全米映画ランキング : 2023年2月10日~2023年2月12日

全米映画ランキング:2023年2月13日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2023年2月10日~2023年2月12日
(金額・順位は確定後のもの)Box Office Essentials

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 マジック・マイク ラストダンス

Magic Mike's Last Dance
「マジック・マイク ラストダンス」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

1 8,200,000 8,200,000
2 3 アバター ウェイ・オブ・ウォーター 9 6,884,000 646,919,731
3 タイタニック ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター 1 6,400,000 6,400,000
4 2 80 For Brady エイティ・フォー・ブレイディ 2 6,000,000 24,969,658
5 1 ノック 終末の訪問者 2 5,500,000 23,445,995
6 4 長ぐつをはいたネコと9つの命 8 5,500,000 158,495,205
7 6 オットーという男

A Man Called Otto
「オットーという男」

Sony Pictures
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

7 2,625,000 57,405,474
8 8 search #サーチ2

Missing
「search #サーチ2」

Sony Pictures
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

4 2,600,000 26,626,121
9 7 M3GAN ミーガン

M3GAN
「M3GAN ミーガン」

Universal
(東宝東和)

6 2,370,000 90,927,550
10 ロスト・フライト

Plane
「ロスト・フライト」

Lionsgate
(ポニーキャニオン)

5 1,185,000 30,769,868

「マジック・マイク ラストダンス」が首位! 「タイタニック」3Dリマスター版は3位に

北米映画市場の興行成績は、2月2週目の週末に失速し、年が明けてから最も低調な結果となりました。ワーナー・ブラザースによる、「マジック・マイク」シリーズ3部作の最終章「マジック・マイク ラストダンス」が、興行収入ランキングの首位を獲得。第1作で監督を務めた「トラフィック」のオスカー監督スティーブン・ソダーバーグが再びメガホンをとり、チャニング・テイタム(「ザ・ロストシティ」)が、主人公のストリップダンサー、マイクを演じました。破産で全てを失い、マイアミでバーテンとして働いていたマイクは、サルマ・ハエック(「ハウス・オブ・グッチ」)扮する資産家マックスの依頼で、ロンドンでの一夜限りのラストショーに挑みます。週末3日間のオープニング興収は820万ドルで、シリーズでは最も低い数字となりました。

20世紀スタジオの「アバター ウェイ・オブ・ウォーター」は、先週の3位から2位にアップし、週末3日間で興収680万ドルを記録。2023年に入ってからの累計興収も2億4500万ドルを超え、今年の映画興行をリードする存在として、記録を伸ばし続けています。

そんな「アバター ウェイ・オブ・ウォーター」と同じくジェームズ・キャメロン監督が手がけた、パラマウントの「タイタニック ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター」は、3位にランクイン。同作は、新たに映像が一新された3Dリマスター版で、一部の劇場ではハイフレームレートの4Kの高解像度映像で上映されています。1997年の公開時には、1秒間に24コマのフィルムで撮影されていましたが、今回の再公開作品では、ピクセルワークス社のトゥルーカットモーション(画面上の動きをデジタル処理して、1秒間に48コマで途切れなく表示するポストプロダクションの方法)が採用されました。週末3日間で、興収640万ドルをあげています。

2023年2月13日更新 Dan Knighton

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