悪の教典のレビュー・感想・評価
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邦画とはダサいものなのだ、と知らしめてしまった。
私が唯一最後まで観賞した邦画。
ツッコミどころが多く、見せ場の乱射シーンと時折挟む欧米での回想シーンが非常にダサい…何度か鳥肌が立った。
序盤に先生が吊皮で首吊られちゃうけどさ、車両に他のお客さん「ゼロ」はそもそもあり得ない。
で、殴られた傷はどうなっているわけだい。
何をどう解釈してスンナリ『自殺』で処理が出来るのか不明。「そこは映画だから」にしても無理がある。
冒頭にも述べたが、はすみん(主人公)の海外で過ごしたシーンが映像といい、台詞といいあまりにもダサい。ダサ過ぎる。
ここは中二病を発揮していいシーンではない。
序盤から中盤にかけての鳥肌シーンを何とかこらえ、気合いを入れて撮られたらしき終盤の乱射に期待を馳せるも、
ええー!?酷いCG…。
二階堂ふみの可愛らしさがなければ膝から崩れ落ちるような映画でした。何故観た、自分。(-_-;)
この映画、グロの極み。のみならず、あらゆるゲスも出てきます。淫行、...
この映画、グロの極み。のみならず、あらゆるゲスも出てきます。淫行、セクハラ等々。
この映画、興行的には大ヒットしたようですね。でも評価は高くないですね。そりゃそうだ。これ高評価だしたら、自分がやばい奴に思われそうだ。途中退席した大島優子、あんたは偉い(笑)
最近起こった事件のように、こんなサイコパスが世の中本当にいるんだと思うとゾッとします。
山田孝之をあんな役で出していいのか?ちょっと笑ってしまいました。
to be continued で終わる今作、まだその続きはない。
思ってたほど
全体的にはそこまで悪いところは見当たらなかった。でもいまひとつ盛り上がりに欠けていた気もする。ストーリーに起伏なく、つまらない。
あとこれはネタバレになるが、
ハスミが生徒全員を殺しに走る動機が全く描かれていないところがいまひとつだった。
小説のあらすじの映画化
薄っぺらいなと言うのが感想。
小説では生徒たちのキャラをしっかり立ててサイコパスなハスミンの前では無慈悲に殺されて行き生とは死とは?と考えさせられる作品だったと記憶しているが、
映画版はただの快楽殺人者のように写りハスミンと言う怪物に襲われるパニックホラー映画になっていた。
ハスミンはただ気に入らないから人を殺す人、生徒はただハスミンから逃げ惑い殺される物と言った感じで、人が無残に死ぬって面白いよねと言うアプローチが嫌いだった。
音楽や原色で華やか過ぎる学園祭のセットもハスミンのキャラをミスリードしている要因にも思う。
エピソードも途切れ途切れで分かりにくい。
三池崇史監督が は何で沢山映画が撮れるんですか?と人に聞いた時、
低予算と短い期間でそれなりの物を作るからと言ってたが、まさにそのような作品だと思う。
怖くて寝れない
伊藤英明さんの演技が凄かった。
とにかくグロテスク!
