目指していなのか?ヘタをすると「理想の女」を作りたいがためのAIじゃないかと考えたりもする。
要するにこれは「AIは人類の脅威になる」のではなく「AIと人類の見分けがつかないだろう」を描いているのかもしれない。
そうゆう視点からすれば最後のシーンは「自立心をもった女性が育ての親から旅立つ」とも見て取れる。
感想は「このAIが人の中に紛れ込んでもいいじゃないか」だった。
官能的なSF映画でした。
Pepperくんが可愛く感じる映画
映画評論家の町山さんが2015年の春くらいにTBSラジオで解説していた「エクス・マキナ」。
ずっと観たかったので「やっと来た!」と思いながら鑑賞。
まずこの映画を観て言える事。
エヴァ役(人工知能ロボット)のアリシア・ヴィキャンデル可愛い!鬼可愛い!
今作の少し前に『リリーのすべて』が上映されていたので、アリシアの春と言っても過言ではない2016年。
主役のプログラマーのケレイブを演じるドーナル・グリーソン。
こちらもちょっと前に公開された『レヴェナント』でいい奴だったけど頼りなかったのを思い出す。
ちょっと通じる役どころだった。
あとユニクロのCMにも出ていたソノヤ・ミズノさんも日本人役として登場しているので、日本要素がちょいちょいあってより楽しめた。
人工知能がどんどん発達していく中、この映画は凄く意味があるものだなと感じる。
人工知能が人間を越える時。
人工知能だから、ではなく、これからは一人の超絶賢い人間として接するに限るなと思いながらも、街にいるPepperくんがこっちに向かってずっと話している姿を観るとちょっと落ち着く。
Pepperくんがそのうちエヴァみたいな容姿になり、会話も成り立つようになると思うと、ワクワクすると同時にゾッとする。
見どころは、閉鎖的空間と人工知能との心理戦。
女は怖いなとも感じるあのシーンやあのシーン。
町山さんは「お金がない中で作った映画」と言っていたけど、相当お金かかってるんじゃないかと思うクオリティでした。
美しくて冷たい。
見ず知らずの映画好きマダムに勧められて、やっと観れた。
パンフレットを見た感じだと絵的にクリス・カニンガムのビョークのPVみたいなのかと、まあ、内容の濃さは求めずに観たのだが、エヴァの魅力に吸い込まれた103分だった。
AIの必要性を討論していく展開も脚本が濃くて面白かったし。
唯一思ったのが、パソコンは人間が作った産物なのに、扱うのに苦労を要する事と同じで、AIも然り、人間が作っておきながら、人間の手に負えない物なのかもしれない…。
普通
面白いけど、人にすすめるほどではない。という感じでした。
AI役の子が綺麗。
話は予想通り過ぎて結末をえっ?というものにして欲しかったかなぁ?
まあ、こういう淡々とした感じがこの映画の良いところなのかしら。
静かなサスペンスでした。
良質な密室心理サスペンス・ドラマ
人工知能を描く映画は数々あるが、そのいずれもSFめいた物語になりがちだ。しかしこの映画が面白いのは、人工知能を相手取った、密室心理サスペンスの様相を呈しているからだ。主要な登場人物はたった4人。内、言葉を話すのは3人しかいない。ドーナル・グリーソン、オスカー・アイザック、アリシア・ヴィキャンデルの3人が形成するトライアングルの中を行き来する緊張感と心理戦こそが、この映画の主題だと言ってもよさそうだ(ソノヤ・ミズノは重要なカギを握りつつもトライアングルの外側に所在している)。人工知能の開発が行われているシェルター(コテージ)が在るその場所も、人里離れた山奥だ。どこか日本の風景にも似た濃い緑が印象的な森の中に置かれたシェルターは、中へ入ると途端にひんやりと殺風景な空間に変わり、ますます異質感を醸し出す。通常の人間世界から完全に隔離された場所としてシェルターが3人を心理的な密室へと取り込んでいく。その上で、人間と人工知能の間に生まれる絆の脆弱さ、人工知能のアイデンティティ、そして欺瞞などが見え隠れし、密室の心理サスペンスに拍車をかける。人工知能は実社会でも研究開発が進められており、既に実生活に入り込んでいる側面もあるが、それが更に進化・進歩したときに、人間は一体どうなるのか?という命題がこの物語にもある。ふと思い出したのは「her/世界でひとつの彼女」だ。あの作品も恋愛映画ではあったものの、人間と人工知能の関係を描いた傑作で、人工知能の発達によって翻弄される人間の話だと言い換えることもできた。グリーソンとヴィキャンデルが築く関係の脆さはまさしく人工知能の発達に翻弄されたものであるし、開発者であるアイザックさえも翻弄される一人であるというのも非常に理解できる話だ。
結末としては、現代に人工知能を取り上げた近未来の物語としては予測できるところではある。というか、そういう結末しか考えにくい、という風にも捉えられる。もう一歩その更に奥へ踏み込む結末に到達できそうだ、という期待感が物語から感じられたため、そこまで届かなかったことに少しだけもどかしさを覚えたが、ラスト、シェルターを出ていく直前の階段で、一瞬本当に少女のような笑顔を浮かべたヴィキャンデルの表情で全てが良しと思えた。肩を竦めてニコッと笑う無邪気さという「感情」と「人工知能」という対比が、最後の最後でびしっと決まった瞬間だった。
個人的に、オスカー・アイザック演じる人工知能開発者の人物像があまりにも胡散臭すぎて、きな臭すぎてどうも違和感があり、良質な心理戦の中においてこのキャラクターが果たして正解だったかは、少し疑問が残った。
こっわー…
人気ポッドキャストの「バイリンガル・ニュース」マミちゃんがお勧めしていた映画だったので、ぜひ観てみたいと思いました。
絵は本当に美しい。AIたちも美しい。あの胡散臭い社長もスゲーとか思いながら観ていたけど、最後…。怖すぎて口を押さえながら観てました。
主人公のエヴァ、私の好きな『リリーのすべて』に出てた奥さん役の彼女かぁ!アカデミー賞助演女優賞、こっちの演技も評価されてもいいなぁ。あっちの映画は号泣したけど、こっちは…、あかん、未来怖すぎる…。
予測不能映画
AIが感情を持つのか?
この映画に出てくるAIはジョークも言うし人を好きになったりするが、これはマネではないか?というお題から映画は始まるんだが、、、、。人間は自然にジョークを言うし、人を好きになったりするが、それはAIとどう違うのか?人間ももしかしたらマネなのでは?
主人公は自分の手を切ったところに、どうも違いがないのではとの疑いを持ったのだろう。AIは人の思考を真似ることはできるが、人間の、生物の衝動的な本能はマネができないのではと感じました。
見終わった後に夢を壊してくれる映画だなと思いました。
手塚治のアトムや最近では攻殻機動隊のタチコマは意識をもつまでにAIは成長します。日本人が美徳とする犠牲的精神がロボットに生まれます。夢がありますが、、、、。この映画のAIは外に出るといった目的達成のために、人間を殺し、主人公を置き去りにしました。これが現実的なんでしょうね。んーーーーん本当に後味悪い映画です。
ブレイク
アリシア・ヴィカンダーは「リリーのすべて」ではオスカー獲るほどかなと思ったけど、本作との合わせ技一本で受賞したんだとすれば納得。
今年見た中で一番他人にお薦めしたい洋画かも。
今どきそんなに目新しい設定や展開では無かったけど、出演者と音楽と視覚効果で合わせ技一本。
帰りの車でジェイムス・ブレイクの新作を聴きながら帰ったけど、もうなんか未来感すごかった。
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