全米映画ランキング : 2016年4月29日~2016年5月1日

全米映画ランキング:2016年5月2日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2016年4月29日~2016年5月1日
(金額・順位は確定前のもの)Rentrak Box Office Essentials

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 1 ジャングル・ブック

The Jungle Book
「ジャングル・ブック」

Walt Disney
(ディズニー)

3 42,439,000 252,095,800
2 2 スノーホワイト 氷の王国 2 9,393,065 33,989,090
3 キアヌ

Keanu
「キアヌ」

Warner Bros.

1 9,350,000 9,350,000
4 マザーズ・デイ(2016)

Mother's Day
「マザーズ・デイ(2016)」

Open Road Films
(ツイン)

1 8,302,319 8,302,319
5 3 バーバーショップ3 リニューアル! 3 6,125,000 44,705,640
6 4 ズートピア

Zootopia
「ズートピア」

Walt Disney
(ディズニー)

9 5,006,000 323,518,489
7 ラチェット&クランク THE MOVIE 1 4,823,000 4,823,000
8 5 メリッサ・マッカーシー in ザ・ボス 世界で一番お金が好き! 4 4,246,715 56,107,840
9 6 バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生 6 3,810,000 325,132,593
10 7 クリミナル 2人の記憶を持つ男

Criminal
「クリミナル 2人の記憶を持つ男」

Summit Entertainment
(KADOKAWA)

3 1,325,000 13,476,167

「ジャングル・ブック」V3。オールスター競演「Mother's Day」は4位に

4月最後の全米ボックスオフィス。先週末は3本の新作がランクインしたが、ディズニー超大作「ジャングル・ブック」が約4240万ドルの興収で首位を守り、V3を果たした。

同作の累計興収は2億5000万ドルを突破し、3億5000万ドル以上の最終興収(グロス)を狙える位置につけている。2位も先週と変わらず「スノーホワイト 氷の王国」。約940万ドルの興収で累計は約3300万ドル。前作のグロスは約1億5500万ドルだったが、今回のグロスは6000万ドル近辺か。

約930万ドルのオープニング興収で3位デビューとなったのは、キーガン=マイケル・キー&ジョーダン・ピール主演の人気TVコメディ「Key & Peele」から派生した猫探しアクション映画「Keanu」。2人組の主人公たちが盗まれた猫を取り戻すためにドラッグディーラーとなって裏の世界に飛び込むが……。共演にウィル・フォーテ、「カリートの道」「トラフィック」のルイス・ガスマンほか。メガホンをとったのはTVシリーズ「Key & Peele」を手がけているピーター・アテンシオ。

ジェニファー・アニストン、ケイト・ハドソン、ジュリア・ロバーツ、ジェイソン・サダイキスら豪華スター競演の群像コメディ「Mother's Day」はオープニング興収約830万ドルで4位デビュー。「ニューイヤーズ・イヴ」「バレンタインデー 」のゲイリー・マーシャル監督が再び手がけた「記念日もの」だったが、レビュー、評価の双方で3作の中で最低のスタートとなってしまった。

その他、初登場7位にはPlayStation用の人気TVゲーム「ラチェット&クランク」を映画化したアニメ「Ratchet & Clank」がランクイン。OP興収は約480万ドルとまったく振るわなかった。

今週末からは、いよいよサマーシーズンに突入。今年もスターターはマーベル作品で、「アベンジャーズ」の内紛を描くアクション超大作「シビル・ウォー キャプテン・アメリカ」が公開となる。

2016年5月2日更新 藤井竜太朗

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