殺される生徒達に感情移入してしまって、最後の方は
早く逃げて!警察はよ!あぁーなんで声出しちゃうん!?静かにしなきゃ!(´;ω;`)
と、ハラハラしながら見てた。
結局は血の描写が凄くて見た後に後悔した。
寝る前に見たので眠れなくなりました。
単なる暴力礼讃映画
文庫本の解説をこの映画の監督の三池崇史が書いてて、それを読んで映画を観る気は失せていたのだが、連休の暇つぶしにレンタルで鑑賞。
思ったとおり。暴力好きの三池崇史らしい、原作からハスミンのサイコパス全開のエグさを薄めて「惨劇の夜」の凄惨さだけを嬉々として撮った監督の笑顔が背後に浮かぶような映画になってた。
や、元々原作にもたいしたテーマ性があったわけでもないんだけどさ。
いくつかの原作からの改変箇所のおかげで、ハスミンがクラス全員虐殺を決意した理由が判りにくくなっている。
だって原作ではあの時点で、確かにハスミンにとって事態は致命的だったわけで、それを切り抜けるためには、その場にいた全員(つまりクラス全員)を一夜のうちに速やかに皆殺しにするしかなかった状況。
だからといって本当に短時間のうちに計画を練って実行してしまうところがハスミンの人間離れしたところなのだが、映画ではほんのわずかな違いによって、ちっとも致命的ではなくなってしまっている。
なのでクラス全員虐殺、に着手したハスミンの動機が、原作未読の人にはさっぱり判るまい。
学校にはびこる腐食を一掃するために、なんて勘違いをする人まで出てくる始末。いくらなんでもそれは原作未読でも映画のそこまでの話をちゃんと見てれば、そんな正反対の勘違いはしないだろうよ・・・と思うんだけどな。
文庫本の解説で、三池崇史がハスミンを英雄視したようなことを書いていたので、こういう映画を作るような気はしていた。
元々の原作も、いくらサイコパスでも「惨劇の夜」はやりすぎ感が大きかったのだが、そこに惹きつけられてハスミンを英雄視するのは胸糞が悪い。
確かにこの手の暴力描写には一種の爽快感がある。でも、そこを正当化しちゃいかんでしょ。
1から100まで自分の都合だけで殺戮をしたハスミンを英雄視できる神経は理解できないし嫌悪感を持つのも当然。
大島優子は正しい。
伊藤英明演じるハスミンが校内の生徒を射殺している時、銃を握る手に血...
伊藤英明演じるハスミンが校内の生徒を射殺している時、銃を握る手に血の塊のような悪魔が出てきた瞬間からギャグ映画に転換してしまった。ハスミンの恐ろしい本性をうまく映像化できたかといわれると、首を捻る所がある。個人的に体育教師(山田孝之)をもう少し掘り下げて見せて欲しかった。
怖い、、、
何を伝えたいのかは、わたしの頭では理解出来なかったけれど、伊藤英明の裏表の変わりようがすごいなと思った。口笛吹くシーンは、身の毛もよだつほどの恐ろしさがありました。
裏話で、何故この役に伊藤英明が抜擢されたかという理由は、伊藤英明がどうぶつの森で、二つの世界をつくっていて、一つは完璧な村で、もう一つは雑草が生えまくっていてなにもしていない汚い村 だそうです。このことを知った監督が、伊藤英明の裏表の顔を表現してみたいということで、この役に抜擢したそうです。
全然面白くなかった。 そんなにグロい訳でもないし。 やたら伊藤英明...
全然面白くなかった。
そんなにグロい訳でもないし。
やたら伊藤英明の裸が多いのも不快。
エンディングのEXILEには笑ったけど。
二階堂ふみと染谷将太がよかったので星1つ。
山田孝之の殺されるシーンは笑えてよかった
サイコパスは映画に向かない?
本来映画(演劇)の良さとは人間の感情を見ることだと思うのですが、それがないのでどう観るべきか。裏と表。「美」は意識していたんだろうと思いますが…あるいは周りの人間に感情移入させる考えだったのか。何か…面白かったのですがそこに観る者の罪悪感が残るような。
壊れたロボットの暴走のような映画。映画は何でもアリではありますが、映画とはなんだろうかと考えさせられる作品でした。伊藤英明さんはかっこよかったですね。
原作の良さを全て殺してる。
原作をもともと読んでいて、それから映画を観た。
CMの時点でハスミンが殺人鬼になる展開がわかっちゃう時点で「これはやっちゃったな」感を感じていたのだけれども、原作が素晴らしいから、もしかしたらと思いみてみた。
でもやっぱり駄目だった。
原作では最初読み始めた時点では、ハスミンが殺人鬼の顔を持っているということは全く予想不可能で、後半になって読者はハスミンの裏の顔に気付き、真剣驚くのだが
映画ではもうなんか初めからわかっちゃう。
これは貴志祐介怒ったでしょうね。だって原作の良さを殺しちゃってるんだもん。
ストーリーが同じならいいってわけじゃないよね。
わざわざ映画化しなくてもよかったんじゃないかな。
共感しようのない殺人鬼
サイコパスなんだから仕方ないのかもしれないが、動機に微塵も同情できない身勝手な殺人を繰り返しながらも、理想の教師として社会に溶け込む伊藤英明。当時1人で映画館で観てしまい、気分が悪くなりそうなほどの連続惨殺ぶりなのに、不覚にも何シーンかは伊藤英明がカッコよくも見えてしまい、自分もサイコパスなのではと本当に怖かった。邪魔者を殺すだけでなく、信じてくれている生徒を裏切ってもなんとも思わない精神構造が狂っている。生き残るために、殺されてしまったクラスメイトの遺体を利用できる生徒からも人間のおぞましさを感じた。逮捕の時には精神鑑定で判断能力の欠如を狙うような発言をしていて、彼の中では終わりがない事がわかり更に恐怖。物理的な恐怖と精神的な恐怖両方を植え付けてくる作品です。
単なる殺人者の話になってしまっているのが残念。というかそこは致命的...
