プレステージ

劇場公開日:

解説

「メメント」「バットマン・ビギンズ」のクリストファー・ノーラン監督が、クリストファー・プリーストの小説「奇術師」を映画化。19世紀末のロンドンを舞台に、ライバル関係にある2人の天才マジシャンが、お互いの意地とプライドを賭けて戦いを繰り広げる。主演のマジシャン2人にはヒュー・ジャックマンとクリスチャン・ベール。マジック監修はデビッド・カッパーフィールドが担当。

2006年製作/130分/アメリカ
原題:The Prestige
配給:ギャガ・コミュニケーションズ
劇場公開日:2007年6月9日

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映画レビュー

4.0マジックと映画

2024年4月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
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なにわ

2.0一つの人生を二人で生きるということの非人間的性を、ノーラン監督に独特の手法で描く

2024年4月1日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

<映画のことば>
あの歩き方で人を騙す。
すべて奇術のためだ。
日々を犠牲にしている。
そこまでして、初めて成し遂げられる。

奇術と言っても、その実「タネも仕掛けも」あるわけですから、それ人々の関心を繋ぎ止めておくためには、舞台裏ではひとかたならない工夫、苦労が必要ということでしょう。
そして、それは奇術師(マジシャン)という生業を選んだ以上、避けては通ることのできない途。

どんなマジックも「確認・フレッジ」→「展開・ターン」→「偉業・プレステージ」の三段階で構成されているそうです。

そして、ショーとしての奇術(マジック)の「華」は、もちろん最後の「偉業(プレステージ)」にあるわけですけれども。

複雑かつ精緻に組み合わされた、あたかも「入れ子細工」のような、クリストファー・ノーラン監督に一流の場面構成を通じて、その華やかさの裏にある非人間的とも言えると舞台裏との落差に、胸が痛む一本でもあリました。

その点の真実を見事に描いた良作と言えたと思います。評論子は。

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talkie

3.5これもまた難しい・・・

2024年3月24日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

この内容とクオリティが「メメント」に続くクリストファー・ノーラン監督の長編劇映画2作目というのが凄すぎる、やっぱりオスカー獲るほどの監督は並みの思考回路ではないと痛感しました

憎み恨み合う2人の奇術師の人生がクロスカッティングで進み、更にノーラン印の時系列行ったり来たりが合わさって本当に観ていて混乱、何本 経験を積んでもノーラン作品は一発で理解するのができず悔しいですが、本作も例に漏れず一回では理解できずに、終わったら直ぐにもう一回観たくなる作品でした

見事な画作りと映像の重厚さ、ストーリーの秀逸さはノーラン作品らしさが既に全開で◎
加えてキャスティングもいいですね、奇術師を演じるヒュー・ジャックマンさんとクリスチャン・ベールさんの相手を陥れる事に執着する怪演に圧倒されます
そして大好きな女優さん、スカーレット・ヨハンソンさんがすごく綺麗でした

騙し騙されに加えてSF要素まで入り後半はとても解りにくい展開となりますが、何故かとても後味が良くて、直ぐにもう一回観たくなる秀作でした

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Jett

5.0映画界のプレステージ!ノーランの魔術。

2024年3月2日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

知的

難しい

クリストファー・ノーラン好きで、彼の作品は全部観ていますが、私はこの作品が一番好きです。

そりゃあ、「メメント」「インターステラ」「ダークナイト」「インセプション」これらの作品の方が、ノーラン節が出ていますよ。いわゆるノーランらしい映画というには、こういった作品かもしれません。

しかし、時間というノーランの真骨頂を生かしていない本作にこそ、キャッチーな彼のイメージや流れに流されない彼の映画の作り手としての実力、<ほんもの>という迫力が120%表現されていると思います。

まさに映画界の魔術師ノーランのプレステージとも言える逸品で御座います。

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りょう(映画2000本は視聴)
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