劇場公開日 2008年9月6日

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「アメリカらしい映画」イントゥ・ザ・ワイルド クリストフさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0アメリカらしい映画

2017年5月31日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

知的

とある友人が、この映画が人生ベストと押すので鑑賞。
実話なのか、本がベースになってる話なんですね。

そこそこの大学出て貯金もあるリア充クリスが、大学のあるアトランタからアラスカを目指す旅に出る。手段は何もない中で、様々な人たちと出会い別れ、ひたすら突き進むクリス。

先ず、アトランタから西へ向かった様だが、地名を言われてもピンと来ない人は地図を見ながら話を追う必要があります。終盤で出てくるソントンとか初めて聞いたし。アラスカ目指す割に中々北に進まねえな、とか思ったり。

途中会う人々や移動手段が如何にもアメリカらしい。一つ例を挙げるなら、麦畑の収穫とか、あんなのアメリカか北海道の映像でしか見たことないバカでかい作業車なんかや、キャンピングカーとかもそうだし、ヒッピーや敬虔な信教者たちもアメリカっぽい。
ロードムービーとして楽しめる映画です。

クリス(アレックス)が何故旅立ったかとかは少し乗れないけど、冒頭からフェアバンクス(アラスカの街だと地図見て分かったw)に居て、不思議なバスでの生活は苛酷なロケを思わせる。実際すごく痩せてたし。

ただ人生ベストか、と聞かれるとそうでも無いかな。

クリス役の人はディカプリオによく似てます、よね?

クリストフ