全米映画ランキング : 2005年9月9日~2005年9月11日

全米映画ランキング:2005年9月13日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2005年9月9日~2005年9月11日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1

The Exorcism of Emily Rose

Screen Gems

2,981 1 30,200,000 30,200,000
2 2

The 40-Year-Old Virgin

Universal

2,976 4 7,901,000 82,310,000
3 1

Transporter 2
「トランスポーター2」

Fox
(アスミック・エース)

3,320 2 7,200,000 30,132,000
4 3

The Constant Gardener

Focus
(ギャガ・コミュニケーションズ)

1,381 2 4,854,000 19,144,000
5 4

Red Eye

Dreamworks

3,076 3 4,600,000 51,303,000
6

The Man

New Line Cinema

2,040 1 4,025,000 4,025,000
7 5

The Brothers Grimm
「ブラザーズ・グリム」

Dimension
(東芝エンタテインメント)

2,750 3 3,314,000 33,265,000
8 7

Wedding Crashers

New Line Cinema

2,181 9 3,225,000 200,025,000
9 6

Four Brothers

Paramount

2,093 5 2,950,000 68,275,000
10 8

March of the Penguins
「皇帝ペンギン」

Warner Independent Pictures
(ギャガ・コミュニケーションズ)

2,403 12 2,525,000 66,865,000

ローラ・リニー主演の悪魔祓い映画が初登場1位!

サマーシーズンも一段落し、秋興行に入った全米ボックスオフィス。今週は、ローラ・リニー、トム・ウィルキンソン共演のサスペンスホラー「エクソシズム・オブ・エミリー・ローズ」が首位に立った。悪霊に取り憑かれた女学生の悪魔祓いをした聖職者が、裁判にかけられるという70年代ドイツで起こった実話を元にしたストーリー。監督は「ヘルレイザー ゲート・オブ・インフェルノ」の監督や「ルール2」、ベンダースの「ランド・オブ・プレンティ」の脚本を手がけているスコット・デリクソン。オープニング3日間の興収は約3010万ドルとかなり好調で、9月の興行では、02年の「メラニーは行く!」、98年の「ラッシュアワー」に次ぐ、歴代3位の成績となっている。6位初登場となった「ザ・マン」は、サミュエル・L・ジャクソン扮する連邦捜査官とコメディー俳優ユージーン・レビー扮するセールスマンの活躍を描くアクション・コメディだが、批評、興行ともに芳しくなく、日本公開はかなり厳しいかも。監督は「いま、そこにある危機」などのジャック・ライアンシリーズのプロデューサー、レス・メイフィールド。また、圏外でロバート・レッドフォード、ジェニファー・ロペス、モーガン・フリーマン共演のドラマ「An Unfinished Life」が、139館で限定公開され、16位にランクイン。監督は「ショコラ」「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」の名匠ラッセ・ハルストレムだが、批評家受けはイマイチ。

2005年9月13日更新 藤井竜太郎

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