ディズニープラスのおすすめ作品一覧 : 特集

2021年12月27日更新

時間のある年末年始、いろいろ見なきゃもったいない!
進化を遂げたディズニープラスを使い倒す!
映画.comスタッフのフル活用術

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クリスマスも過ぎ、いよいよ2021年も終わりを迎えようとしています。時間がたっぷりある年末年始を目前に、映画.com読者のなかには、映画やドラマ漬けのお正月休みを計画している方も多いはず。そんな方におすすめなのが、ハイクオリティな6つのブランドが放つ充実のラインナップを誇る、ディズニーの定額配信サービス「ディズニープラス」! 読者の皆さんのなかには、「もちろんチェック済だよ!」という方も多いでしょう。しかし、そんな「ディズニープラス」が“進化”していることは知っていましたか?

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の入門編としても楽しめる“あのドラマ”や、劇場公開後間もない“あの作品”など、おなじみのディズニー、ピクサー、スター・ウォーズ、マーベルなど、誰もが知る強力なコンテンツが揃っていることは言わずもがな。さらには、“レジェンド級の海外ドラマ”から、映画.comが自信を持っておすすめする「映画.com ALLTIME BEST」に選出された“時代を超える名作映画”、そして注目度急上昇の“ここでしか見られない韓国ドラマ”まで、年末年始では足りないほど、幅広いジャンルの作品がラインナップされているんです!

この記事では、映画.com編集部がピックアップしたおすすめの5作品を、熱のこもったレビューとともにご紹介。ディズニープラスをフル活用して、心動かされるお気に入りの1本と出合う、素敵な年末年始を過ごしましょう。


▼マーベル初心者の妻を巻き込む作戦! まずは「ホークアイ」でその魅力に気づかせる年末!

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【トリック・アローでハートを射抜いて“沼”に誘う! MCU漬けの日々にチャレンジ】◆「ホークアイ」(全6話)

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34歳編集部員
(お正月の予定:寝正月……? そんな暇は一切なく、飲酒&映画漬けの毎日を計画中)

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まずは簡単な自己紹介から始めようと思います。2021年上半期、映画.comで実施した「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の鑑賞&オンライン座談会に参加しました。当初は「詳しくはないけれどアベンジャーズは見てます」程度でしたが、全6話を完走した頃にはガチ勢の同僚たちの誘いによって、すっかり“MCU沼”にハマってしまったんです。後悔? するわけないじゃないですか。

新作が登場するたびに広がりを見せていくマーベルの世界観。毎度ワクワクしっぱなしです。さて、暫くすると、こんな欲が芽生え始めました。

「グッズ欲しいな……フィギュアとか、ポスターとか飾りたい」

しかし、この思いを成就するためには、ある障壁を打破しなければなりません。

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我が家の財政を管理する支配者「妻」です。これがサノスばりの強者。下手なことを言えば、僕の小遣いは“指パッチン”の如く、易々と消滅する危険性だってあるわけです(大抵の場合、消滅したマネーは、我が子のおもちゃ代に変換されます)。

そこで考えたのは「だったら、味方にしてしまえばいい!」というもの。目論見が上手くいけば、年末年始は“MCU漬け”の日々を送れるかもしれません……! 妻を“MCU沼”に落とすため、まず鑑賞を勧めようとしているのは「ホークアイ」。何故ならマーベル初心者でも楽しめる要素が満載なんです。

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ストーリーをけん引していくのは“弓矢の名手”ホークアイ(ジェレミー・レナー)と、シリーズ初登場となった“期待のホープ”ケイト・ビショップ(ヘイリー・スタインフェルド)。本作最大の魅力は、ふたりが真逆の思いを抱いていること。数々の激戦を経験し、心身ともに傷を負ったホークアイは「ヒーロー」という立場から身を遠ざけようとしています。一方のケイトは、ホークアイに心酔し「ヒーローになりたい!」と活躍の機会を心待ちにしているキャラクターです。

