劇場公開日 2011年1月29日

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冷たい熱帯魚のレビュー・感想・評価

全142件中、121~140件目を表示

3.0怖い。。。

2013年4月4日
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鑑賞方法:DVD/BD

怖い

興奮

人間の生々しさが出てると思いました。
怖くて気持ち悪い。
お金に目がくらむってこういうことなのかもしれないですね。

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198

4.0怖いもの見たさはもう封印する!

2013年2月21日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

いろんな映像媒体で怖いヤツとか気持ち悪いヤツとか観てきたと思うけど。これがダントツ。「ヒミズ」も借りてきたけど観るんやめとこかなと思う。リアル過ぎる。壊れた人間の描き方と殺した後の描写が。リアルな作り物は人の目をそらさせない。あんなに残酷な映像を全て観れた自分が怖い。血まみれのあの二人を見て「演技がうまいね吹越さん。いつもの感じではまってるねでんでんさん」と自分で自分を何度も慰めてたからだけど。これはこういう世界が好きな人向けに作ったの?映画って何?「軽蔑」よりはマシな映画。★4つ。嫌いだけど。

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自由の座

3.0人間は恐ろしいな

2012年12月14日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

難しい

生々しい映画でした。 ただ、主人公の奥さんと娘さんの演技が棒読みで、あの二人がでてくるシーンは現実味が欠けました。
無駄にヌードシーンが多い、きっと監督の好みだろうな。

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ぢうり

4.0人間の表と裏がひっくりかえっている

2012年7月28日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

難しい

通常、人間の裏側にあって人前では隠しているであろう、最もダークな面ばかりを、表側に引きずり出して、映像化したような作品。

吹越満が演じる主人公の持つ、人間的な貧弱さと、それによって引き起こされる運命の悲哀というテーマを前提としながら、普段人が最も不快に感じること、こういうところまでは表現したくない、言いたくもない、やりたくもない、と感じるダークな側面ばかりを団子のように固めて映像化し、作品を鑑賞する者へ、「お前誤魔化してんじゃねえぞ」と、殴りかからんばかりに挑みかかってくる。監督の映像製作にかける意気込みというか、ドスの効き方には敬服せざるを得ない。

狂った薄気味悪さを爆発させる、でんでんの演技は必見。冗談抜きに気分が悪くなる。演技というよりも本当の異常犯罪者だと感じてしまうくらいの強烈なリアリティーがある。死ぬ間際に血だらけになりながら、独り言のようにぶつぶつつぶやくところがあるが、恐ろしく印象的でリアル感に満ちたシーンであった。愛人役の黒沢あすかも凄い演技力を見せている。

観終わった後、気分も悪く、すっきりしないところもあるが、一体何が起こったのかを改めてじっくり思い起こしてみたくなる作品である。

しかし、ここまでやるかというくらいに過激な映像表現で、カルト的な作品に興味ない人や、女性の多くにはおすすめできない。あらかじめ断っておくが、ホラー映画よりも怖い作品である。

園子温監督は、「ハザード」を一番最初に観て以降、興味を感じていたが、これだけの作品を製作すれば世界で注目されるのは当然であると言える。

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k.mori

3.0うーん…

2012年5月18日
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鑑賞方法:映画館

単純

興奮

園子温が園子温をセルフパロディ―している印象で、そこに実がないように感じた。
これが園子温監督の最高傑作だなんて宣伝して欲しくなかったです。
もっと良い作品いっぱいあるから!!

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cinedai

3.5人間の本性

2012年4月4日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

見たあと何故かアイコが筒井を解体する時に歌っていた鼻歌が頭から離れなくて、仕事中「私のせいじゃありません~♪」って流れてきて困ってしまった。

それくらいインパクトある映画なんだろうけど、何となく繰り返し見る気にはなれないなぁ。

数年後にまた見るかもしれないけど、今はお腹一杯って感じです。

俳優さん達は皆さん素晴らしい演技でとても引き込まれました。

極限状態に陥った人間の狂気や本質が見えてゾッとします。

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コロ助

4.0園作品の中でベスト

2012年1月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

公開当時観た作品。「ヒミズ」まで観てきた中で、本作品が個人的にはベスト。
頭を殴られるような暴力とエロで引き込まれてしまう。
日常そんなものに関係ない種類の観客が食いついたはずだ。

恐いけど観たい。絶対できない事を観てみたい。そんな覗き見の世界だと思う。

全く高尚な匂いのしないこの作品がベストなのだ。

息苦しいまでのストーリー展開だったが、惜しいかなラストで若干興ざめ。

それでもインパクトは大きかった。

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bbemu

4.0パワーがあるね。

2012年1月21日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

いやー、なんか破壊的な映画でした。
普段はこの手のストーリーは好きではないのですが、作品が放つオーラにちょっとびっくりしました。

ラストシーンの娘さんのセリフには、娘を持つ親としては心が痛いですね。

でも人間の暗い部分をしっかりと描いていて悪くはないです。
作り手のパワーを感じましたね。

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酒馬仙

4.0でんでん最高

2011年10月19日
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鑑賞方法:映画館

でんでんがとても怖くて素晴らしかった。でもその反面、園監督が一貫して描く「全部親が悪い」という主張がとても苦手。

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吉泉知彦

4.5鬼才、いや、巨匠・園子温

2011年9月24日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

興奮

「愛のむきだし」に衝撃を受けて以来、次回作が気になっていた園子温監督、また凄い作品を作ってくれた!

