太陽

劇場公開日:

太陽

解説

読売演劇大賞ほか多くの演劇賞を受賞している劇作家・演出家の前川知大率いる劇団「イキウメ」の同名舞台を、「SR サイタマノラッパー」シリーズなどを手がけた入江悠監督のメガホン、神木隆之介と門脇麦の主演により映画化。21世紀初頭、ウイルスによる人口激減から、なんとか生き残った人類は、心身ともに進化しながらも太陽の光に弱くなり夜しか生きられなくなった新人類「ノクス」と、ノクスに管理されながら貧しく生きる旧人類「キュリオ」という2つの階層に分かれて生活していた。ある日、村でノクスの駐在員をキュリオの男が惨殺する事件が起こった。この事件により、ノクスから経済制裁を受け、キュリオはますます貧しくなっていった。キュリオの貧しい村に生まれ、ノクス社会への憧れを隠さずに鬱屈した毎日を送る鉄彦役を神木が、鉄彦の幼なじみで、ノクスそのものへの反感を糧に村の復興を前向きに考える結役を門脇が、それぞれ演じている。

2016年製作/129分/PG12/日本
配給:KADOKAWA
劇場公開日:2016年4月23日

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(C)2015「太陽」製作委員会

映画レビュー

3.0近未来SF

2022年6月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

悲しい

怖い

ものすごく地味で、かつ根本的な解決はまったくないけど、何かが少しずつ変わっていく、というお話。
元々劇団による舞台劇の作品。
いや、ほんとに地味だけど
何か考えさせられるストーリーだった。

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ヒックス伍長

4.0今という時代に

2022年5月24日
iPhoneアプリから投稿

マッチした作品。と言いつつ見たもの全てが同じ認識になる可能性が少ない作品でもある。
ある人は北朝鮮と民主主義国家群との対比を、ある人は古くから我が国にある部落と中央集権型国家との対比を思い浮かべるだろうが、僕はタイトル通り太陽に逆らった人々と太陽に従った人々との対比と捉えた。
それはこの宇宙で我々が知る限りの最大エネルギーである太陽を神とするある種信仰にもなりうる世界の話しでもあるが、小賢しい人間が作り上げた世界というものに全てを委ね自ら自滅へと向かう我々都市住民へのアンチテーゼでも有るだろう。小さなところでは麦ちゃんのレイプシーンで色々動きが止まったのもリアルな僕の感想◎

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tomokuni0714

3.5サイエンスファンタジー

2020年6月9日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

知的

プロット・ストーリーは邦画としては結構良いが、

とにかく
怒鳴る・叫ぶ・騒ぐ・泣く・うるさい

もうちょい落ち着いた演技をして欲しい感じでした。

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褐色の猪

5.0その血は温かいのか

2020年5月17日
Androidアプリから投稿

キュリオの生々しさと、ノクスの「すっきり」した感じ。キュリオとして生きている自分には前者の方が人間的だと感じるが、後者もまた人間。
太陽のあるキュリオの世界は、生々しいところも含めて明るく照らされ、暖かい。対して太陽の無いノクスの世界は暗くて、とても冷たそうである。だが実際は、一人一人の小さな温かさがよく見える世界なのかなあと。どちらが人として望ましい世界なのかは分からないが、ノクスの人間と接触してみて、改めて自分の生き方、世界との関わりを見てみるのもいいかなあと感じた。
全編通して落ち着いた雰囲気がとても好き。
GYAO!にて

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棒人間