「ヒーローの立場から遠ざかりたいのに……トラブルに巻き込まれる!」「ヒーローになりたいのに……なかなかなることができない」。この妙なズレが物語のアクセントになっているんです。沈着冷静なホークアイ、猪突猛進ガールのケイトによるユーモラスな掛け合いも◎。一見異なるタイプのふたりが、師弟という絆でしっかりと結ばれていく。シリアスな展開もあれど、この過程がめちゃくちゃ微笑ましい。凸凹の“バディ作品”として秀逸な出来なのです。

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ちなみにホークアイ&ケイトについての予備知識が全くなくても大丈夫! これまでしっかりとフォーカスされてこなかったホークアイの人物像、内に秘めていた思い(もちろん、過去の“傷”も)が丁寧に言及されますし、ケイトに至っては“彼女の始まり”が描かれています。ふたりのドラマが「継承」という要素でリンクし、一気に味わうことができるのです!

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本作は、マーベル流のクリスマス・ストーリーでもあるんです。舞台はニューヨーク。第1話開始時点で「クリスマスまで残り6日間」という設定も魅力のひとつです。ホークアイは家族と一緒にクリスマスを過ごそうとしますが、ケイトとの出会いによって、その計画に暗雲が立ち込めていきます。街並みが華やかさを増していく一方で、ホークアイ&ケイトのトラブルが加速していく。果たして、平穏なクリスマスを過ごすことができるのか――。「1話=1日」でタイムリミットへと突き進む、誰もがのめり込んでしまう構成になっているんです。

ドラマとしての魅力をひとしきり伝えた後は、妻の肩に手を乗せて「マーベルはね……アクション。とにかくアクションがすごいのだよ……」と呟く算段です。個人的に“神回”となっているのは、第3話。敵地から車で逃走するホークアイ&ケイトの姿を描くシーンは圧巻の一言です。ユニークなカメラワークで表現される、超絶カーアクション! 粘土、爆破、アシッド、吸盤、そして“巨大化”等々、多種多様なトリック・アロー! このパートを見て、「ホークアイ」の世界にグッと引き込まれる人は多いはず。

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これだけ猛アピールしておけば、妻からはこんな言葉が出るはず。「……そもそも見ておいた方が良い作品ってあるの?」。はい、その一言を待ってました! まずは、劇中に登場するミュージカル「ROGERS THE MUSICAL」、ケイトの“始まり”とも関連する「アベンジャーズ」を勧めつつ、直近の出来事でもある「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」「アベンジャーズ エンドゲーム」で世界観の知識を深めてもらおうと思います。もちろん「ブラック・ウィドウ」も忘れてはいけません。同作に登場したブラック・ウィドウことナターシャ・ロマノフ(スカーレット・ヨハンソン)の妹エレーナ(フローレンス・ピュー)は「ホークアイ」にも参戦しています。彼女はホークアイ、ケイトに次ぐ“第3の主人公”とも言えるべき存在なのですから。

「ブラック・ウィドウ」
「ブラック・ウィドウ」

MCUの魅力は「映画」だけではありません。「ディズニープラス」で配信がスタートした「ワンダヴィジョン」「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」「ロキ」「ホワット・イフ…?」といったドラマ&アニメシリーズも出色の出来。これらのすさまじいポイントは「最終話で伏線を見事に“全回収”する」というもの。もちろん「ホークアイ」も同様! 第5話時点では「あと1話で終わらせることができるのか……?」と不安を抱いてしまうのですが、最終話は鮮やかなテクニックでハートを射抜いてくれるのです。

妻をMCU沼に引きずり込む――この計画が上手くいくかどうかは、僕のプレゼン能力にかかっているでしょう。まずは年末「ホークアイ」鑑賞会を行いたいと思います。計画が上手くいけば、家族そろって「ディズニープラス」のヘビーユーザーと化すでしょう! 「ディズニープラス」で過去作を見返しつつ、全員で新作公開を待ち望む。もしかしたらMCU作品の鑑賞は“家族の一大イベント”になっていくのかもしれません。皆様、ミッションの成功をお祈りくださいませ……!


