イントゥ・ザ・ワイルドのレビュー・感想・評価
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自然と共に生きたい人に見てほしい
暫定人生ベスト。ノンフィクション。
テーマをつけるとしたら「奮い立て自分!命のやりとりで生きてる実感!」でしょう。
現代人にとって、衣食住はお金がないと始まらない。そこでみんな思考停止で就職活動します。
作物を育てたり、編んだり、食べたり、建てたり、本来の人間の営みを仕事にして過ごしたいけど…。
出来ない自分からしたら眩しい!(踏みだす勇気がない)
でも自然は厳しいぞ〜。という感じの映画です。
どちらかと言えば面白くない
生きるってなんだ、っていうテーマの映画だけれど、明確な答えを教えてくれるわけじゃなかった。
ある意味、淡々としているというか。実話だからしょうがないか。
彼は最後の地アラスカで、何を感じたのだろう。幸せだったのか。なんで最後、助けを求めに行かなかったのだろうか。自分が死んでまで、貫くべき信念なのだろうか。
幸福の定義とかロンの話とかは名言だと思ったけど、アレックスの言葉では無いからなんとなく感動に欠ける。
正直、アレックスの人生からなぜ生きるかの答えを見つけるのは自分にとって難しかった。結局、奥さんと子供に愛を注ぐことが一番の幸せになるのだろうか。
何度も別れを惜しまれながら、家族を心配させながら、アラスカでそっと1人死ぬ。
なぜそこまで、執拗に1人になろうとしたのだろうか。最後の「幸福が現実になるのは、誰かと分かち合ったときだ」っていうのは、後悔だったのかな。
途中出場の女の子、トレーシーの歌はマジでよかった。ヒッピーがどんな人間なのかこの映画で知った。
140分はちょっと長かったな。。。
深く心に残る作品。ただ、重い。
今まで見た映画の中で5本の指には間違いなく入る名作だった。
結末があまりにも受け入れ難く、見終わった後も胸の奥に重いものが残る作品だった。
私もクリスと同じ23才で、自由を求める気持ちや親に対する反抗心は痛いほど良く分かる。旅に出たい気持ちも分かる。
だから、クリスが旅に出てどうなるのかとても気になり、自分と照らし合わせて見ていた。まさか、植物の毒で死んでしまうなんて。
もう少し早く両親や妹の元へ帰ることはできなかったのか。なぜそこまでアラスカを求めたのか。
真の幸福に気づいた時には身体は弱り果て、若くして人生を終えてしまった彼はあまりにも可哀想で残酷で受け入れたくなかった。
人は一人では生きていけない。誰かと幸福を分かち合い生きることこそ最大の喜びなのだ。
これから生きていく上で大切なことが理解できた気がした。まだ若いうちにこの作品に出会えて本当に良かった。
アメリカらしい映画
とある友人が、この映画が人生ベストと押すので鑑賞。
実話なのか、本がベースになってる話なんですね。
そこそこの大学出て貯金もあるリア充クリスが、大学のあるアトランタからアラスカを目指す旅に出る。手段は何もない中で、様々な人たちと出会い別れ、ひたすら突き進むクリス。
先ず、アトランタから西へ向かった様だが、地名を言われてもピンと来ない人は地図を見ながら話を追う必要があります。終盤で出てくるソントンとか初めて聞いたし。アラスカ目指す割に中々北に進まねえな、とか思ったり。
途中会う人々や移動手段が如何にもアメリカらしい。一つ例を挙げるなら、麦畑の収穫とか、あんなのアメリカか北海道の映像でしか見たことないバカでかい作業車なんかや、キャンピングカーとかもそうだし、ヒッピーや敬虔な信教者たちもアメリカっぽい。
ロードムービーとして楽しめる映画です。
クリス(アレックス)が何故旅立ったかとかは少し乗れないけど、冒頭からフェアバンクス(アラスカの街だと地図見て分かったw)に居て、不思議なバスでの生活は苛酷なロケを思わせる。実際すごく痩せてたし。
ただ人生ベストか、と聞かれるとそうでも無いかな。
クリス役の人はディカプリオによく似てます、よね?
