全米映画ランキング : 2008年2月22日~2008年2月24日
全米映画ランキング:2008年2月25日発表(毎週月曜日更新)
全米週末興行成績:2008年2月22日~2008年2月24日
(金額・順位は確定前のもの)ロイター提供
順位 | 先週 | タイトル「邦題」/配給(日本配給) | 上映週 | 週末の興収 | 累計興収 | |
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1 | 初 | Vantage Point | 1 | 24,000,000 | 24,000,000 | |
2 | 1 | Jumper | 2 | 12,700,000 | 56,200,000 | |
3 | 2 | The Spiderwick Chronicles | 2 | 12,600,000 | 43,600,000 | |
4 | 3 | Step Up 2 the Streets | 2 | 9,800,000 | 41,400,000 | |
5 | 4 | Fool's Gold | 3 | 6,300,000 | 52,400,000 | |
6 | 5 | Definitely, Maybe | 2 | 5,200,000 | 21,800,000 | |
7 | 初 | Be Kind Rewind | 1 | 4,100,000 | 4,100,000 | |
8 | 7 | Juno | 12 | 4,100,000 | 130,400,000 | |
9 | 6 | 3 | 4,000,000 | 35,500,000 | ||
10 | 12 | There Will Be Blood | 9 | 2,600,000 | 35,000,000 |
「バンテージ・ポイント」がV。J・ブラック&モス・デフ主演のコメディは7位
アカデミー賞授賞式が行われた週末のボックスオフィスは、アカデミー賞俳優2人が出演した「バンテージ・ポイント」がオープニング興収2400万ドルを稼ぎだし、見事首位デビューを果たした。そのタイトル通り、“見晴らしのいい場所”に立った同作は、スペインで起きた米大統領の暗殺事件を8つの視点から描いたサスペンススリラー。批評家受けは芳しくなかったものの、知名度のあるキャストや、現在行われている大統領選を絡めたPRが結果的に功を奏した。出演はウィリアム・ハート、フォレスト・ウィテカーのオスカー俳優2人にデニス・クエイド、マシュー・フォックス、エドガー・ラミレス、シガニー・ウィーバーら。監督はTVドラマ出身のピート・トラビス。808という少ないスクリーン数ながら7位にランクインしたのが、ジャック・ブラック&モス・デフ主演によるコメディ「Be Kind Rewind」。スクラップ工場で働くうちに脳が磁気を帯びてしまった男が、友人が働くビデオレンタル店にあるビデオテープを、その脳の磁気によって壊してしまう。困った2人は、壊してしまった「ゴーストバスターズ」「ロボコップ」「2001年宇宙の旅」といったビデオの中身を自分たちでリメイクするが……。監督は「エターナル・サンシャイン」「恋愛睡眠のすすめ」のミシェル・ゴンドリー。共演はダニー・グローバー、ミア・ファローら。そして、アカデミー賞オリジナル脚本賞を受賞した「JUNO/ジュノ」は公開12週目の今週も8位にランクイン。興収は累計で1億3000万ドルを突破した。来週はウィル・フェレル主演の「Semi-Pro」、クリスティーナ・リッチ主演の「ペネロピ」、そして先のベルリン国際映画祭でも上映されたナタリー・ポートマン&スカーレット・ヨハンソン共演の歴史ドラマ「The Other Boleyn Girl」などが公開される。
2008年2月25日更新 藤井竜太朗