悪の教典のレビュー・感想・評価
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原作はどうなんだろう
原作は貴志祐介の同名小説。表向きは人のいい高校教師の蓮実だが、実はサイコパスで幼少時から人を殺してきているという設定。人を利用し、立場が悪くなると相手を殺す。
色々観ていて疑問が出てくる。まず、主人公蓮実が何故人を殺すのかが分からない。不都合になるから殺すのか、殺さないとやっていけないような症状が出るのか、それが楽しいから計画的にやってるのか、その辺が全く見えてこない。蓮実が賢いのか馬鹿なのかも分からない。あれだけの人数を猟銃で撃つには相当の数の銃弾を持ち歩かなければいけないが、カバンも何も持っていないので、どこに入れてるのか気になって仕方がない。警察が来るのが遅すぎる。そんなに短時間でクラス全員を殺して、美術教師の偽装自殺までセッティングできるわけがない。猟銃は撃ってから構えたり弾丸を詰め替えたりに時間がかかる。なのに生徒は誰一人蓮実に反撃をしなかった。(実際に銃で狙われたらそんな気にならないのも分かるのでこれは仕方ないかな。)ハーバードを出てアメリカの会社で働いていた割りに英語が下手。(まぁこれもしょうがない。)
そんなに簡単に高校教師になれるのか?
原作はどうなんだろう。本を読まなければ分からない映画なのか。
前半はまぁいいとして、後半でだいぶモヤモヤした。
伊藤英明の変人っぷりが生かされているw全裸トレーニングするシーンな...
伊藤英明の変人っぷりが生かされているw全裸トレーニングするシーンなんて気持ち悪いのなんの…後半人が死にすぎて飽きちゃうし、なんで殺すのか訳がわかりません。まあ、面白かったけど。
最初から最後まで悪
海外生活のあたりはまだよく飲み込めていないが、とにかくハスミンという根っからのサイコパスが最後までサイコパスを貫き通したところがすごく好き。原作も読んでみたい。
生徒が立ち上がってハスミンに立ち向かおうとするあたりを切り取れば、「弱い生徒が立ち上がり悪い先生を倒す少年漫画」になってしまうが、それが起こらないのがこの映画。恋人を殺された男の決死の一撃が悪を仕留める、というのもままある展開だと思うが、武器を持つ男を最初に仕留めたほうが効率が良い。
捕まってしまった後もまだ続きを予感させる、全く改心していないところが本当に最後まで悪。徹頭徹尾初志貫徹!潔い。本当いい。
悪が改心!実は悲しき過去が!?最後は正義が勝つ!そんな甘い展開は無用!生徒たちはただただ真の悪を前に圧倒されるばかり!悪に敗北は無い!すごいぞハスミン!強いぞハスミン!やったぜハスミン!!
期待外れ
すごい怖いのを想像していたのだけれどまずストーリーにひねりがないし、殺人シーンもそんなでもないし、伊藤英明の演技力の低さもあってか主人公に恐怖を抱けないし、なんだかいいとこなしの映画でした。
原作を読んでからもう一度挑戦しよう。
この映画はサイコパスを題材にしています。
レビュー見ていてサイコパスのことを知らない人が多いことに驚きました笑
この映画は内容というよりもハスミンの壊れぐわいを楽しむ映画だと思います。
生徒『僕は東大に行くんです』
ハスミン『to die??』
俺『wwwwww』
不思議な映画。
「悪の教典」見ました。
初見は劇場公開初日でしたが、その衝撃が忘れられずに何回もリピートしてます。劇場鑑賞時はたまたまレディスデイの夕方で、場内に女子高生が多かった。そして主人公が殺戮を重ねるウチに、隣に座っていた女子高生が泣きながら上体を屈めてしまった。この光景はかなり衝撃で、数多の残酷描写を生で見たが、ここまで観客がダメージを受けているのは初めてだ。その人の他にも泣いてる人や、目を背ける人、軽く悲鳴を挙げる人もいた。
ただ所々で笑いが起きていたのにも同時に驚き、とても不思議だった。
そんな若者を横目に、僕も目を背けた。特に終盤の学祭残酷合戦で、屋上へ続く階段でポンポンと生徒を殺していく様。過剰な三池節は覚悟していたが、ここまでとは想像の遥か上をいっていた。
ただ、その残忍な殺戮なくしてこの映画は成立していない。というのもこの映画にはたくさんの人間や場所が出てくるが、ほぼ全てが間接的な主人公視点。主人公目線のカメラワークという意味ではなくて、主人公が下す決断に対する回想のように見える。この人がこういう人でこういう性格だから、こう殺す的な。途中で警察が出てきて、釣井先生が遠回しに警告しているけど、普通ならその後に警察が少なからず動き出したりするものだ。この映画にはそれが全くなくて、いかに主人公が理想の環境を築きつつあるかを完璧に描いている。そこを単調と捉える人も多いと思うが、それは後半の合戦を良しとするか無しとするかで別れると思う。
ストーリーが単調なのは仕方がない。なぜなら主人公は周りに隙を見せないから、周りからしたらただの良い人でしかないからである。たとえ主人公に不信感を持とうものなら、その人は消されてしまうからだ。
あと感心したのは、主人公が猟銃をぶっ放した時の耳痛の反応。耳を抑えながら「あっ!あっ!」と。もちろん簡単に人を殺すからクソ野郎なのは間違いないが、その描写を見たときに何故かクソ野郎さが増した気がする。
釣井先生の演技も良かった。特に染谷君に対して、主人公の生い立ちを説明する所。なんで急に饒舌なのかは分からなかったが、自分が調べた手柄を得意げに披露する姿が滑稽だ。キモい。
いろいろ言いましたが、殺戮合戦を受け入れられるか否かで意見が真っ二つの映画だと思います。僕は、その殺戮を爽快に見ることができた。
怖いとは思わなかった
山田孝之が終始、面白かった。ドラムがかなり上手かったり、ハスミンに殺される所もよかった。原作読んでないからわからんけど、ハスミンはハーバードに行っていたり、海外でも殺人したみたいに描かれとったけど本当なんかな。あの屋上から落とされた女の子が生きとったのにはさすがに驚いた。
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