「カケラ」の映画評論検索結果

検索結果94件

少年メリケンサック : 映画評論・批評

ロードムービーだからそれぞれが変化を見せていくのは当たり前だが、絵に描いたような成長はもなし。ダメで何が悪い? ダサさって何だ? オレはこれがやりたいんだよという気迫と熱さと。 続きを読む

2009年2月3日

ベンジャミン・バトン 数奇な人生 : 映画評論・批評

つまりそれこそ人類の願いの結晶であり夢の。それを見ることで私たちは、この人生の痛みをある愛おしさとともに受け入れることができるようになる。そう、それこそ私たちが「物語」を必要とする理由だろう。 続きを読む

2009年1月27日

その男ヴァン・ダム : 映画評論・批評

と思わせる、リスペクトのもない演出に、監督の悪意さえ疑いたくなる。 でももし、バン・ダムがそれを承知でこの映画に出たとしたら、それは凄いと思う。 続きを読む

2008年12月24日

魔法にかけられて : 映画評論・批評

魔法にれて : 映画評論・批評 冒険の旅から人生を学び、成長していくキャラクターは映画の常道だが、「魔法にれて」のジゼルは、その変化の意外性において群を抜いている。 続きを読む

2008年3月11日

実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち) : 映画評論・批評

あの事件を正視してこなかったすべての日本人に向け、挫折した彼らの精神の中から希望のを見出せないかと真の「総括」を問う、若松孝二渾身のメッセージをしっかりと受け留めなければならない。 続きを読む

2008年3月11日

アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生 : 映画評論・批評

被写体の本質をひとだけ引き出し、小道具を使って再構築させ、およそ自然とは程遠い絵を作るにも関わらず、人物の本質はより浮き彫りになる。 続きを読む

2008年2月5日

ONCE ダブリンの街角で : 映画評論・批評

「歌を歌う友だちをビデオで撮影し合ってた16歳の頃に戻ったようだ」と語る元ベーシストのジョン・カーニー監督の素朴さやつつましさが、フィルムのひとひとに奇跡的に充填されている。 続きを読む

2007年12月17日

やわらかい生活 : 映画評論・批評

また大学時代の友人にED告白され、浮気相手にも捨てられた従兄弟に押しれ。ダメ人間たちとの関わりで、自身のダメな部分と向き合おうとする優子が実に健気だ。 続きを読む

2007年12月17日

イカとクジラ : 映画評論・批評

救急車に駆けつけてくれた元妻にやさしい言葉もれないのに、「勝手にしやがれ」のラストシーンのセリフを言うのは忘れない。バームバックの才能は相当なものだが、次回作が試金石になるだろう。 続きを読む

2007年12月17日

シリアナ : 映画評論・批評

人物が映らない無人のショットがひともないのが興味深い。人物は頻繁にロング(望遠)レンズでとらえられ、盗撮的かつドキュメンタリー的効果があり、またスピーディなカメラワークもテンポがある。 続きを読む

2007年12月17日