全米映画ランキング : 2007年10月12日~2007年10月14日

全米映画ランキング:2007年10月16日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2007年10月12日~2007年10月14日
(金額・順位は確定前のもの)ロイター提供

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 Tyler Perry's Why Did I Get Married? 1 21,500,000 21,500,000
2 1 ゲーム・プラン 3 11,500,000 59,500,000
3 アンダーカヴァー

We Own the Night
「アンダーカヴァー」

Columbia
(ムービーアイ)

1 11,000,000 11,000,000
4 22 フィクサー(2007)

Michael Clayton
「フィクサー(2007)」

Warner Bros.
(ムービーアイ)

2 11,000,000 12,100,000
5 2 ライラにお手あげ 2 7,400,000 26,000,000
6 エリザベス ゴールデン・エイジ 1 6,200,000 6,200,000
7 3 キングダム 見えざる敵 3 4,600,000 40,000,000
8 12 アクロス・ザ・ユニバース 5 4,000,000 12,900,000
9 4 バイオハザードIII

Resident Evil: Extinction
「バイオハザードIII」

Screen Gems
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

4 2,700,000 48,100,000
10 5 光の六つのしるし

The Seeker: The Dark is Rising
「光の六つのしるし」

20th Century Fox
(20世紀フォックス)

2 2,200,000 7,100,000

タイラー・ペリーのコメディがV。ジョージ・クルーニー主演作は4位に

今週の全米ボックスオフィスはマルチタレント、タイラー・ペリーが監督・脚本・主演の1人3役を果たした「Why Did I Get Married?」が約2150万ドルを稼ぎ出し、見事首位デビューを飾った。前作「Daddy's Little Girls」(07)では裏方に徹したために好成績とならなかったが、今回は再び出演し、成功を収めたことによって改めて俳優タイラー・ペリーの人気を証明してみせた。初登場3位は今年のカンヌ映画祭のコンペにも出品されたホアキン・フェニックス、マーク・ウォールバーグ共演の「We Own the Night」。「リトル・オデッサ」「裏切り者」と同じく、ロシア移民一家の悲劇を描いたジェームズ・グレイ監督による犯罪ドラマ。共演はロバート・デュバル、エバ・メンデス。4位は拡大公開により先週22位からジャンプアップしてきたジョージ・クルーニー主演の「マイケル・クレイトン(原)」。ニューヨーク最大の法律事務所で、罪の隠蔽を行う掃除人として働くマイケル・クレイトンの人生最大の危機を描いたサスペンス。本年度アカデミー賞候補の呼び声も高い。共演はシドニー・ポラック、ティルダ・スウィントン、トム・ウィルキンソン。監督は「ボーン・アイデンティティー」シリーズの脚本家として知られ、本作でデビューを飾ったトニー・ギルロイ。そして初登場6位は「エリザベス」(98)の続編「エリザベス/ゴールデン・エイジ」。監督、主演は前作に引き続きシェカール・カプールとケイト・ブランシェットのコンビ。共演にジェフリー・ラッシュとクライブ・オーウェンを配し、イギリスの黄金時代を描く。

2007年10月16日更新 藤井竜太朗

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