全米映画ランキング : 2004年6月18日~2004年6月20日

全米映画ランキング:2004年6月22日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2004年6月18日~2004年6月20日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1

Dodgeball: A True Underdog Story
「ドッジボール」

Fox
(フォックス)

2,694 1 30,070,196 30,070,196
2

The Terminal
「ターミナル」

Dreamworks
(UIP)

2,811 1 19,053,199 19,053,199
3 1

Harry Potter and the Prisoner of Azkaban
「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」

Warner Bros.
(ワーナー)

3,805 3 18,027,466 190,925,253
4 3

Shrek 2
「シュレック2」

Dreamworks
(UIP)

3,306 5 13,941,950 378,623,263
5 4

Garfield
「ガーフィールド」

Fox
(フォックス)

3,150 2 11,340,298 42,357,064
6 2

The Chronicles of Riddick
「リディック」

Universal
(東芝エンタテインメント/松竹)

2,757 2 9,415,155 42,498,480
7 5

The Stepford Wives
「ステップフォード・ワイフ」

Paramount
(UIP)

3,057 2 8,762,198 39,016,446
8 6

The Day After Tomorrow
「デイ・アフター・トゥモロー」

Fox
(フォックス)

2,667 4 8,104,100 167,310,267
9

Around the World in 80 Days
「アラウンド・ザ・ワールド・イン・80デイズ」

Buena Vista
(ヘラルド/ポニー・キャニオン)

2,801 1 7,576,132 10,362,264
10 8

Troy
「トロイ」

Warner Bros.
(ワーナー)

1,303 6 1,778,352 129,031,321

伏兵「ドッジボール」が首位。スピ&ハンクス「ターミナル」は2位

スピルバーグ監督とトム・ハンクスが3度手を組んだ「ターミナル」が封切り。当然のごとく首位デビューと予想されていたが、首位に躍り出たのは、意外な伏兵「ドッジボール」。ベン・スティラーとビンス・ボーン主演のスポーツコメディで、大手スポーツクラブに乗っ取られそうになったローカル・ジムを救うため、ドッジボール大会に出場する若者たちのお話。監督は、本作が長編デビューとなるローソン・マーシャル・サーバー。ちなみに、今年すでに3本あるベン・スティラー主演作品(他は「アロング・ケイム・ポーリー」、「スタスキー&ハッチ」)の中でも最高のオープニング。そして「ターミナル」は、首位とは1000万ドル以上の差で2位に甘んじた。大ヒットを約束された監督・主演コンビの作品だが、批評も芳しくなく、スピルバーグ作品としては珍しく興収1億ドルに届かない可能性が大。3位は順調に数字を伸ばしている「アズカバンの囚人」。4位の「シュレック2」は、ついにメル・ギブソンの「パッション」を抜き、今年1番のヒット作となった。全米歴代でも「ロード~」3部作を抜き去り6位に君臨、「スパイダーマン」(02)のすぐ後につけている。56年の「80日間世界一周」のリメイク、「アラウンド・ザ・ワールド・イン・80デイズ」は9位に登場。シュワルツェネッガー知事の出演がちょっとした話題だが、オープニング興収は約757万ドルとかなりの痛手。

2004年6月22日更新 藤井竜太郎

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