実際にあった連続猟奇殺人事件をモチーフに、人間の内に潜む狂気、欲をむきだしにする。

吹越満、でんでん(とにかく凄い!今年の邦画の助演男優賞は決定!)、神楽坂恵、黒沢あすか、演技の限界に挑んだ熱演・怪演もさる事ながら、園子温監督の鬼才ぶりに改めて感服。

グロ描写、エロ描写を堂々と描き、それでいて役者から秘められた演技を引き出し、KOパンチ並みのメッセージ性やインパクトを残す演出は、もはや巨匠の域。
甘ったるい映画を量産する日本映画界で、これだけ脳天にガツンと来る映画を作るのは、園子温だけ。

次回作ももう2本公開待機中。(「恋の罪」「ヒミズ」)
早く見たい!

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近大

4.0偉大なる殺人鬼の牽引力に打ちのめされる血祭りの世界

2011年9月3日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

怖い

興奮

実際に起きた凶悪犯罪をベースにした血みどろのグロテスク描写に顔を歪める場面が多かったが、最後まで狂気の世界に面白さを見いだせたのは、オーナーを演じたでんでんの強烈なキャラクターに尽きる。

普段は満点の笑顔で弁が立ち、人懐っこく接してくるが、一転、人を人とも思わず、バラバラ殺人を繰り返す残虐な鬼畜の顔が迫っていく。

オーナーの裏表の激しさが、店主を血肉を細かく切り刻む地獄に後悔の念なぞ持たせる猶予もなく引きずり込む。

仕事にセックスに金にバラバラ殺人に…

冷静かつエネルギッシュに、他人を地獄へと牽引する説得力が爆発しているのが映画における殺人鬼スターの鉄則なんやなと思う。

レクター博士然り、殺し屋1の垣原然り。

血まみれで解体した直後に笑顔でコーヒーを作ってくれと催促する。

あのキチガッた愛嬌が、共犯者として巻き添えになる人の心を掴むんやろね。

最近、戦争映画やパニックものを立て続けてきたが、その中で最も血生臭く、そして、人間臭かった。

オーナーの血祭りに打ちのめされると、ピラニアのビキニ美女喰い放題なぞ所詮、ガキの遊びである。

では、最後に短歌を一首

『水の底 血と愛嬌で 愛撫して 肉までしゃぶって 透明にする』
by全竜

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全竜

4.5色んな意味でぐっちゃぐちゃ

2011年7月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

怖い

興奮

吹越満とでんでんの演技が秀逸。緊張のなかに生まれる独特な「笑い」が面白い。極限状態の人間の滑稽さ、哀れさ。

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sayaca

3.5身もふたもない悪人

2011年5月30日
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鑑賞方法:試写会

怖い

俳優さんの演技、脚本、いずれも悪くないです。不満はありません。なのに観終わった今、特に満足感がないのは、視覚的にどぎつい映像を浴び続けた疲労感の方が先に思い出されるからです。そういう映画だと覚悟した上で見に行けばよかったのでしょうが。

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fortuna

4.0でんでんに始まり、でんでんに終わる

2011年5月10日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

怖い

興奮

でんでん最高!です。

何よりもまずキャスティングの妙に惹きこまれました。
粘っこいくらいのいや~な感じとか、
どう転がってもあんたまっとうに生きれないねって感じのエロさとか、
俳優さんたちに「ぴったりでしたね!」って言いたい。

「いい人」から「悪い人」へ。
って結構簡単なことなんだよな、確かに。
「悪いこと」すればなれちゃうんだもんな。

村田ワールドに取り込まれていく人達を見ていると、
村田って結構魅力あるんだろうなって思う。
男性性が強そうというか。

あと意外といい事言ってるのが面白かった。
「殺人」してなければ、まっとうだよ、この人。

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aravia

4.5エログロの向こう側

2011年3月6日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

エログロの向こう側を見てしまった!

