全米映画ランキング : 2009年9月4日~2009年9月6日

全米映画ランキング:2009年9月7日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2009年9月4日~2009年9月6日
(金額・順位は確定前のもの)ロイター提供

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 1 ファイナル・デッドサーキット 3D 2 12,400,000 47,600,000
2 ウルトラ I LOVE YOU! 1 11,200,000 11,200,000
3 2 イングロリアス・バスターズ 3 10,800,000 91,000,000
4 GAMER ゲーマー

Gamer
「GAMER ゲーマー」

LionsGate/Lakeshore
(ショウゲート)

1 9,000,000 9,000,000
5 4 第9地区

District 9
「第9地区」

TriStar
(ワーナー・ブラザース映画、ギャガ)

4 7,000,000 101,300,000
6 3 ハロウィンII

Halloween II
「ハロウィンII」

(ショウゲート)

2 5,600,000 25,700,000
7 6 ジュリー&ジュリア

Julie & Julia
「ジュリー&ジュリア」

Columbia
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

5 5,200,000 78,800,000
8 5 G.I.ジョー

G.I. Joe: The Rise of Cobra
「G.I.ジョー」

Paramount
(パラマウント)

5 5,100,000 139,400,000
9 7 きみがぼくを見つけた日

The Time Traveler's Wife
「きみがぼくを見つけた日」

NewLine/Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

4 4,200,000 54,600,000
10 シンディにおまかせ 2 4,200,000 4,200,000

「ファイナル~」がV2。S・ブロックとG・バトラーの新作は振るわず

レイバー・デイ(労働の日)のため連休となった先週末の全米ボックスオフィスは、前週に引き続き「ファイナル・デッドサーキット 3D」が、3本の新作を退けてV2を果たした。同作の10日間の累計興収は約4760万ドル。最終的には7000万ドルくらいに落ち着きそう。初登場2位はサンドラ・ブロック、ブラッドリー・クーパー共演のラブコメディ「All About Steve」。サンドラ扮する中年女性メアリーが、ブラインドデートで知り合ったケーブルTVのカメラマン・スティーブ(クーパー)に一目惚れ。スティーブのいる全米各所のニュース現場に着いてくるようになる……。共演は「サイドウェイ」「スパイダーマン3」のトーマス・ヘイデン・チャーチ、「ハッスル&フロウ」のD・J・クォールズに名脇役キース・デイビッド。監督はイギリスで経験を積み、本作が長編デビュー作となるフィル・トレイル。4位に初登場となったのはジェラルド・バトラー主演のSFアクション「Gamer」。人間が本物の囚人たちをアバターとして操るマルチプレイヤーオンラインゲームが世界中で流行している近未来。家族を奪われ、精神をも奪われた囚人のケーブル(バトラー)が仲間たちと共に反逆を起こすが……。共演にTVシリーズ「デクスター」のマイケル・C・ホール、「クラッシュ」のクリス・“リュダクリス”・ブリッジス、キーラ・セジウィック。監督は「アドレナリン:ハイ・ボルテージ」のマーク・ネベルダイン&ブライアン・テイラー。近未来版「グラディエーター」といった趣の男性向け作品だったが、フットボールのシーズン開幕と学校の新学期が重なり、まったく振るわなかった。5位「District 9」は、公開4週目で1億ドルの大台を突破。そして10位には、ジェイソン・ベイトマン、ミラ・クニス、ベン・アフレック共演のコメディ「Extract」が滑り込んだ。今週末は、ケイト・ベッキンセール主演のサスペンス「ホワイトアウト」に、ティム・バートン&ティムール・ベクマンベトフ(「ウォンテッド」「ナイト・ウォッチ」)製作のアニメーション「9」などが公開される。

2009年9月7日更新 藤井竜太朗

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