全米映画ランキング : 2008年2月15日~2008年2月17日
全米映画ランキング:2008年2月18日発表(毎週月曜日更新)
全米週末興行成績:2008年2月15日~2008年2月17日
(金額・順位は確定前のもの)ロイター提供
順位 | 先週 | タイトル「邦題」/配給(日本配給) | 上映週 | 週末の興収 | 累計興収 | |
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1 | 初 | Jumper | 1 | 27,200,000 | 33,900,000 | |
2 | 初 | Step Up 2 the Streets | 1 | 19,700,000 | 26,300,000 | |
3 | 初 | The Spiderwick Chronicles | 1 | 19,100,000 | 21,500,000 | |
4 | 1 | Fool's Gold | 2 | 13,100,000 | 42,000,000 | |
5 | 初 | Definitely, Maybe | 1 | 9,700,000 | 12,800,000 | |
6 | 2 | 2 | 8,800,000 | 31,000,000 | ||
7 | 5 | Juno | 11 | 4,600,000 | 124,100,000 | |
8 | 7 | The Bucket List | 8 | 4,100,000 | 81,100,000 | |
9 | 3 | 3 | 3,300,000 | 58,400,000 | ||
10 | 6 | 27 Dresses | 5 | 3,200,000 | 69,900,000 |
「ジャンパー」がV。「スパイダーウィック」は3位デビュー
プレジデンツ・デイ(大統領の日)の連休のため、4本の新作がランクインした今週の全米ボックスオフィス。そんな中、見事首位デビューを果たしたのはヘイデン・クリステンセン&サミュエル・L・ジャクソン主演の「ジャンパー」。同作は一瞬のうちに何万メートルも離れた場所に移動できるテレポーテーション能力を持った青年の活躍を描いたスティーブン・グールドの「ジャンパー 跳ぶ少年」(早川書房刊)を、「Mr. & Mrs. スミス」「ボーン・アイデンティティー」のダグ・リーマンが映画化した製作費8500万ドルのSF超大作。批評家からは酷評されながらも、週末3日間で約2720万ドル、公開日からの累計では約3400万ドルを稼ぎ出し、まずまずのスタートを切った。約1970万ドルの興収で2位に付けたのが学園ダンスドラマ「ステップ・アップ」の続編「Step Up 2 The Streets」。前作から主人公が変わり、舞台も高校からアートスクールへとステップ・アップ。主演は子役出身のブリアナ・エビガン。僅差で3位デビューとなってしまったのは人気子役フレディ・ハイモア主演のファンタジーアドベンチャー「スパイダーウィックの謎」。ニューヨークから郊外にあるスパイダーウィック家の屋敷に引っ越してきた3兄弟が、決して読んではならないという謎の本を開いたことから、妖精との本の争奪戦に巻き込まれていく……。共演はメアリー=ルイーズ・パーカー、デビッド・ストラザーン、ニック・ノルティ。監督は「ミーン・ガールズ」のマーク・ウォーターズ。そして5位デビューとなったのはライアン・レイノルズ&「リトル・ミス・サンシャイン」のアビゲイル・ブレスリン主演のコメディドラマ「Definitely, Maybe」。離婚協定の真っ最中の30代の父親ウィルは、一人娘のマヤから夫婦の馴れ初めを聞きたいとせがまれる。ウィルはマヤに3人の女性との思い出を語りだすが……。共演はレイチェル・ワイズ、アイラ・フィッシャー、エリザベス・バンクス。監督は「姉のいた夏、いない夏」のアダム・ブルックス。
2008年2月18日更新 藤井竜太朗