[予告編] ホークアイとケイトのコンビが最高!

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▼2021年公開映画をおさらい! 12月に公開された作品を家族で楽しむお正月

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【家族が恋しくなる作品…だったら、一緒に見ちゃえばいい!】◆「ミラベルと魔法だらけの家」

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33歳編集部員
(お正月の予定:実家のおせち作りは私を含めた3姉妹が担当。そろそろ母から100点がもらえるおせちが作りたい)

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1月1日は映画を見て、その作品を気に入ったら「今年はいい1年になる」と思い込む“映画占い”をするのが毎年のルーティンになっています。22年は何を見ようか悩んでいたとき、実家の母からLINEが届きました。「そういえば、『ミラベルと魔法だらけの家』見に行ったよ~。今度いつこっちに帰ってくるの?」。ちょうど私も劇場で鑑賞したばかり、そろそろ母に連絡をしようと思っていたタイミング。「ミラベルと魔法だらけの家」を見ると、いつもの何倍も家族が恋しくなるみたいです。

主人公は、魔法にあふれた家に暮らすマドリガル家の少女ミラベル。マドリガル家の子どもたちはひとりひとりが異なるユニークな「魔法の才能(ギフト)」を家から与えられていましたが、ミラベルだけは何の力も与えられませんでした。それでも家族が大好きなミラベルは前向きに過ごし、あるとき家族に迫る危機に立ち向かうことになります。

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私はミラベルの勇気ある姿に心を打たれ、家族の大切さを実感しました。孫(私にとっての姪)と鑑賞した母は「リメンバー・ミー」を思い出したそうで、「わかるかも」と思いつつ、「あのシーンのこと? 音楽?」などと語り合いたくなったのですが、LINE上では詳しい話ができず。

そこで、22年1発目の映画は実家でもう1度「ミラベルと魔法だらけの家」を見ようと決めました。「え、もうミラベルが見られるの?」と驚く母の顔が目に浮かびます。みんなで一緒に見ながら、劇中歌を練習しているという姪の歌声を聞く楽しみもできました。

「ラーヤと龍の王国」
「ラーヤと龍の王国」

「ミラベルと魔法だらけの家」を見た後は、子どもと一緒ならワクワク&ドキドキが詰まった「フリー・ガイ」「ラーヤと龍の王国」、大人だけならマーベル・スタジオの対照的な2作品「エターナルズ」「シャン・チー テン・リングスの伝説」がおすすめ。公開時に話題になった21年の人気作品をたっぷりお楽しみください。


[予告編] 魔法が使えない主人公ミラベルに勇気をもらえる!

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▼今年の年越しは、映画.comオールタイム・ベストに酔いしれる

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【おうちでライブ気分を味わえる! 伝説となった「ライブ・エイド」の熱気と興奮をもう一度】◆「ボヘミアン・ラプソディ」

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29歳編集部員
(お正月の予定:配信サービスの膨大な「マイリスト」を消化したい)

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今年も気付けば年の瀬……。慌ただしい日々のなかで、配信サービスの「マイリスト」の作品は増えていく一方だし、映画館で見るはずだったあれもこれも見ていない! そこでお正月に、私は「ずっと気になっている名作映画」を片っ端から見ることを決意しました。

アカデミー賞を盛り上げた作品や、世界中で大ヒットを記録した作品まで、「ディズニープラス」の“死角なし”のラインナップをふむふむと眺めたあとにチョイスしたのは、映画館で1度見たきりだった「ボヘミアン・ラプソディ」! 「もう1度見たい」と常に思いながらも、なかなか時間がとれず、見返すことができていなかったんです。

「ボヘミアン・ラプソディ」は、世界的人気ロックバンド「クイーン」のボーカルで、1991年に45歳の若さでこの世を去ったフレディ・マーキュリーを描いた伝記ドラマ。日本でも2018年公開映画でトップとなる興行収入130億円を突破するなど、世界中で社会現象とも呼べる大ヒットを記録しました。第91回アカデミー賞でも作品賞を含む5部門にノミネートされ、主演男優賞(ラミ・マレック)ほか4部門を受賞。興行面でも批評面でも成功をおさめた、まごうことなき傑作です。

