全米映画ランキング : 2008年9月12日~2008年9月14日

全米映画ランキング:2008年9月16日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2008年9月12日~2008年9月14日
(金額・順位は確定前のもの)ロイター提供

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 バーン・アフター・リーディング

Burn After Reading
「バーン・アフター・リーディング」

Focus Features
(ギャガ・コミュニケーションズ、日活)

1 19,400,000 19,400,000
2 The Family That Preys 1 18,000,000 18,000,000
3 ボーダー

Righteous Kill
「ボーダー」

Overture
(日活)

1 16,500,000 16,500,000
4 明日の私に着がえたら 1 10,100,000 10,100,000
5 4 キューティ・バニー 4 4,300,000 42,200,000
6 2 トロピック・サンダー 史上最低の作戦 5 4,200,000 103,000,000
7 3 ダークナイト

The Dark Knight
「ダークナイト」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

9 4,000,000 517,000,000
8 1 バンコック・デンジャラス 2 2,400,000 12,500,000
9 5 トレイター 大国の敵 3 2,100,000 20,700,000
10 7 デス・レース

Death Race
「デス・レース」

Universal
(東宝東和)

4 2,000,000 33,200,000

コーエン兄弟の新作が首位。パチーノ&デ・ニーロ共演作は3位

4本の新作が上位を独占した今週の全米ボックスオフィスは、昨年度のオスカー受賞作「ノーカントリー」のコーエン兄弟による新作「Burn After Reading」がオープニング興収約1940万ドルをあげて首位に立った。同作は元CIAエージェントが書き上げた暴露本のファイルを巡って、スポーツジムの職員やFBIのエージェントが騒動を繰り広げる姿を描いたブラックコメディ。ジョージ・クルーニー、フランシス・マクドーマンド、ジョン・マルコビッチ、ティルダ・スウィントン、ブラッド・ピットら豪華スターが競演。2位はタイラー・ペリーの長編第6作「Tyler Perry's The Family That Preys」。長年友情を育んできた上流階級の白人シャーロットと、労働者階級の黒人アリスの対照的な2人の家庭の問題を描いたホームドラマ。主演はキャシー・ベイツとアルフレ・ウッダード。初登場3位と期待はずれな結果に終わったのは「ヒート」(95)以来となるロバート・デ・ニーロ&アル・パチーノの2大演技派スター共演作「Righteous Kill」。内容は引退間近のニューヨーク市警のベテラン刑事2人が、私刑団と対決するサスペンススリラーだが、批評家からは否定的な意見が多く寄せられている。脚本は「インサイドマン」のラッセル・ジェウィルス、監督はジョン・アブネット。共演はブライアン・デネヒー、ジョン・レグイザモ、ドニー・ウォールバーグら。4位「The Women」は、巨匠ジョージ・キューカー監督が39年に製作した同名作をメグ・ライアン、アネット・ベニング、エバ・メンデス、ジェイダ・ピンケット=スミス共演でリメイクした女性ドラマ。来週はニール・ラビュート監督によるサミュエル・L・ジャクソン主演のサスペンス「Lakeview Terrace」、「宇宙戦争」「インディ4」などで知られる脚本家デビッド・コープがグレッグ・キニア、テア・レオーニ、リッキー・ジャーベイスをキャストに迎えた監督作「Ghost Town」などが公開される。

2008年9月16日更新 編集部

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