単なる殺人者の話になってしまっているのが残念。というかそこは致命的。
しがらみが多いのだろうか?流石にEDにEXILEの曲が流れてきたのは笑った。
ただただ人を消し殺す作品だった
序章は観ず。原作も未読。
私はこの手の物は苦手なので、所見は只々目を覆いたくなりましたが…
2回目からは冷静になり、演出も面白く見る事ができました。
伊藤英明は、特に殺人中の目力の演技が良かった印象。
本人は初めての悪役のようだが、はまり役なのではないでしょうか。
吹越満が演じる釣井先生の不気味さは現実味があり、ある意味蓮実よりも恐怖を覚えました。
合間の笑い種として山田孝之も良かった。
EXILEの主題歌は作品に合っていないように思えます。
染谷・二階堂・浅香さんのオーディオコーメンタリー付きも一度鑑賞してみたいです。
突っ込みどころ満載も妙にスッキリ
なんだろうこの、観た後のなんとも言えないスカッと感は!
猟銃で撃たれた生徒たちが吹っ飛びまくってて、終盤やや吐き気を催しつつも、
でも内容的には微妙。
学校内にはびこる腐食(淫行、モンペ、カンニング)を排除するために殺人をするというハスミンの意図は分かる。
が、作品として観客に何を伝えたかったのか?というテーマが伝わってこなかった。
悪いことするとひょっとしたら殺されちゃいますよ、っていう脅迫?
完璧なサイコパス相手には理性も情もあったもんじゃないという教訓?
結局ピンと来ないまま終わってしまった。
それから、生徒たちアホ過ぎ。
後でひっそり行けばいいのにわざわざ朝礼中に目立つ形で一人で教室に行ってハスミンにバレたり(染谷!)、そっち向いてないのにギャーギャー叫んで自分から注意を引きに行ったり、死んだと思われてるんだからそのまま死んだふりしとけばいいのにわざわざ話しかけたり、せっかく脱出したのに愛のために戻ったり。
さらに、あれだけ機材や大道具があるんだからもっと「身をひそめる」という選択肢があったでしょうよ!とか思ってしまってもう突っ込みどころ満載。
でもそれが高校生か。それが若さか、青春か!そうだよね私はもう忘れちゃったよ!
キャストは染谷将太、二階堂ふみ、松岡茉優がグッド、グレイト、マレフィセント!
ハスミン役も伊藤英明で良かった。
前半のいい教師描写が長過ぎてちょっと間延びしたせいでサイコパス感があんまり伝わってこず、ハスミンっていうか伊藤英明として観ていたから現実味&怖さ半減。
スプラッターとか苦手な私にはそれくらいでちょうど良い。
下手に全然有名じゃない俳優さんとかだったら、妙にリアルで印象が変わったかも。
試写会で、大島優子が途中退席した映画ってこれだったっけ?
映画そのものの明確なメッセージ性がない(あるいは伝わってこない)時点で完全なエンターテインメント作品だから、ちょっと過剰反応に思えるなぁ。
マインスイーパーソリティアやりながら観る、そんなテンションでいいっしょ。
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