本作の魅力は、やはり音楽の力。「クイーン」を知らない世代でも、必ず耳にしたことがある有名過ぎる楽曲の数々が流れると、物語にぐっと引き込まれていきます。「ボヘミアン・ラプソディ」「ウィー・ウィル・ロック・ユー」といった名曲誕生の瞬間が丁寧に描かれ、「自分たちの音楽」を追求し、妥協せず、楽しみながらレコーディングに臨んだ「クイーン」メンバーたちの姿に、胸が熱くなります。

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そして、オスカーを手にしたマレックは、フレディ本人の“完全再現”を超えた、まさに魂が宿っているような鬼気迫る演技を見せ、「フレディの人生を生きている」と感じさせてくれます。マレックは「フレディを継ぐ気持ちでオーディションに挑んだ」「彼をまねるのではなく動きの意味を理解するんだ」と語る通り、並々ならぬ覚悟で役づくりに没頭したそう。

妻メアリー(ルーシー・ボーイントン)が去り、メンバーにも次々と家族ができ、たったひとりになったフレディの寂しそうな瞳。その眼差しには、フレディが辿った運命を最後まで見届けたくなる吸引力があるのです。瞬く間にスターダムを駆け上がった栄光とその後の挫折、アイデンティティをめぐる葛藤、そしてメンバーや、生涯の友であり続けたメアリーに支えられた復活。本作を見れば、誰もがフレディ・マーキュリーというひとりのカリスマを愛さずにはいられなくなるでしょう。

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そして、物語は映画史に残る伝説となった、20世紀最大のチャリティコンサート「ライブ・エイド」の21分にわたるシーンへと続いていきます。本人にしか見えないマレックの熱演、魂を揺さぶる音楽、メンバーの深い絆を感じさせる、息の合った圧巻のパフォーマンス。コロナ禍を経たいま、観客で満員の会場に、映画館で見ていたあの頃とはまた違った思いがこみ上げてきます。年末年始におうちで本作を見れば、ライブやフェス気分を味わえること間違いなし。映画館では叶わなかった、「ライブ・エイド」リピート再生で、あの熱気と興奮を何度でも体感できるんです! 人目を気にすることなく、全力でフレディのコール&レスポンスにも応えられるなんて、最高ですよね。

「ジョジョ・ラビット」
「ジョジョ・ラビット」

「ディズニープラス」には「ボヘミアン・ラプソディ」以外にも、映画.comが自信を持っておすすめする「映画.comオールタイム・ベスト」に選出された名作がたくさんラインナップされています。「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」「シェイプ・オブ・ウォーター」「ジョジョ・ラビット」「スリー・ビルボード」など、時代を超える名作に酔いしれてみるのはいかがでしょうか。


[予告編] 「クイーン」の珠玉の名曲で、ライブ気分が味わえる!

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▼初心に帰る年末年始。改めて最愛ドラマをイッキ見する

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【プロファイリングで事件を解決する、だけじゃない! 最強チームに“恋”をする】◆「クリミナル・マインド/FBI vs. 異常犯罪」(全15シーズン、324話)

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35歳営業部員
(お正月の予定:予定を何も入れない年末年始。寒いのは苦手だからできるだけ家にいたい)

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年末年始の休みはとりあえずゆっくりダラダラとしたいと、常に予定は入れないここ数年。コロナ禍に伴う自粛生活を機に、大きなテレビに買い替えて大画面で楽しむエンタテインメントのための環境と、デリバリーやネットスーパーを駆使した食生活を確保し、住みよい家づくりのための模様替えも完了し、“楽”食住は十分に整っています。あとは、12月29日~1月4日という7日間の連休で、いかに楽しいエンタメにありつけるかを探すだけです。

