全米映画ランキング : 2019年11月1日~2019年11月3日
全米映画ランキング:2019年11月4日発表(毎週月曜日更新)
全米週末興行成績:2019年11月1日~2019年11月3日
(金額・順位は確定後のもの)Rentrak Box Office Essentials
順位 | 先週 | タイトル「邦題」/配給(日本配給) | 上映週 | 週末の興収 | 累計興収 | |
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1 | 初 | Terminator: Dark Fate | 1 | 29,000,000 | 29,000,000 | |
2 | 1 | Joker | 5 | 13,925,000 | 299,611,992 | |
3 | 2 | Maleficent: Mistress of Evil | 3 | 12,175,000 | 84,324,711 | |
4 | 初 | Harriet | 1 | 12,000,000 | 12,000,000 | |
5 | 3 | The Addams Family | 4 | 8,499,007 | 85,295,007 | |
6 | 4 | Zombieland: Double Tap | 3 | 7,350,000 | 59,307,162 | |
7 | 5 | Countdown | 2 | 5,850,000 | 17,766,036 | |
8 | 6 | Black and Blue | 2 | 4,050,000 | 15,442,478 | |
9 | 初 | Motherless Brooklyn | 1 | 3,650,000 | 3,650,000 | |
10 | 初 | Arctic Dogs | 1 | 3,100,000 | 3,100,000 |
「ターミネーター ニュー・フェイト」が首位デビュー
4本の新作がランクインした先週末の全米ボックスオフィスは、シリーズの創始者ジェームズ・キャメロンが製作に復帰した人気SFアクションシリーズの最新作「ターミネーター ニュー・フェイト」が約2900万ドルのオープニング興収で首位デビューを果たした。
「ターミネーター」(1984)、「ターミネーター2」(1991)に続く正統な続編として製作された同作。「ターミネーター2」以来28年ぶりにリンダ・ハミルトンが主人公サラ・コナー役として復帰し、1997年の<審判の日>以降の新たな歴史と戦いが描かれる。共演にアーノルド・シュワルツェネッガー、マッケンジー・デイビス、ナタリア・レイエス、ガブリエル・ルナ。メガホンをとったのは「デッドプール」のティム・ミラー。
2位は「ジョーカー」。先週末も約1400万ドルを稼ぎ、北米での累計は3億ドル目前に。北米以外でも6億3000万ドル超を稼ぎ、全世界興収を約9億3400万ドルとしている。
OP興収約1200万ドルで初登場4位となったのは「Harriet」。奴隷解放に命を捧げたアメリカの女性運動家ハリエット・タブマンの生涯を描いた伝記映画。タイトルロールにイギリス出身のミュージカルスター、シンシア・エリヴォ。共演にレスリー・オドム・Jr.、ジャネール・モネイ。監督は女優として「羊たちの沈黙」などに出演し、「プレイヤー 死の祈り」などの監督作で知られるケイシー・レモンズ。
エドワード・ノートンが「僕たちのアナ・バナナ」(2000)以来19年ぶりにメガホンをとったR指定サスペンスドラマ「Motherless Brooklyn」は、約365万ドルのOP興収で9位デビュー。ジョナサン・レセムの同名ハードボイルド小説「マザーレス・ブルックリン」を原作に、1950年代のニューヨークの闇が描かれる。主人公の私立探偵ライオネル・エスログにノートンが扮し、ブルース・ウィリス、アレック・ボールドウィン、ウィレム・デフォー、レスリー・マン、ボビー・カナベイルらが共演。
その他、ジェレミー・レナー、ハイジ・クルム、ジェームズ・フランコ、ジョン・クリース、オマール・シー、マイケル・マドセン、アンジェリカ・ヒューストン、アレック・ボールドウィンら有名スターがボイスキャストを務めたアニメ「Arctic Dogs」が10位に滑り込んだ。
今週末は、ローランド・エメリッヒ監督の戦争大作「Midway」(エド・スクレイン、パトリック・ウィルソン、ルーク・エバンス、アーロン・エッカート、デニス・クエイド、ウディ・ハレルソン、豊川悦司、浅野忠信出演)に、スティーブン・キング原作「シャイニング」の続編を映画化した「ドクター・スリープ」(ユアン・マクレガー主演)、ポール・フェイグ監督&エマ・トンプソン脚本のラブコメ「ラスト・クリスマス」(エミリア・クラーク、ヘンリー・ゴールディング、ミシェル・ヨー、エマ・トンプソン出演)などが公開となる。
2019年11月4日更新 藤井竜太朗