全米映画ランキング : 2005年10月7日~2005年10月9日

全米映画ランキング:2005年10月11日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2005年10月7日~2005年10月9日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1

Wallace & Gromit: The Curse of the Were-Rabbit
「ウォレスとグルミット/野菜畑で大ピンチ!」

DreamWorks
(アスミック)

3,645 1 16,025,987 16,025,987
2 1

Flightplan
「フライトプラン」

Touchstone
(ブエナビスタ)

3,323 3 10,764,440 60,916,649
3

In Her Shoes
「イン・ハー・シューズ」

20th Century Fox
(フォックス)

2,808 1 10,017,575 10,017,575
4

Two for the Money

Universal

2,391 1 8,703,240 8,703,240
5

The Gospel

Screen Gems

969 1 7,523,571 7,523,571
6 3

Tim Burton's Corpse Bride
「ティム・バートンのコープスブライド」

Warner Bros.
(ワーナー)

3,004 4 6,511,336 42,116,028
7

Waiting...

Artisan/Lions Gate

1,652 1 6,021,106 6,021,106
8 2

Serenity

Universal

2,189 2 5,352,090 18,020,875
9 4

A History of Violence

New Line Cinema
(ムービーアイ)

1,340 3 5,067,000 16,638,684
10 5

Into the Blue
「イントゥ・ザ・ブルー」

MGM/Columbia
(フォックス)

2,789 2 4,830,342 13,903,087

「ウォレスとグルミット」が首位。「イン・ハー・シューズ」が3位

今週の全米ボックスオフィスは、トップ10内に新作が5本も入る混戦となった。そんな中、約1600万ドルの興収で首位デビューを飾ったのが、イギリスの人気クレイアニメシリーズ「ウォレスとグルミット」初の映画化作品「ウォレスとグルミット/野菜畑で大ピンチ!」。だが、3645館という公開規模で1600万ドルという興収は、昨年同時期の「シャーク・テイル」のオープニング興収(約4760万ドル)と比べるとやや期待外れな感もある。監督は「ウォレスとグルミット」の生みの親であり、「チキンラン」も手がけたニック・パークと、本作が長編映画デビューとなるスティーブ・ボックス。3位、4位に入った新作はともにスター勢揃いのドラマとなった。3位の「イン・ハー・シューズ」はキャメロン・ディアス、トニ・コレット、シャーリー・マクレーンが主演、監督は「L.A.コンフィデンシャル」のカーティス・ハンソンという布陣だったが、オープニング3日間の興収は約1000万ドル。4位のアル・パチーノ、マシュー・マコノヒー、レネ・ルッソ主演「Two for the Money」も、3日間で約870万ドルと、ともに振るわなかった。5位「The Gospel」は成功したR&Bシンガーが父親の病気のために帰郷するという黒人向けドラマ。そして7位には「ブレイド3」のライアン・レイノルズ主演のコメディ「Waiting...」が入った。

2005年10月11日更新 藤井竜太郎

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