「ディズニープラス」で年末年始に見る作品をお気に入り登録しようと作品一覧を眺めていると……「新作を楽しむ」というのもいいのですが、ふと目に止まったのは「クリミナル・マインド」。私にとって最も好きな海外ドラマ。プロファイリングを勉強するきっかけとなったバイブル。2年前に最終シーズンが放送され、最終話では大号泣してしまい、しばらくロスと戦うことになった思い出があります。そんな作品がまさかの全シリーズ、一気に見られるじゃないですか! これは、もう「改めて全話見返せ」というお達しだと思いました。

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本作は、2005年にアメリカで誕生し、その人気から15シリーズに渡って制作され、20年についに完結を迎えた、大人気の一話完結型クライムドラマ。FBI行動分析課(BAU)のメンバーが、全米で起こる凶悪事件に、プロファイリングを武器に戦う姿が描かれています。

プロファイリングというと、いまでは日本でも広くその手法が知られるようになった捜査技法で、日本の刑事ドラマなどでも目にすることが多いかもしれません。簡単に言うと、過去の事件などを元に、犯罪現場や被害者の特徴などから、犯人の行動を分析し犯人像を導き出すという、統計学や心理学を総合した犯罪捜査技法です。

日本で第1話が放送されたとき、すでに海外ドラマの沼にどっぷりハマっていた私は、「FBI」「プロファイリング」「一話完結」という“好き”がつまった作品紹介に、「これは見なければいけない」という使命感に近いものを感じて、見始めました。

すでにプロファイリングを描いた映画やドラマはいくつか存在していたので、「まぁ、連続殺人が起こって、犯人像をあの手この手で導き出して、捕まえてくれる感じね」くらいの思いで見ていたのですが、1話を見てびっくり。意外とすぐに犯人が捕まるのです。そこから犯人の性格をプロファイリングした捜査官たちが尋問を始め、事件の本質を導き出すという点が新鮮で、もうこの作品の虜になっていました。

しかも面白いのは、犯罪捜査だけではないんです。プロファイラー集団・BAUのメンバーたちが、このドラマの何よりの肝。伝説のプロファイラーですが、とある事件のトラウマに悩むギデオン、チームの取りまとめ役のホッチ、25歳で博士号を3つも取得している天才リード、見た目は格闘派だけど、妄想型犯罪のスペシャリストであるモーガン、ほかの部署との的確な調整や取材を取り仕切るJJ、元ハッカーですが、いまやBAUには必要不可欠なガルシア……挙げていけばきりがないほど魅力的なメンバーが、このBAUチームとして犯罪に挑みます。

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彼らが目にする犯罪は凄惨なものも多く、「プロだから」というだけでは乗り切れないような痛ましい事件も数多くあります。それでも彼らが犯罪と向き合えるのは、使命感はもちろん、チームメンバーそれぞれが助け合い、家族のように労り合っているから。辛い現場のなかでも、彼らの小気味良い会話に、ふと笑みが溢れてしまい、視聴者も安心して作品を楽しめます。私ははじめ、天才ドクター・リードが大好きで、もはや“恋”じゃないかと思っていたのですが、シーズンを追えば追うほど、自分もチームメンバーと家族なんじゃないかなというくらい、チームみんなに“愛”を感じていました。

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もう語り出したらきりがないくらい魅力がつまったこの作品、改めて見直すには、一体どのくらい時間がかかるのか、計算してみました。全15シーズン、324話、1万4119分。つまり約235時間ですね、うん、年末年始だけではちょっと時間が足りなさそう(笑)! でもこの作品、1話完結で1話40分程度なので、ちょっとしたスキマ時間に1話ずつ楽しむことも可能なんです。1日1話で見ると、完走までに1年くらいは楽しめちゃうなんて、なんという贅沢! とりあえず成人の日あたりまでに、第8シーズンまで見直すことを目標にチャレンジしてみようと思います。

「ウォーキング・デッド」
「ウォーキング・デッド」

その次は、最終シーズン後半目前の「ウォーキング・デッド」11シーズン8話までを見直したいし、大好きな1話完結犯罪捜査系ドラマの「BONES ―骨は語るー」全12シーズン、「ホワイトカラー」全6シーズン、「ボディ・オブ・プルーフ 死体の証言」全3シーズンもあるし、そういえばいつの間にやら恋愛医療ドラマの王道「グレイズ・アナトミー」のシーズン17まで配信開始されちゃってるし……、これは22年も自主的外出自粛が発動しそうです!


