全米映画ランキング : 2022年8月26日~2022年8月28日
全米映画ランキング:2022年8月29日発表(毎週月曜日更新)
全米週末興行成績:2022年8月26日~2022年8月28日
(金額・順位は確定後のもの)Box Office Essentials
順位 | 先週 | タイトル「邦題」/配給(日本配給) | 上映週 | 週末の興収 | 累計興収 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 初 | The Invitation | 1 | 7,000,000 | 7,000,000 | |
2 | 3 | Bullet Train | 4 | 5,600,000 | 78,206,593 | |
3 | 2 | Beast | 2 | 4,900,000 | 20,090,985 | |
4 | 4 | Top Gun: Maverick | 14 | 4,750,000 | 691,212,857 | |
5 | 1 | 「ドラゴンボール超(スーパー) スーパーヒーロー」Crunchyroll | 2 | 4,565,668 | 30,761,982 | |
6 | 5 | DC League of Super-Pets | 5 | 4,225,000 | 74,088,809 | |
7 | 初 | Three Thousand Years of Longing | 1 | 2,875,739 | 2,875,739 | |
8 | 8 | Minions: The Rise of Gru | 9 | 2,740,000 | 354,780,635 | |
9 | 6 | Thor: Love and Thunder | 8 | 2,700,000 | 336,570,158 | |
10 | 9 | Where the Crawdads Sing | 7 | 2,325,000 | 81,888,348 |
イドリス・エルバ主演作2本がトップ10入り 首位はホラースリラー「The Invitation」
8月4週目の北米映画市場は、大作の公開がないこと、小学校の夏休みが終わったことなどが原因で、興行不振が続き、興行収入は1月下旬以降で最も金額が少なくなりました。なかでも首位を獲得したのは、ソニーのホラースリラー「The Invitation(原題)」。ナタリー・エマニュエル(「ワイルド・スピード SKY MISSION」)演じる女性イヴィーと家族との再会が、邪悪な仮面劇へと変ぼうするさまを描いています。批評家からは賛否両論あるものの、週末3日間で興収700万ドルを売り上げ、製作費1000万ドルに迫る勢いを見せています。
ソニーのブラッド・ピット主演のアクション「ブレット・トレイン」は、ユニバーサルのサバイバルアクション「ビースト」を超え、公開後4週目にして2位に返り咲きました。「ブレット・トレイン」は週末3日間で興収560万ドル、3位の「ビースト」は興収490万ドルを記録しました。
興味深いことに、イドリス・エルバの主演作2本が、トップ10に入っています。「ビースト」に加え、ユニバーサル・アーティストの「スリー・サウザンド・イヤーズ・オブ・ロンギング(原題)」が7位にランクインしました。同作は、英小説家A・S・バイアットの短編小説を原作に、ティルダ・スウィントン扮するアリシアが、エルバ演じるジンが宿る魔法のランプを手に入れる物語。「ハッピー フィート」で第79回アカデミー賞の長編アニメーション賞を受賞したジョージ・ミラーが監督を務め、「イングリッシュ・ペイシェント」で第69回の同賞で撮影賞を獲得したジョン・シールが撮影を担当。「マッドマックス 怒りのデス・ロード」のふたりが、再びタッグを組みました。しかし、オープニング3日間の興収は280万ドルで、製作費6000万ドルには程遠い結果となりました。
2022年8月29日更新 Dan Knighton