プレステージのレビュー・感想・評価
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一度観ただけではわからない?
序盤から中盤はオトコの嫉妬心や復讐心などでいっぱい。
で、どんどんクライマックスに向かうけど
「これで終わり!?」となる。
それで最後の最後でのアレ。
もう脳の中が???でいっぱいだった。
ちょっとトリックに納得いかないけど(現実味がないので)騙された。
でもちょっとモヤモヤする終わり方…
どんでん返し!
最初ボーッと見てたら途中からどんどん面白くなってきて。ストーリー何も知らずに見たので予測不可能で面白かった!!無さそうで有りそうな手品師の裏側の世界を描いた人間ドラマが壮絶。人間って改めて怖いな、、
なんとなく途中からタネが予想できてしまった 構成はやっぱりおもしろ...
なんとなく途中からタネが予想できてしまった
構成はやっぱりおもしろい、惹きつけられる
ギュッと
クリストファーノーランの作品や同じジャンルの映画が好きでいろいろ見ましたが、プレステージが今の所一番好きかもしれない。1回目はなんとなくすごいなーって感じで、あまり理解してなかったけど、何回か見てこの映画の密度の高さに圧倒されました。ネタバレになるので詳しくはいいませんが、そこらへんの普通の映画2.3本分をギュッとしたような緻密な脚本と伏線だと思いました。それくらい途中でなーなーになったり、間延びしたりしないくらい密度がすごかったです。
伏線を紐解く
二人の若き奇術師がお互いをライバルと意識しあいつつも、1番のマジシャンになる為に完璧なマジックを追い求め、その執着心が起こした悲劇の連鎖を描いた作品。
時系列をシャッフルして見せつける演出を巧みに行い、映画を見ているうちに徐々に伏線が回収され、ラストには予想打にしないプレステージへと展開していきます。
まさに映画をショーの一部として見せられているかのような、素晴らしい演出だったと思います。
劇中でのマイケル・ケインの台詞である
若者は何かに取り憑かれたようになる。
この台詞が表す二人の執着心こそ、この作品のベースになっています。
タネは単純
マジックの真骨頂といえば
「お客様の驚く表情が見たい。」
そんな単純なはずの欲望が、2人の若きマジシャンに取り付き「プレッジ(確認)」⇒「ターン(展開)」⇒「プレステージ(偉業)」と徐々に徐々に真っ暗闇へと飲み込んで行く。
ある日のショーをきっかけに…。
文字通り画面に釘付けになって見ていた。が、相変わらず一見だけでは理解させてくれないのがクリストファー・ノーランブランドです。
※心に余裕があるときに見ましょう
さすがクリストファー・ノーラン!
「2人のマジシャンの対決を描いた作品」と聞いたので、ただマジックを披露し合う物語かと思ったら全く違いました。とにかく驚きの連続でした。ノーランらしいシリアスな世界観に引き込まれました。
怖い結末でしたが、個人的にはスッキリしました。2回目はもっと楽しめる気がします。
2度目の方が楽しめる!
ほぼ全編に張り巡らされた伏線は見事。
結末を見てからもう一回見ると会話などにも辻褄が合うようになっている。
きちんと演じ分けてるクリスチャンベイル。
ヒュージャックマンの演技もすごい。
しかし一番の伏線は鳩のトリックを嫌って居たアンジャーなのかも。
ノーラン節
まず雰囲気が最高だった
世紀末の魔術師たちを題材に最初から最後まできちんとエンターテイメントさせてしくれる
映画の哲学と娯楽性を器用に振り分けしてあり作品が一貫して上品なのだ
映画にとって一番重要なストーリーが実に巧みだった
この監督から目が離せない!
残酷な映画だなぁ
クリストファーノーラン監督は、こういった暗い映画を撮るのが上手いね!説明を少なくし、映像と直感で理解をさせようとする作り(演出?手際?)がとっても好き。同じタネでも使い方次第でこうも人生が変わってしまうという点も面白い!ちょっとやりすぎ感はあるけど、なかなかな良作。
物語は複雑なうえに強引だが、手品に憑りつかれた人々の幻想的な雰囲気は出ている
総合70点 ( ストーリー:65点|キャスト:75点|演出:75点|ビジュアル:80点|音楽:70点 )
手品というよりはもう魔術といったほうがいいようなところまで行ってしまっている。真面目に現実的な手品を追及して描くのではなくて、手品に憑りつかれた人たちの幻想奇譚といったところ。こんなすごい機械を作ってしまっても、それを手品にしか使おうとしないなんてところがもう異常なのだが、雰囲気だけでなくちょっと異常性を感じるという意味でも「パフューム ある人殺しの物語」「幻影師アイゼンハイム」に似ている。
そして現実離れした能力やその異常性を基にして物語を複雑にしてくれても、物語がしっくりとこなくて納得出来ない。確かに複雑だし何がどうなっているのかわからなかったので展開が読めないという面白さはあったが、これだけのことが出来るのならばそりゃどんな展開でも好きに作れて何でもありになっちゃうだろう。いろいろと伏線が貼ってあって謎解きの楽しみもあるが、筋は通っていても非現実的な強引さが物語には目立った。
物語は複雑なので見直しをしてネットで解説を読んで理解した。観終わってまたすぐに観直した作品は初めてかも。いい解説のサイトがあったので理解の参考にしました。
エイチティーティーピー://eiga-kaisetu-hyouron.seesaa.net/article/136396295.html
美術と衣装は出来が良い。憑りつかれてしまった出演者の演技も全体の雰囲気づくりも良かった。でも観たのが日本語吹き替え版で声優の声がかなり本人と違っていたのと役作りの服装のせいもあって印象が薄く、デビッド・ボウイが出演しているのには観終わるまで気が付かなかった。英語版を観たのだったら印象が変わったかな。
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