[予告編] プロファイリングを駆使して犯人を追いつめる!

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▼年末年始だってゆっくりはできないから…。韓流ドラマで気持ちをチャージ!

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【「愛の不時着」の感動再び!? 禁断愛にドキドキが止まらない!】◆「スノードロップ」(全16話/12月27日時点で4話まで配信済)

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41歳編集部員
(お正月の予定:大掃除、正月準備、そして実家行脚。盆暮れ正月は、母に休みなし)

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年末年始はいつもの家事に加えて、大掃除にお正月の買い出し、年始回りなど目が回る忙しさ。でも、仕事も学校も休みになるこの1週間は、次の日を気にせずに夜更かしができる! 子どもたちを寝かしつけた後のご褒美タイムが、いまから待ち遠しくてたまりません。そんな私が休暇中に絶対に見ると決めているのが、「スノードロップ」!

本作は、新コンテンツブランド「スター」のオリジナル韓国ドラマ第1弾。“国民の年下彼氏”からたくましい大人の男性に成長したチョン・ヘインと、韓国のトップアイドルグループ「BLACKPINK」のジスが、切ないラブストーリーを紡ぎます。ユ・インナ、ホ・ジュノ、ユン・セア、チョン・ユジンら韓国ドラマファンにはおなじみの豪華キャストが脇を固めている点も見逃せないポイント。日本では、韓国の放送直後に「ディズニープラス」で配信され、年末年始は第6話まで見られる予定です。

舞台は、民主化運動が激化していた1987年のソウル。女子大学生のヨンロ(ジス)は、合コンで出会った大学院生のスホ(チョン・ヘイン)に一目惚れします。しかし、スホの正体は北朝鮮の工作員。ある日、追われる身となったスホは、血まみれでヨンロが住む女子寮に逃げ込みます。厳しい監視のなか、ヨンロはスホを匿い、やがてふたりは惹かれあうように。

「愛の不時着」同様、南北を跨ぐ“許されざる愛”を描く本作。現時点(執筆時は第2話まで配信)ではまだ明かされていませんが、ヨンロにも何か秘密があるようで、さらなる障害がふたりを待ち受けている予感。ちょっと天然でお人好しなヨンロと、爽やかな好青年と冷静な工作員のふたつの顔をもつスホが、過酷な運命のなか、初恋にどう向き合っていくのか。今後の展開から、目が離せません!

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ここ数年、日本でも昭和レトロがブームになっていますが、韓国も“ニュートロ(「ニュー」と「レトロ」を組み合わせた造語)”が大流行中。80年代後半が舞台の本作も、衣装や小道具、セット、音楽、映像に至るまで、レトロ感満載です。女優陣の今風レトロなファッションにもぜひ注目してください。

「ランニングマン・プラス」
「ランニングマン・プラス」

「ディズニープラス」では、「スノードロップ」を皮切りに、韓国バラエティ「ランニングマン・プラス」「知ってるお兄さん」が配信開始。22年には、元「Wanna One」のカン・ダニエルのドラマデビュー作「あなたと私の警察授業」、ソ・ガンジュン主演の「グリッド」、ウェブ漫画原作の「キスシックスセンス」「ムービング」など、期待の新作が控えています。韓ドラファンは来年も、寝不足の日々が続きそうです。


[予告編] チョン・ヘイン×「BLACKPINK」ジスの切ないラブストーリー

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編集部メンバーが全力でおすすめする5作品、いかがでしたか。時間のある年末年始は、是非「ディズニープラス」をフル活用して、映画&ドラマ漬けの年末年始を過ごしてください。

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