全米映画ランキング : 2005年9月30日~2005年10月2日

全米映画ランキング:2005年10月4日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2005年9月30日~2005年10月2日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 1

Flightplan
「フライトプラン」

Touchstone
(ブエナビスタ)

3,424 2 15,038,000 46,145,000
2

Serenity

Universal

2,188 1 10,141,000 10,141,000
3 2

Tim Burton's Corpse Bride
「ティム・バートンのコープスブライド」

Warner Bros.
(ワーナー)

3,204 3 9,755,000 32,910,000
4 18

A History of Violence

New Line Cinema
(ムービーアイ)

1,340 2 8,200,000 8,969,000
5

Into the Blue
「イントゥ・ザ・ブルー」

MGM/Columbia
(フォックス)

2,789 1 7,000,000 7,000,000
6 3

Just Like Heaven

Dreamworks

3,543 3 6,100,000 38,396,000
7 5

The Exorcism of Emily Rose

Screen Gems

3,004 4 4,400,000 68,522,000
8 4

Roll Bounce

Fox Searchlight

1,661 2 4,025,000 12,673,000
9

The Greatest Game Ever Played

Walt Disney

1,014 1 3,749,000 3,749,000
10 7

The 40-Year-Old Virgin

Universal

2,552 7 3,110,000 101,396,000

「フライトプラン」V2。V・モーテンセンの新作が4位に浮上

先週に引き続いて、ジョディ・フォスター主演「フライトプラン」が約1500万ドルを稼ぎ出し、首位を守った。だが、現在その内容のため、アメリカの客室乗務員の労働組合(AFA)が配給元のディズニーに抗議、ボイコット運動を展開している。その報道も手伝っての今週のV2と思われるが、このまま数字を伸ばせば、8500万ドルから9000万ドル稼げる見込みだ。2位に入ったのはTVドラマ「Firefly」を基に、TVシリーズ「バフィー/恋する十字架」などの演出を担当していたジョス・ウィードン監督が映画化した、宇宙を舞台に運び屋が活躍するB級スペースオペラ「セレニティ」。興行的にも批評的にもイマイチの出来映え。4位には拡大公開により先週18位からランクアップしたV・モーテンセン主演、D・クローネンバーグ監督の「A History of Violence」。正当防衛でマフィアを殺してしまったダイナーの店主にマフィアの魔の手が迫るという内容で、かなりの高評価を得ている。5位はジェシカ・アルバとポール・ウォーカーが海中に眠る宝を追うトレジャー・ハンターに扮した海洋アクション「イントゥ・ザ・ブルー」。そして、1913年の全米オープンでプロに勝利したアマチュアゴルファーを描いた「The Greatest Game Ever Played」が9位に滑り込んだ。

2005年10月4日更新 藤井竜太郎

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