バーバー

ALLTIME BEST

劇場公開日:

バーバー

解説

「ファーゴ」のコーエン兄弟が、ふとしたことから人生の歯車を狂わせていく男の悲劇をモノクロ映像で描いた犯罪ドラマ。1949年、カリフォルニア州サンタローザ。義兄が経営する理髪店で働くエド・クレインは、妻ドリスと彼女の上司デイブが不倫関係にあることに気づく。そんなある日、エドは理髪店にやって来た胡散臭いセールスマンから新ビジネスの話を持ちかけられ、すっかり乗り気になってしまう。エドは資金を工面するためデイブに脅迫状を送り付けるが、事態は思わぬ方向へと転がっていく。「スリング・ブレイド」のビリー・ボブ・ソーントンが主演を務め、「ファーゴ」のフランシス・マクドーマンド、ドラマ「ザ・ソプラノズ」のジェームズ・ガンドルフィーニ、「ロスト・イン・トランスレーション」のスカーレット・ヨハンソンが共演。

2001年製作/116分/アメリカ
原題:The Man Who Wasn't There
配給:アスミック・エース
劇場公開日:2002年4月27日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第59回 ゴールデングローブ賞(2002年)

ノミネート

最優秀作品賞(ドラマ)  
最優秀主演男優賞(ドラマ) ビリー・ボブ・ソーントン
最優秀脚本賞 イーサン・コーエン

第54回 カンヌ国際映画祭(2001年)

受賞

コンペティション部門
監督賞 ジョエル・コーエン

出品

コンペティション部門
出品作品 ジョエル・コーエン
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映画評論

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映画レビュー

5.0後からじわじわきた

2023年7月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

全編陰気で、
せっかく見つけたと思った希望も思い込みだったり…。
と書いてしまうと観たくなくなるかもしれません。

これは純愛映画です。
淡々としてはいるけれど、
深く流れる切ない愛がある。
主人公がそんな自分に向き合ったのは
絶望的な状況でなのですが。

観終わったあと、ジワジワときました。
何日か余韻が抜けなくてなんとも言えない感覚を味わいました。

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こまめぞう

4.0好きなタイプのコーエン兄弟作品。

2023年1月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

劇場公開時鑑賞。
一見平凡な日常が、ちょっとしたことでズブズブの底なし沼になって、主人公を飲み込んでいく。自業自得? 自己責任? みんなが常に正しい選択ができるなら、誰も苦労しない。どこで踏みとどまれば良かったのか。
まあ、ウッカリにも程があるが。

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なお

4.0コーエン選手らしい作品

2022年3月3日
PCから投稿

この兄弟の何とも形容しがたいブラックな雰囲気について考察してみました。
この人の映画は、セリフのやり取りや画面転換のテンポがズルッと外れます。言い換えれば間が悪い。つまり、話かけられた相手が答えるタイミングが1秒くらいズレるんです。そしてまた、その答えがふるってない。
この作品も、お話自体はかなり怖いと思いますが、このテンポのズレによって観る者は力を入れたいところで入れられないので、変にしらけてしまって登場人物に感情移入できず、滑稽味だけが残ります。この滑稽味をブラックと言っているわけです。
登場人物が基本ポーカーフェイスで自慢そうな顔をしているのも、この傾向に拍車をかけていると思われます。
この作品は上述のコーエン選手らしさが非常にわかり易く発揮されていると感じました。

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越後屋

1.0ちょっと合わなかったな

2021年7月13日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

寝られる

冴えない床屋の元にふって沸いた投資話。ふとした出来心から便乗したら…というお話。モノクロ映像ではじめは画面に引き込まれたが、ストーリーに盛り上がりがなく、何度も寝てしまい、観るのに二日かかってしまった。真面目にコツコツ働きなさいという教訓を伝えたかったのかな?

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movie freaks
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