こんな狂気見たことない。
園子温監督、やってくれたなあ。

最後まで見てわかったが、このお話はずっと社本の視点なのだ。

多くを望まず、娘にも妻にも思ったことを言えない弱い男。
しかし、自分は善良だと信じている。

弱いから善良だというのは一つの偏った価値観。

全く真逆の性格と思われる村田。
しかし彼は言う。
『お前は昔の俺そっくりだ』

社本が”変身”するシーンは見もの。
完全にあちら側に行ってしまった。
しかし、これが社本の本質なのかもしれない。
いや、誰もがあの異様な状況にさらされればこうなのかもしれないが。

ラスト、娘、美津子の言動にはっとさせられた。
視点が変われば全く違ったものの見え方がしてくるのだな。

それにしても、でんでんの怪演に圧倒され、黒沢あすかのエロさにぞくぞくさせられた。
吹越満の変身ぶりも見事。

派手な役者を使っている訳ではなく、煽るような音楽もない。
なのに画面から少しも目が離せなかった。(目を背けたくなるシーンはいっぱいあったけどw)

万人に受け入れられる作品ではないが、ものすごいパワーで見るものを圧倒する作品でした。

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チャイラテ

4.0一見の価値あり。見どころは人間心理。

2011年2月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

興奮

シネ・リーブル池袋で観てきました。
男性向きの映画だろうなと思っていのですが、
わりと女性客も多かったのが意外でした。席はほぼ満席。

予告編を観ればこの映画の性質はほぼ理解できますが、
猟奇殺人を取り扱った、スプラッター、エロ要素満載の大人の映画です。

そんな過激な部分が目につく映画ではありますが、
それはこの映画を構成する要素の一部に過ぎず、
緻密な人間描写やストーリーなど、
この作品の本質的な面白さは別にあると感じます。

吹越さん演じる主人公「社本」は、どこにでもいそうな
平凡で、真面目で、ささやかな幸せを望んで生きている気弱な男。

その彼が、でんでん さん演じる「村田」の巧みなペースに飲み込まれ、
とてもとてもヤバイ状態へ(家族もろとも)引き込まれてしまいます。

自分ならどうするだろう?と思わず考えずにはいられない場面ですが、
主人公と同じ状況におかれたら、
自分も同じ道を歩まされたかもしれないと思えて本当に怖くなります。
この映画の怖さは、まさにこのような人間心理にあるのだと思います。
正直スプラッター的要素は、観ているうちにだんだん慣れてきます。
それもそれで怖いですが…

悪人役の村田ですが、これがなかなか憎めないキャラクター。
いわゆる詐欺師キャラなんですが、
とにかくハイテンションでよく喋る。
「こんな人、いるよな~」なんて、可笑しくなりつつも、
巧みな話術、人心掌握術で、人の心をもてあそぶさまは、
少し憧れてしまう部分でもあります。

話が進むにつれ、この村田が、
主人公のメンター的存在になってくるんですが、
「殺人」を抜きにすれば、なかなかイイこと言っていて感心します。

というわけで、観終わった後、それなりに得られるものもあり、
一見の価値あり。といった映画でした。

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waxcafe

3.0ふぅ、怖かった。

2011年2月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

他の方のレビューを見ずに、ふらっとチケットを
買ったのが運の尽き・・・一番の苦手ジャンルでした。

最後まで頑張って見れた自分に80点かな(笑)

でもグロくなりすぎないよう、ちゃんと計算されてるんだろうな~

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ぐるもこ

3.5おしゃれなミステリーを期待して行くと……

2011年2月4日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

埼玉の愛犬家連続殺人事件をモチーフにしてる。日本にも昔はあった実録犯罪モノ、最近の韓国映画のそれに刺激を受けたという。
愛犬のブリーダーを高級熱帯魚に置き換えた。
熱帯魚店を舞台にしたことで、映像的に美しくなっているが、おしゃれなミステリーを期待してカップルで行くと、見終わったあと気まずい雰囲気になりかねない。
R18なのは、エロさだけでなく「悪魔のいけにえ」を彷彿とさせるグロさも半端じゃないから。

再婚した妻とグレた高校生の娘と暮らす主人公の社本(吹越満)の救いようないダメさが最後まで続く。癒されたのは、園子温監督の鬱だけ…。監督の狙い通り井筒和幸監督の「ヒーローショー」を見たときのような後味の悪さを感じさせてくれる。

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aotokage

4.0人生=痛い=遺体=居たい

2011年2月1日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

悲しい

興奮

人生はいたいのである。
人生は、居たいために遺体だらけになることもあり結果として痛いのである。
でんでんの怪演ぶりが終始圧巻であった。

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侠醍

4.0社本はぼく?

2011年1月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

難しい

村田はこんなことを言っていたのだ。
猟奇的な場面を見て怯える社本に対して
「お前は昔の俺みたいだな」と。

そうなんだよな。
極限を描いてはいるが、誰だって村田になる可能性がある。
それが証拠に、社本もその狂気の中で、狂気を現したではないか。
猟奇的といっても、医者はそれに近い行為を日々行なっている。
同じように、最初のうちは吐き気を催しつつ当たり前になるという。

「冷たい熱帯魚」は、極端から極端に描い映画といえるだろう。
でも、実話に基づいているというから、現実にも近いといえる。
可能性としてはありうることなのだ。

だから、僕もそうならないとは限らない。
そういう状況に陥らないように祈るだけだ。

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xtc4241