ショーン・ペンは俳優の方がいい
評価が高く内容も気になったのでみて見ましたが、全く感情移入できず、しかも長い…長い割には家族や社会に対する不満があまり掘り下げられていなかったように感じました。そのためか主人公の選択に共感できませんでした。本人からしたら色々不満はあったのだろうけどなんか贅沢な悩みだなと感じました。どんなに不満があろうとも心配してくれる人達がいるのに主人公は身勝手だと思う。若いからそうなのか…そしてラストも何だかなという…
どのレビューを見てもすごく評価が高いのですが、残念ながら私には主人公の行動が最後まで理解できずモヤモヤとした気持ちしか残りませんでした。
人生とは
主人公は両親を許せなかった。しかし、旅の途中で出会う人々に両親から得ることの出来なかった「愛」を少しずつもらい、受け入れることで自分の求める真理(真の幸福)がどういうことか少しずつ分かり始める。
そのことに手が届き、旅から引き返そうとしたところ川に行く手を阻まれる。これが主人公の明暗を分けたのだった。
最終的に主人公がたどり着いた真理、求めていた幸福、それは「幸福が現実となるのはそれを誰かと分かち合った時だ」ということだった。
「存在の真理」
大学を卒業し、社会に入るまでの、人生最後の僅かなモラトリアムな時期に見たら、きっと感想はもっと違ったものになっていたのだと思います。
実話だと知りませんでした。
なので、最後、主人公が死んだシーンでは、ものすごく悔しかったです。
劇中で、老人が主人公に言った「いつか許せる日が来るよ」と言うセリフがとても強く心に響いたから、この映画でとても意味のある言葉だったんだろうなと思って見ていました。
だから、主人公が無念の死を迎えたときは、両親に再会してからなんぼのもんやろ!と言いたくなりました。
生きたかっただろうな、生きて帰ってきて欲しかっただろうなと思いました。
ナレーションが妹さんだったのも、今では理解できます。
生きるということ
複雑なシステムが作り出す現代社会において、何が大切なのか、そして何が必要なのか考えさせられる作品。
新たな体験が心を豊かにする。これは疑いようのない真実で、これからの人生の目標にしようと思った。
特に若者に見て欲しい。自分の人生において何が大切で、どんな志を持つのか。それが人生の幸福度に直結するのではないかと思う。
生きてることは素晴らしいと改めて感じることができた。短い人生ではあるが、今までで最高の作品。
必ず見ることをオススメする。
面白かった!
始まりは地味な感じで、つまらなそう…と思って見ていたのですが、
話が進むにつれて引き込まれました。
後半、主人公がバスの中で生活してる場面が特に良かった。
景色も良かった。
最後は、生きて帰れると思い込んで見ていたので、ちょっとショックでした…。
でもそのおかげで余韻が残る映画でした。
(実話だと知らずに見ていました。)
【2回目】
夢に生きる、とか
目標とかに向かって努力、とか
そういう綺麗事ではなく、
純粋に
ただ単に、自分の思うままに生きることの大切さ。
他人に流されず、なにがあるべきなのか
自分にはなにがあればよいのか
自分の信念はなんなのか
自分に嘘をついて自分の人生を生きることに
そこに意味はあるのか
僕の生まれ年の翌日に彼は亡くなっており、
そして彼の歳はいまの自分の歳と同じでもあり、
ものすごく自分を見つめなおせました。
昔服屋の店長から勧められた映画 その時は全然内容が入ってこなくて引...
昔服屋の店長から勧められた映画
その時は全然内容が入ってこなくて引き込まれなかったから序盤で寝てた
数年経ってもう一度観てみると、あの時観てればと思う
若いうちに観たいと思う映画
自由を求めて現実逃避してひたすらアラスカを目指す青年の実話
旅の途中で出会う人達のストーリーはどれも心温まる
物語は不思議なバスのシーンから始まり、大学の卒業式から不思議なバスまでの道のりを、過去を振り返る形で交互に描かれてる
絶妙なタイミングでの不思議なバスと過去の切り替え、自然の描き方やそれに立ち向かう主人公の姿、更には居なくなった息子を思う家族のシーンと妹の心の声がとても印象に残る
旅に出たくなる映画
実話を元にしてるからストーリーはリアルでフィクション映画と違い不満な箇所をツッコミたくならない
何か壁にぶつかった時、目標がある時、旅に出る前、これから頑張ろうと思えるような気持ちになる
人生という名の旅路
今作品は劇場で鑑賞しました。
正直、DVDで良かったかな、て思ってます(^_^;)
劇場用、家庭用、と大別するのならば、今作品は週末の夜に自宅で見たいです。
今週の反省。
今月の反省。
今年の反省。
そして、これまでの半生を思い返しながら、未来を思える映画です。
映画は、その時代風景を切り取る意味もある作品だと私は考えますが、この映画はまさに「今」を映し出す作品だと思います。
だからこそ、CGよりも実話が世界の人の心に響くのでしょう。
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