全米映画ランキング : 2020年2月28日~2020年3月1日

全米映画ランキング:2020年3月2日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2020年2月28日~2020年3月1日
(金額・順位は確定後のもの)Rentrak Box Office Essentials

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 透明人間

The Invisible Man
「透明人間」

Universal
(東宝東和)

1 29,000,000 29,000,000
2 1 ソニック・ザ・ムービー

Sonic the Hedgehog
「ソニック・ザ・ムービー」

Paramount
(東和ピクチャーズ)

3 16,000,000 128,293,652
3 2 野性の呼び声

The Call of the Wild
「野性の呼び声」

20th Century Studios
(ディズニー)

2 13,205,000 45,860,651
4 僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング 1 6,300,000 9,616,938
5 5 バッドボーイズ フォー・ライフ

Bad Boys for Life
「バッドボーイズ フォー・ライフ」

Columbia
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

7 4,300,000 197,368,385
6 3 ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY 4 4,100,000 78,782,133
7 11 Impractical Jokers: The Movie 2 3,500,000 6,733,682
8 6 1917 命をかけた伝令

1917
「1917 命をかけた伝令」

Universal
(東宝東和)

10 2,670,000 155,867,069
9 4 ザ・ボーイ 残虐人形遊戯 2 2,630,000 9,777,619
10 6 ファンタジー・アイランド 3 2,330,000 24,059,653

エリザベス・モス主演「透明人間」が首位デビュー

先週末の全米ボックスオフィスは、H・G・ウェルズ原作の古典的同名ホラー映画をリメイクした「透明人間」が約2900万ドルのオープニング興収で首位デビューを果たした。

天才科学者エイドリアンの豪邸に「監禁」されていた女性セシリアが脱走し、しばらくしてエイドリアンは自殺する。その後、セシリアは<目に見えない何か>に襲われ始めるが、周囲からは信じてもらえず徐々に正気を失っていき……。批評家からの評価も高く、興行・批評の双方で申し分のないスタートを切った。主演は「ハンドメイズ・テイル 侍女の物語」のエリザベス・モス。製作はジェイソン・ブラム、監督・脚本は「インシディアス」でもブラムと組んだ「ソウ」シリーズのリー・ワネル。

2位は2週連続首位だった「ソニック・ザ・ムービー」。17日間の累計は約1億2900万ドルに。

OP興収約580万ドルで4位デビューとなったのは日本のアニメ「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング」(英題「My Hero Academia: Heroes Rising」)。約980万ドルを叩き出した昨年1月公開の「ドラゴンボール超 ブロリー」にはOP興収こそ及ばなかったものの、順位では同じ4位という大健闘を見せた。

その他、「どっきり」リアリティTVショーの劇場版「Impractical Jokers: The Movie」が前週11位から7位にランクインした。

今週末は日本では公開延期になったディズニー/ピクサー最新作「2分の1の魔法」に、「ザ・コンサルタント」のギャビン・オコナー監督&ベン・アフレック主演によるスポーツドラマ「The Way Back」などが公開となる。

2020年3月2日更新 藤井竜太朗

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