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解説

本当に好きな人に告白もできず、なれ合いの恋を続けている、恋愛において落第点FのOLの姿を描いたロマンティック・コメディ。監督は「学校の怪談3」の金子修介。鷺沢萠による原作を、新人・松尾奈津と金子が共同脚色。撮影を「東京日和」の佐々木原保志が担当している。主演は「瀬戸内ムーンライト・セレナーデ」の羽田美智子と、ロイヤルバレエ団で日本人初のプリンシパルとなった熊川哲也。

ストーリー

中学時代からの友人・章吾とつきあっているヒカルは、ある日、ひょんなことから名前も知らないひとりの男と出会う。実は、彼は練習中に脚を骨折し、療養を兼ねて帰国していた、イギリスのロイヤルバレエシアターで日本人としては初めてプリンシパルになった古瀬郁矢という有名人だったのである。しかし、彼がそんな人物とは知らないヒカルは、他愛のない会話の中で、彼にFというあだ名をつけてしまう。それから数日後、ヒカルが偶然聴いていたラジオに、彼が謎のディスクジョッキー・Fと名乗って出演していた。それに驚いたヒカルは、悪戯心を起こし“片隅のヒカリ”というペンネームで彼の番組に葉書を送ってみる。ところが、その葉書を読んだFがヒカルに愛の告白をしたことから、番組は人気爆発。偽のヒカルから葉書が殺到するほどの騒ぎが起こってしまう。あまりの反響に驚いたヒカルは、事態を収拾するために再び葉書を投稿するも、週刊誌で彼がバレエ界の大スターであることを知って、自分は彼につりあわないと、そのロマンティックな騒動に終止符を打ち、かねてからプロポーズされていた章吾の申し出を受けることにする。しかしそれから暫く経って、郁夫が中学生時代のヒカルが両親の死のショックから立ち直るきっかけとなった少年バレエダンサーだと分かった時、彼女は自分が本当に愛している人が郁夫であることを確信すると、彼の元に走っていくのだった。...

スタッフ

監督
脚色
松尾奈津
金子修介
原作
鷺沢萠
プロデューサー
月野木隆
本田慶充
協力プロデューサー
中川好久
撮影
佐々木原保志
美術監督
小川富美夫
装飾
大坂和美
音楽
大谷幸
音楽プロデューサー
小野寺重之
主題歌
渡辺美里
録音
林大輔
照明
岩崎豊
編集
冨田功
衣装デザイン
久保田かおる
スタイリスト
早稲田美貴
助監督
片島章三
スクリプター
松澤和美
スチール
永江和之

キャスト

作品データ

製作年 1998年
製作国 日本
配給 松竹=松竹富士
上映時間 102分

提供:株式会社キネマ旬報社

受賞歴

第22回 日本アカデミー賞(1999年)

ノミネート
新人俳優賞 熊川哲也

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2011年10月28日 2013年12月27日 2016年6月22日
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